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データ解説 −力士データ表の見方 home 力士top 昭和 平成 現役 ver.1.0 ver.1.2 ver.1.4 ver.1.9 ver.2.0 技リスト スキルリスト |
(平成29年版〜/新・名力士)
サイト10周年を機に大幅にアップデートしたデータ表。しばらく使えそうだと考えていますが、
より理解しやすく、また漏れ、ダブり、曖昧を避けるよう項目の見直しは毎回検討しています。
平成29年度版では、傾向を表す共通項目である「サブチャート」の改変を実施しました。
エッセンスはそのままに、傾向の強さが直感的にわかるようチャート式を採用。
また、精神面など評価基準が曖昧で印象が先行するものは廃止しました。
また、パラメータの合計値で実力が表現できることもある程度担保できるように
なってきたという判断から、サブチャートに「総合値」(平均値)を記載。
毎年評価基準がまったく同じとも限りませんが、参考として前年からの上昇・下降も表記しました。
また、パラメータの大項目に付しているランク(S〜G表記)と数値の関係を変更。
平均に近いC、D、Eに対応する範囲を狭くすることで、より個性が際立つようにしました。
解説欄は、毎年テーマを少しずつ変えて自由に記載していきたいと考えています。
@ 白 鵬 最高位:横綱 モンゴル出身 宮城野部屋 32歳 サンプル | |||||||||
A取り口:本格型 | 型:右差し左上手 | 得意手:寄り、上手投 | B192cm/155kg 長身中肉 | ||||||
体 格 |
A13.0 | 懐 | 14.0 |
<決め技> 左上手投げ6b 左上手出投5c 右四つ寄り6a 小手投げ 4b はたき 4c モロ手突き2c モロ差寄り3c 掬い投げ4c 掛け投げ3c 呼び戻し2d 櫓投げ 1e |
<崩し技> 張り手 3b 巻き替え 5c 上突っ張り3b 極め 3d 廻し切り 5c とったり 5c 右腕返し 4c 内掛け 2e 裾払い 1e まわし切り5b 内無双 2d |
<立合> 張差し 5b 右カチ上げ5b モロ差し 2d モロ手突き2d 左前褌 3c 左上手 2e いなし 2e とったり 2d 猫だまし1e 頭e肩a胸c 手c変化e |
<心> 安定感 短気 投げ多用 マイペ-ス まった じらし 初顔○ スタ-ト○ 息切れ 早熟型 |
<技> 前捌き まわりこみ 膝払い 受身○ 摺足○ 足技 外四つ |
<体> 懐深い ヒザ柔軟 体質柔軟 吸収 粘り腰○ ケガ○ |
重 | 12.5 | ||||||||
力 | B12.0 | 馬力 | 11.5 | ||||||
怪力 | 12.0 | ||||||||
足 腰 |
B12.0 | 安定 | 11.0 | ||||||
粘り | 12.5 | ||||||||
速 | B11.5 | 出足 | 12.5 | ||||||
敏捷 | 11.0 | ||||||||
技 | B12.5 | 技巧 | 12.0 | ||||||
キレ | 13.0 | ||||||||
離 | C10.5 | 突 | 10.5 | ||||||
押 | 11.0 | ||||||||
引 | 11.5 | ||||||||
組 | A13.5 | 寄 | 13.5 | ||||||
投 | 13.5 | ||||||||
極 | 11.0 |
剛○●●■●●●柔 |
型○●●■●●○彩 |
速○○●■●●●理 |
||||||
動○●●■●○○静 |
四●●●■●○○押 |
左○○●■●●●右 |
||||||
V争い |
間合い |
総合値 | ||||||
逃げ | 先行 | 差し | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
12.1↓ |
◎ | △ | △ | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ |
★略歴 15歳で入門。16年夏入幕、18年夏新大関で初優勝、19年横綱昇進。無敵を誇った朝青龍から王座を奪い、以来史上最長級の黄金時代を築いた。その間に打ち立てた記録は数知れず。年間最多86勝を2年連続。史上1位タイの7連覇。双葉山に次ぐ63連勝。休場することなく綱を張り続け、二桁勝利などの連続記録も更新。前人未踏の優勝37回をはじめ、通算記録でも歴代1位を次々塗り替える。27年秋に横綱として初めて休場、28年秋は初めて全休。後続が肉薄してきているが、体調万全なら依然王座は揺るがない。 ★前年 【下降傾向】春から名古屋にかけて33連勝。九州場所で史上3人目の通算1000勝をマーク。稀勢の里の綱取りを跳ね返すなど存在感は十分だったが、優勝2回のほかは、11勝以下。翳りも見える。ここ数年のようなバッシングは少し落ち着いたが、往年の横綱相撲は減り、絶対王者とも言えなくなってきた。 ★当年 【記録更新】通算勝利数で魁皇、千代の富士を射程に捉える。左膝など足腰に不安が覗くが、同年代のライバルたちは復調しており、まだ衰えられない。 |
★取り口 右差し左上手で無敵。王道の右四つの型を持ちながら、器用で技への探求心旺盛。立合い張り手からの肘でのカチあげなど、荒っぽい技が目立つが、鬼に金棒という感じだ。ただ、荒技は勝ちを急いでいるときに出る。雑な張り手、叩きに付け入られることもある。 ★パラメータ・スキル (12.6→12.1)去年より後続との差は詰まった。恵まれた長身、体重こそ平均的だが腰は重く、突き押しも柔らかく受けて力を逃がす。一方で出足、反応などのスピード面も最速クラスだ。膝など下半身に故障が多発したのは心配。寄りに屈する場面も見られるようになった。 |
パラメータ・項目の解説 |
@プロフィール |
まわし:まわしの色。主につけているものが太く、過去につけていたものやたまにつけるだけのものは細い。引退力士は印象の強い順に。 力士名:現在の四股名。引退力士は最も認知度が高いと思われる四股名を採用。 最高位:最高位を表記。 出身地:出身の都道府県、または国。公式による。 所属部屋:現在の所属。引退力士は最終の所属(敢えて前所属等を記載している場合あり) 年齢:現役のみ。同年の大晦日時点での年齢。 |
A戦術 |
(1)取り口 詳しくは→大相撲解体新書-取り口分類 当サイト独自の表現で力士の取り口・タイプを分類。2種類挙げている場合もある。 |
(2)型 得意とする型(組み方、攻める形) (例)左差し右上手、右四ツ両まわし、左前ミツ右ハズ、突っ張り、左おっつけ右のどわ |
(3)得意手 寄り、押し、突押、投げ、上手投、吊り、内掛け、叩きなど、代表的なものを簡潔に公式発表風に表現。 |
B体格 |
身長:1センチ刻み。最新のものから。(引退力士は全盛期のもの) 体重:5キロ刻み。最新のものを参考に、本来の体重に近いものを採用。引退力士は全盛期のもの。 体型:身長体重や見た目を参考に、当サイト独自の定義で体型を分類。 肉付:体の肉の付き方。ソップ-筋肉-中肉-肉厚-超肉厚の順で厚みを表す。 詳しくは→大相撲解体新書-体型 |
Cパラメータ |
T数値の目安 S(-14.5/伝説級)A(14.0-13.0/抜群)B(12.5-11/強烈)C(10.5-9.5/得意)D(9.0-8.0/十分) 数値の高さは、平幕中位での1場所の勝ち星をイメージしてください。 |
U項目(大項目) 勝敗に直結する7つの総合的要素。下位項目以外の要素や相対的な評価を加味。 体格:スケール、重量など体格面の総合値 |
V項目(下位項目) 大項目の各要素に含まれる代表的な要素。絶対評価。すべての要素を網羅するわけではない。 懐 : 懐の深さ、スケールの大きさ。上背だけでなく、リーチや胴の長さなど相手を収める能力の高さ。 |
(1)持ち技 技名 / 成熟度(数字)・頻度(アルファベット) 個別の技のスキル。 詳細→技リストにて (異名が付いた技は、技名に採用している場合がある) 成熟度 7段階。1(未熟)-2(平凡)-3(得意技)-4(妙技)-5(十八番)-6(伝家の宝刀)-7(神業) |
(2)傾向・レベル (傾向・レベルが☆特に強い◎強い○やや強い△やや弱い×弱い)
剛 / 柔 力強さか、緩急か |
(3)V争い/活躍型 横綱大関:優勝争いの展開の得意不得手、関脇以下:活躍の傾向 (◎→○→△→×、無印) |
(4)間合 間合いごとの得意不得意(☆盤石◎絶好○十分△不十分×不得手)
密 :がっぷり四つなど、胸が合って密着している状態。 |
(平成27年版〜)
<新パラメータスタイルについて>
平成17年より公開した力士のデータ表。サイト10周年ということで、大きな改変を加えることにしました。
初年度以来、タイポロジー、サブチャートの採用や、ステータス・技・スキル欄の改良など毎年手を加えてきました。
取り口・間合・体型など「解体新書」で提唱した分析法をフィードバックし、相撲研究の成果を還元。
そして一応の完成を見たのが24年〜のver.1.9でした。
そして今回、ついにパラメータ(能力値)の項目変更に踏み切りました。
形式が変わっても、パラメータの項目だけは同じ10項目を継続してきました。
過去10年および引退力士の比較ができるメリットがあったからです。
ただ、当初からこの10項目には、強さへの影響度の軽重差を感じており改良の必要を感じていました。
また、重量級よりも軽量級に有利な項目が多く、必ずしも合計値の高さが実際の強さに反映するものではありませんでした。
しかし、コンパクトな構成で特徴を表現できており、継続性のメリットを切り捨ててまで変更に踏み切れませんでした。
数値は強さを図るものとしてではなく、特徴を表せればと割り切っていました。
10年の節目にようやく重い腰を上げ、新しいパラメータシステムを考案するにあたり、以下の4つが重要と考えました。
@ パラメータ数値と実力とのリンク
A 各項目間で比較可能
B 一目で能力を把握できる
C 重要な要素をパラメータ化
@を実現するには相対評価を取り入れるのが得策、しかしAを充足するには絶対評価が有効です。
また、Bを満たすには項目を少なくする必要があり、Cのためにはあれもこれも盛り込みたくなります。
このジレンマを解決するため、2階層のパラメータシステムを導入しました。
下位項目は重要な要素を漏らすことなく、以前より詳細にパラメータ化。
絶対評価なので力士間で項目ごとに比較しても違和感がありません。
上位項目(大項目)はコンパクトかつ合計値が実力とリンクするような項目設計に。
下位項目の合計値をベースに、技リストやスキルリストなどを根拠に補正して評価。
結果としてほとんど相対評価のための補正なしで、上位項目の合計値が実力とリンクしています。
@Bを満たす上位項目を、ACを実現した下位項目で支える形で新しいシステムが完成しました。
旧システムの課題だった点をごっそり解決できた点で、乗り換えるに値するものと自己満足しております。
一時的に継続性のメリットがなくなってしまいますが、順次歴代力士もこのver.2に切り替えていきたいと考えております。
この10年で深まった見識を踏まえ、過去の名力士もより深く掘り下げたいと思っています。
ペースは遅いと思いますが、気長にご期待ください。
@ 白 鵬 最高位:横綱 モンゴル出身 宮城野部屋 30歳 | |||||||||
A取り口:本格型 | 型:右差し左上手 | 得意手:寄り、上手投 | B192cm/155kg 長身中肉 | ||||||
C 体 格 |
A14.0 | 懐 | 14.5 |
D
<決め技>
左上手投げ6b 左上手出投5c 右四つ寄り6a 小手投げ 4b はたき 3c モロ手突き2c モロ差寄り3c 掬い投げ 3c 掛け投げ2c 呼び戻し2b |
<崩し技> 張り手 4b 巻き替え 5c 上突っ張り3b 極め 3d 廻し切り 5c とったり 5c 右腕返し 4c 内掛け 2e 裾払い 1e まわし切り5b |
<立合> 張差し 4b 右カチ上げ5b モロ差し 2d モロ手突き2d 左前褌 3d 左上手 2e いなし 2e 頭e肩a胸c 手c変化e |
E
<心>
安定感 じらし 投げ多用 マイペ-ス まった 初顔○ スタ-ト○ 早熟型 |
<技> 前捌き まわりこみ 膝払い 受身○ 摺足○ 足技 外四つ |
<体> 懐深い ヒザ柔軟 体質柔軟 吸収 粘り腰○ ケガ○ 左足首 右ひじ |
重 | 12.5 | ||||||||
力 | B12.5 | 馬力 | 12.0 | ||||||
怪力 | 12.5 | ||||||||
足 腰 |
A14.0 | 安定 | 14.0 | ||||||
粘り | 13.5 | ||||||||
速 | B12.5 | 出足 | 11.5 | ||||||
敏捷 | 11.0 | ||||||||
技 | B13.5 | 技巧 | 12.5 | ||||||
キレ | 14.0 | ||||||||
離 | C10.5 | 突 | 10.5 | ||||||
押 | 10.5 | ||||||||
引 | 11.0 | ||||||||
組 | A14.5 | 寄 | 14.0 | ||||||
投 | 15.0 | ||||||||
掛 | 10.0 |
F活躍 |
攻め手 |
精神 |
間合い |
||||||||||||||
安定 | 大勝 | 殊勲 | 速攻 | 遅攻 | 豪快 | 緻密 | 型 | 対応 | 安定 | 胆力 | 気力 | 冷静 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | △ |
★略歴・近況 16年入幕、19年横綱昇進。絶対王者朝青龍の壁を破り、以来長期安定政権を築いた。その間に打ち立てた記録は数知れず。年間最多勝86勝を2年連続、7連覇は史上1位。双葉山に次ぐ63連勝もマークした。一時ほどの圧倒的な実力差はなくなり、日馬富士、鶴竜の昇進は許したが、存在感は群を抜く。むしろこれから挑む大横綱の通算記録更新に向け、3横綱体制は負担が軽減されて追い風かもしれない。 ★27年展望・続報 いよいよ大鵬の優勝32回の金字塔を超える日が来た。名実ともに最強横綱の称号を手にする。3月で30歳の大台に乗るが、大きな衰えは見られない。横綱昇進以来休場がない頑丈さも武器だ。 |
★取り口解説 右差し、左上手を取っての寄り、上手投げで圧倒する。左の張り、右のカチ上げで相手の出足を止めて組み止めるのが常套手段だが、相手も右差し、左上手は警戒してくることが多い。それでも素早い巻き替え、とったり気味の小手投げ、懐の深い守りで打開。離れてもリーチのある突っ張りで寄せ付けず、引き技も余裕がある。 ★攻略法 変化はそうそう通用しないが、すぐに十分の形を作らせなければ焦れることがある。荒っぽい張り手やまともな叩きを誘えば、出足次第で窮地に追い込める。それでも土俵際で踏ん張られたり、かわされたりするのが大半。立ち合いの張り差しを恐れず、当たり勝って主導権を握りたい。豪栄道は攻略の糸口を見出した感があり、稀勢の里以上にキラーとなりそう。 ★パラメータ・スキル解説 相手の攻めを吸収するとも言われる柔らかい受けが特徴。目方はそれほどなくても多少の不利も余裕をもって立て直せる守りは史上最強級。出足の相撲ではないが、その気になれば寄り身も鋭い。反応の良さも小兵力士に引けを取らない。以前に比べやや冷静さを欠く場面が目立つのが玉に傷。 |
パラメータ・項目の解説 |
@プロフィール |
まわし:まわしの色。主につけているものが太く、過去につけていたものやたまにつけるだけのものは細い。引退力士は印象の強い順に。 力士名:現在の四股名。引退力士で改名した場合は最高位か最終、もしくは最も親しまれた四股名を採用。 最高位:最高位を表記。 出身地:出身の都道府県、または国。公式による。 所属部屋:現在の所属。引退力士は最終の所属。 年齢:現役のみ。同年の大晦日時点での年齢。 |
A戦術 |
(1)取り口 詳しくは→大相撲解体新書-取り口分類 当サイト独自の表現で力士の取り口・タイプを分類。2種類挙げている場合もある。 |
(2)型 得意とする型(組み方、攻める形) (例)左差し右上手、右四ツ両まわし、左前ミツ右ハズ、突っ張り、左おっつけ右のどわ |
(3)得意手 寄り、押し、突押、投げ、上手投、吊り、内掛け、叩きなど、代表的なものを簡潔に公式風に表現。 |
B体格 |
身長:1センチ刻み。最新のものから。引退力士は全盛期のもの。 体重:5キロ刻み。最新のものを参考に、本来の体重に近いものを採用。引退力士は全盛期のもの。 体型:身長体重や見た目を参考に、当サイト独自の定義で体型を分類。 肉付:体の肉の付き方。ソップ-筋肉-中肉-肉厚-超肉厚の順で太さを増す。 詳しくは→大相撲解体新書-体型 |
Cパラメータ |
T数値の目安 S(15/伝説級)A(14.5~13.5/最強クラス)B(13~12/抜群。大関級)C(11.5~10/優れている。三役クラス)D(9.5~8/幕内で十分通用) 数値の高さは、平幕中位での1場所の勝ち星をイメージしてください。 |
U項目(大項目) 勝敗に直結する7つの総合的要素。下位項目以外の要素や相対的な評価を加味。 体格:スケール、重量など体格面の総合値 |
V項目(下位項目) 大項目の各要素に含まれる代表的な要素。絶対評価。すべての要素を網羅するわけではない。 懐 : 懐の深さ、スケールの大きさ。上背だけでなく、リーチや胴の長さなど相手を収める能力の高さ。 |
D持ち技リスト |
(1)持ち技 技名 / 成熟度(数字)・頻度(アルファベット) 個別の技のスキル。 詳細→技リストにて (異名が付いた技は、技名に採用している場合がある) 成熟度 7段階。1(未熟)-2(平凡)-3(得意技)-4(妙技)-5(十八番)-6(伝家の宝刀)-7(神業) |
(2)立合い技 立合いに繰り出す技。上記と同様に評価。 |
E特性 (その力士の特徴を示すような異名はそのまま採用している場合がある) |
(1)心 精神面に関する特殊能力。バイオリズム、成長タイプなども。 |
(2)技
取り口、技術的な面での特徴、癖。技とまで言えない細かな得意テクも拾う。 |
(3)体 身体に関する特殊能力。体の部位は故障、持病を持っていることを示す。 |
Fサブチャート |
(1)活躍タイプ どのような活躍をするか。(傾向・レベルが◎特に該当○該当△やや該当 無印:該当なし)
安定/大勝/キラー 大崩れしにくい/ハマれば二桁/上位を食える |
(2)攻め手のレベル・傾向 (傾向・レベルが☆特に強い◎強い○やや強い△やや弱い×弱い)
速攻 / 遅攻 速攻、理詰めの攻め、それぞれのレベル |
(3)精神面の特徴 (傾向・レベルが☆特に強い◎強い○やや強い△やや弱い×弱い)
安定 安定感。大崩れや連敗のしにくさ。 |
(4)間合 間合いごとの得意不得意(☆盤石◎絶好○十分△不十分×苦手)
密:がっぷりなど、胸が合って密着している状態 |
(平成24年版〜)
<データ表の変遷>
17年より公開したこのサイトのパラメータ表示法。毎年マイナーチェンジを重ねてきた。
17年の開始当初がバージョン1.0。17年をベースにした引退力士用(1.1)、まわしの色を追加した(1.15)。
上記はスキル欄が2つだけで技の数も少ないシンプル版だ。
バージョン1.2は、技の表示数を2つ増やして最大18に。スキルも心技体の3つに。
タイポロジーを採用して特徴をわかりやすくした。
「相撲解体新書」で提唱した「間合い」や「取り口」の分類をデータに反映。
マイナーチェンジのつもりだったが、振り返ってみると大きなバージョンアップだった。
その後これをベースに徐々に洗練していった。
19年は複雑すぎたタイポロジーをシンプルに再編。「得意の形」と「まわしの色」を追加した。
20年からはパラメータ表の下の解説欄を整理した。
解説欄は三段表示は維持したまま、毎年違うテーマで彩っている。
20年はシンプルさを追求、合口を調べて得意不得意を分析した。
21年は相手視点から攻略法を論じたり、廻し、四股名等に言及したりと詳細に書いた。
22年からタイポロジーがより直感的になって復活。
独自基準の数字を廃し、間合を漢字で表現、得意不得意も☆○×などを使って、初めて見た方もわかるようにした。
そして24年の改良で、改良を重ねたこの形式は完成された。<ver.1.9>
初めてパラメータの数値にも手を加え、0.5ポイント刻みに。
新たに「体格」の分類法をデータに追記。
ヴィジュアル面でも手を加え、項目も一目でわかりやすく。機種を問わず安定して表示されるようした。
今後<ver2.0>を作るとすれば、パラメータ項目の変更だろう。
ここに手を加えると過去との比較ができなくなるため、難しいところだが、いつかしなくてはならない課題。
早い段階で矛盾も感じていたため、早めに着手したいところである。
<サンプル>
@ 白 鵬 最高位:横綱 モンゴル出身 宮城野部屋 28歳 | |||||||||
A取り口:本格型 | 型:右差し左上手 | 得意手:寄り、上手投 | B192cm/155kg 長身中肉 | ||||||
C 重 |
B13.0 | 寄 | A14.0 |
D左上手投げ5a 左上手出投4c 右四つ寄り5a 小手投げ 4c はたき 2c モロ手突き2c モロ差寄り3c 上突っ張り2b 右腕返し 3c |
掛け投げ2c 引きつけ4b 張り手 3b 巻き替え 4c 掬い投げ3c 極め 2d 廻し切り 4c とったり 3c 吊り落とし2e |
<立合> 張差し 3b 右カチ上げ3b モロ差し 2d モロ手突き2d 左前褌 2d 左上手 1e 頭d肩b胸c 手b変化e |
E<心> 安定感 勝負強い じらし 尻上がり 投げ多用 まった 早熟型 |
<技>
前捌き まわりこみ 膝払い 受身○ 摺足○ 足技 外四つ |
<体> 懐深い 足腰柔軟 体質柔軟 粘り腰○ 腰痛 左足首 左ひじ |
力 | B12.5 | 押 | C11.0 | ||||||
速 | C11.0 | 投 | A14.0 | ||||||
技 | B12.5 | 粘 | B12.5 | ||||||
バ | B13.0 | ス | C10.0 |
F間合い |
||||
密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
速攻 | 遅攻 | 柔 | 剛 | 猛攻 | 堅守 | 型 | 対応 | パワー | テク | 闘志 | 沈着 | 安定 | 大勝 | キラー |
○ | ◎ | ☆ | ○ | ○ | ◎ | ☆ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
パラメータ・項目の解説 |
@プロフィール |
まわし:まわしの色。主につけているものが太く、過去につけていたものやたまにつけるだけのものは細い。引退力士は印象の強い順に。 力士名:現在の四股名。引退力士で改名した場合は最高位か最終、もしくは最も親しまれた四股名を採用。 最高位:現役は現在の地位だが必ずしも最新とは限らない。()内は最高位(現役のみ)。引退力士は最高位 出身地:出身の都道府県、または国。公式による。 所属部屋:現在の所属。引退力士は最終の所属。 年齢:現役のみ。満年齢ではなく、同年の大晦日時点での年齢。 |
A戦術 |
(1)取り口 詳しくは→大相撲解体新書-取り口分類 当サイト独自の表現で力士の取り口・タイプを分類。2種類挙げている場合もある。 |
(2)型 得意とする型(組み方、攻める形) (例)左差し右上手、左前ミツ右ハズ、上突っ張り、左おっつけ右のどわ |
(3)得意手 寄り、押し、突押、投げ、下手投、上手投、吊り、内掛け、叩きなど、代表的なものを簡潔に表現。 |
B体格 |
身長:1センチ刻み。最新のものから。引退力士は全盛期のもの。 体重:5キロ刻み。最新のものを参考に、本来の体重に近いものを採用。引退力士は全盛期のもの。 体型:身長体重や見た目を参考に、当サイト独自の定義で体型を分類。 肉付:体の肉の付き方。見た目の細い順に筋肉‐中肉‐肉厚。 詳しくは→大相撲解体新書‐体型 |
Cパラメータ |
T数値の目安 A(15~14/相撲史上でも抜群)B(13.5~12/かなり優れている)C(11.5~10/優れている。三役クラス)D(9.5~8/幕内で十分通用) 1〜15の数値は、1場所の勝ち星とリンクさせてイメージしてもらいたい。※23年までは1刻み、24年から0.5刻み |
U項目 1.重: 目方をもとにするが、腰の重さを強く加味しているため軽量力士でも意外と低くない場合もある。 |
D技リスト |
(1)持ち技 技名 / 成熟度(数字)・頻度(アルファベット) 個別の技のスキル。 詳細→技リストにて (異名が付いた技は、技名に採用している場合がある) 成熟度 5段階。1(未熟)-2(普通)-3(得意)-4(十八番)-5(伝家の宝刀) 頻度 5段階。a(ほぼ毎番出す技)-b(良く見る技)-c(持ち技)-d(たまに出る/隠し技)-e(封印/弾みでやった技) |
(2)立合い技 立合いに繰り出す技。上記と同様に評価。 当たる場所を「頭・肩・胸・手・変化」に分けて、全力士共通で設定。頻度(a〜e)を示している。 |
Eスキルリスト (その力士の特徴を示すような異名はそのまま採用している場合がある) |
(1)心 精神面に関する特殊能力。バイオリズム、成長タイプなども。 |
(2)技
取り口、技術的な面での特徴、癖。技とまで言えない細かな得意テクも拾う。 |
(3)体 身体に関する特殊能力。体の部位は故障、持病を持っていることを示す。 |
Fサブチャート |
(1)間合 間合いごとの得意不得意(☆絶好◎絶好○十分△不十分×苦手)
密:がっぷりなど、胸が合っている状態 |
(2)傾向・タイプ (傾向・レベルが☆特に強い◎強い○やや強い△やや弱い×弱い 無印:傾向なし)
速攻 ‐ 遅攻 速攻、理詰めの攻め、それぞれのレベル |