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24年までの平成相撲史を各場所振り返る取組がようやくひと段落した。5年弱を要した。
途中で方向転換もしながらもまとまった形で整理できたと思う。
時に劇的な誇張表現で、時に淡々と。各場所ごとに思い入れが違うから、自然と強弱がついた。

さて、折角分析しながら220余りの場所をレビューしたので、そのデータを基に総合ランキングを作ろうと思う。

しっかり締めて、昭和史研究に移りたいと思う。

元年〜3年 4年〜6年 7年〜9年 10年〜12年 13年〜15年 16年〜18年 19年〜21年 22年〜24年


場所ランキング<平成元年〜24年>

@各項目上位

ドラマチック部門
@AAA 4年初 貴花田が史上初の10代優勝。停年の叔父・二子山理事長から賜杯。
永遠のライバル・曙との手に汗握る優勝争い。
  14年秋 武蔵丸相星決戦制す。8場所ぶり出場で奇跡的復活の貴乃花に雪辱。両者最後の千秋楽。
BAA 3年夏 世紀の一番に敗れ千代の富士電撃引退。旭富士が14連勝の小錦を逆転。
  元年名 ついに実現。千代の富士、脱臼、不幸を乗り越え、北勝海との同部屋横綱決定戦制す。
  13年夏 貴乃花最後の優勝。膝の故障抱えながら武蔵下し鬼の形相に、首相も感動。
  11年初 千代大海大逆転初優勝。楽日若乃花との死闘三番。九重と二子山の因縁対決を制す。
  5年初 ライバルが昇進賭けて相星決戦。曙横綱、貴花田大関へ同時昇進。
  5年名 貴は横綱、若は大関目指して息詰まる優勝争い。同期巴戦となって曙が圧勝。
  22年九 白鵬63連勝でストップ。しかし立ち直って決定戦制す。
  10年九 琴錦、7年ぶり2度目の平幕優勝。引退覚悟の場所で劇的復活。乱世を呼び込む。
  14年初 栃東逆転、全階級制覇。2組目の親子優勝。51年組三つ巴の争いの末、楽日大海を連破。
  16年夏 朝青龍、35連勝止められた北勝力に決定戦でリベンジ。新入幕白鵬がアシスト
24年夏 史上初の平幕決定戦。制したのは37歳旭天鵬。稀勢、栃煌目前で苦杯、和製力士優勝ならず

 

 

ハイレベル部門
@AA 24年名 平成唯一の全勝楽日決戦。大関日馬富士が白鵬破り、ライバルに名乗り。
  16年春 4人が11連勝、激しい争いの末に朝青龍が連続全勝優勝。13勝以上が4人。
AA 6年名 武蔵丸全勝で初優勝。13日目の決戦に敗れた若乃花、14勝も届かず。
  24年春 白鵬、怪物を退け全勝V。把瑠都1差及ばずも大関昇進。
  元年初 3連続全休明け北勝海が復活優勝。本割で追いつき14勝の旭富士、綱取りへ痛恨のV逸。
  21年夏 日馬富士初優勝。両横綱と14日目まで1敗以内で争い、決定戦で白鵬に借り返す。
  3年夏 14連勝の小錦を逆転。旭富士綱初優勝で意地見せる。
  13年初 貴乃花が2年半ぶり復活優勝。14連勝止められるも、天敵武蔵に雪辱。
  21年初 引退危機の朝青龍が14連勝、4連覇狙う白鵬が並ぶも決定戦に勝ちガッツポーズ。
  8年初 貴ノ浪初優勝。貴乃花との同部屋決定戦、かわず掛けの奇手披露。
  9年九 貴ノ浪、再び貴乃花との同部屋決戦制す。14日目武蔵丸との1敗対決制し勢い。
  24年秋 再び楽日決戦。日馬富士が1差の白鵬返り討ち、連続全勝で綱取り成功。
  16年夏 新大関白鵬、初優勝賭け14勝同士で決定戦。本割敗れた関脇雅山を下す。
  7年春 曙1年ぶり優勝。貴との1敗相星決戦制す。2大関も12勝と最後まで争う。
  6年秋 貴乃花全勝も綱取り異例の否決。関脇武双13勝の他、終盤まで大関陣粘る。
  18年名 朝青龍14連勝で優勝決める。2敗猛追の白鵬、楽日1差とするも綱取り見送り。

 

 

白熱の争い部門
@AAA 3年春 一進一退の争いは、横綱、大関、関脇の巴戦へ。史上唯一の4回戦突入。
  5年名 楽日本割大熱戦の末、63春同期の巴戦。曙が若貴兄弟を圧倒し、同時昇進ならず。
BAA 8年九 貴不在の場所は、11勝で5人の決定戦。実力者ぞろいで読めない全く展開に。
  9年春 2場所後に4人で決定戦。不調の貴が勝ち抜いて逆転優勝。
  6年春 猛烈な潰し合いの末4人が3敗で千秋楽、曙が3貴をなぎ倒す。
  24年夏 稀勢連敗で未曾有の混戦に。優勝未経験の3人が並んで楽日、平幕決戦へ。
  4年春 2敗に4人並んで千秋楽、次々敗れて大関相星決戦に。
GA 10年夏 11日目でトップ10人の大混戦。粘った若乃花が連続優勝で兄弟横綱へ。
  7年初 追う新横綱貴乃花、14日目1差武蔵、楽日相星曙、決定戦武蔵と下し逆転優勝。
    ほか多数

A総合・その他

アルファベットは、ドラマ・レベル・白熱度の順

バランス部門
AAA 8年初 貴ノ浪初優勝。14勝同士で同部屋決定戦。大技で驚きの結末。
AAA 13年初 貴、武蔵、ハイレベルな並走。千秋楽連戦、劇的に貴復活。
AAA 7年春 曙、貴乃花の相星決戦。曙が雪辱し1年ぶりの優勝。二強時代の期待。
AAA 21年夏 日馬富士が初優勝。モンゴル勢3人の激しい争いは最終盤まで。
AAA 24年秋 日馬連続全勝で綱取り成功。前場所白鵬と全勝同士、今度は全勝と1敗で対決。
AAB 元年初 北勝海の復活優勝。旭富士と1敗で決定戦。
ABA 9年夏 曙がライバルに一矢報いる逆転優勝。2年ぶりに制して感無量。
BAA 9年九 貴ノ浪2回目の優勝。激しい争いを乗り越えて決定戦、再び貴乃花破る。
ABA 12年九 曙11回目の賜杯。2横綱5大関を圧倒して大旋風の琴光喜振り切る。最後の土俵に。
ABA 20年初 出場停止明け朝青龍と白鵬が1敗で相星決戦。白鵬、力相撲制し意地の3連覇。
AAB 21年初 朝青龍が決定戦で白鵬破る。本割惨敗何のその。引退危機跳ね返しガッツポーズで物議。
AAB 22年春 白鵬、把瑠都が全勝街道。直接対決制しそのまま逃げ切る。一人横綱の貫録。
AA/A/B 22年九 白鵬63連勝でストップ。謹慎から復帰の平幕豊ノ島との1敗決定戦に快勝。
ABA 24年春 2年ぶりの春。大関取り鶴竜から白鵬が楽日ヒヤヒヤ逆転。光った鶴竜の技能。

 

ヒストリー部門  そのとき、歴史は動いた。
  2年春 千代、1,000勝達成も10勝どまり。巴戦、霧島大関昇進。長い独走時代に翳り。
3年名・秋 琴富士、琴錦が連続平幕優勝。
大乃国も引退、両横綱が8勝6敗同士で対戦。ポスト千代時代は戦国へ
  5年名 曙が巴戦で若貴圧倒。戦国時代は曙を若貴が追う形で終結。
6年九 貴乃花、休場明けの曙下し30連勝で横綱へ。
  8年秋 貴乃花全勝で4連覇。他の横綱大関を引き離す。
  10年九11年初 平幕琴錦の優勝で「5人組」の賜杯独占が6年ぶりに破られる。
翌場所は千代大海が制し5年ぶりの新大関誕生。上位盤石の時代を突き崩す。
  11年秋・九 武蔵丸連覇。秋は安芸乃島を武蔵川包囲網で退け、若乃花に引導渡す。
九州は相星決戦、右腕で貴乃花沈める。二子山から武蔵川へ覇権交代。
  12年九 20世紀最後の一番は外国勢対決。曙が有終の美を飾る。
  15年初 貴乃花引退、朝青龍横綱昇進。
  15年九
16年初
九州で武蔵丸力尽き、初場所一人横綱朝青龍が初の全勝で黄金時代幕開け。
ハワイ勢が姿消し、モンゴル全盛時代へ。
  18年春 朝青龍、白鵬の決定戦。白鵬大関へ。2強の時代が到来。
  22年初 朝青龍史上3位25回目の優勝も場所中に事件起こし引退。1人横綱白鵬、連勝記録始まる。
     

アンチヒストリー部門  時計の針を戻すかのような場所

  2年九 休場明け千代の富士5場所ぶり31回目の優勝。世代交代の流れに抗う。
4場所全休の大乃国も10勝で踏みとどまる。
  12年名 曙、3年ぶり優勝。ケガも引退勧告も乗り越えて独走V。7年ぶり年間最多勝も獲得。
12年春 若乃花引退の場所、武蔵川勢7連覇を阻んだのは斜陽の二子山部屋・32歳幕尻貴闘力。
  16年秋 魁皇2年ぶりの賜杯。朝青龍時代に最後の抵抗。
  18年初 朝青龍の史上最多7連覇、止めたのはカド番大関栃東。長らく日本勢最後のVとなる。
  21年初 引退危機の朝青龍が復活の14連勝。決定戦で白鵬を破る。

 

ワースト部門
CCD 2年初 13日目で千代V30。大乃国進退賭けるも8勝で大怪我。綱取り小錦ら大関陣も自滅。
CCD 4年秋 横綱不在。3大関大不振。貴花田がほぼ無風で2度目の優勝。
CCD 5年秋 横綱曙が連覇も全勝は逃す。若貴も大差つけられ関脇も伸びず。
CCD 17年春 黄金の締め込みの朝青龍が独走。27連勝で止まるも余裕の優勝。
CCD 18年秋 朝青龍が圧勝。昇進お預けの白鵬、雅山は2けたに届かず。
CCD 19年初 朝青龍が4連覇で20回目の優勝。5大関歯が立たず、平幕が追うのみ。

 

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