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二所一門 出羽一門 立浪一門
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突っ張りを武器に長く活躍して鉄人と呼ばれた元関脇寺尾。
小結 豊真将(敢5技2) ■四股名の特徴・その他 師匠の現役名から「寺尾」、「尾」がつく力士が目立つ。四股名とは言え苗字を弟子につけるのは異例。 ■歴史 鉄人寺尾 兄・逆鉾と同時関脇や同時三賞も飾り、平成初期には三役に定着した。細身ながらも回転の早い突っ張りで上位を苦しめた。大関候補から脱落してもなかなか衰えず、幕内在位は93場所を記録した。平成14年に引退後は井筒部屋付きを経て16年1月から独立した。 豊真将の快進撃 部屋開設直後、年齢制限ギリギリで入門した豊真将は、埼玉栄から日大とエリートコースを進みながら病気で挫折していたが、運命的に錣山部屋の門を叩いた。ブランクをものともせず2年あまりで一気に入幕。その後も三賞常連となり、印象的な活躍とともに所作の美しさでも注目されて、師匠同様人気力士となった。不思議と三役には縁がなかったが、23年にようやく辿り着いた。
豊真将のスピード出世で「部屋初」は次々マークされたが、これに続く力士は出ず。豊真将もはや30歳を過ぎて、第二の関取誕生が待たれる。現在では、モンゴル出身の青狼が最も近い。力士は多いだけに競争環境にはある。
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