昭和名力士
金 剛 関脇 <左四つ寄り・投げ> 二所ノ関 184/115 | ||||||||
重 | E06 | 寄 | D09 |
右前褌寄り3a 左四つ寄り2b 下手投げ 3c 拝み寄り 3c 上手出投げ2d 外掛け 2d 左ハズ押し2c 右上手投げ2c |
右おっつけ2b
張り手 1c モロハズ 2c 掬い投げ 2d 引きつけ 3a 左おっつけ2c
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<立合>
左差し 3b 右前褌 2b 右おっつけ2c ぶちかまし2c 張差し 2d 頭b 肩a 胸d手d変化e |
<技・体>
前傾○ 食い下がり 筋肉質
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<心>
早熟型 チャンス○ ホラ吹き |
力 | C10 | 押 | E07 | |||||
速 | C11 | 投 | C10 | |||||
技 | D09 | 粘 | B12 | |||||
バ | C10 | ス | C10 |
巧みな弁舌で盛り上げた人呼んで「ホラ吹き」金剛
目立った活躍は多くなかったが、50年7月は一世一代の大活躍で、アレヨアレヨという間に平幕優勝を勝ち取った。
二所ノ関継承のため27歳であっさり辞めてしまった。理事として実力を発揮。
鷲羽山 関脇 <突っ張り・右差し> 出羽海 172/110 | ||||||||
重 | F05 | 寄 | E07 |
突っ張り 3b いなし 3b モロ差寄り3c 上手投げ 3c 肩透かし 3c はねあげ 2c モロハズ 3b 突き落とし3b |
打っ棄り
2d 蹴返し 3d 掬い投げ 3c 吊り 2d 巻き落とし2d 右おっつけ2b 外掛け 2d |
<立合>
前褌 2a 右差し 3b モロハズ2c かっぱじき3b 足取り2e 頭a 肩c 胸e手c変化d |
<技・体>
敏捷 重心低い 速攻 まわりこみ
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<心>
気迫 |
力 | E07 | 押 | D09 | |||||
速 | B13 | 投 | D09 | |||||
技 | B12 | 粘 | B12 | |||||
バ | B12 | ス | C10 |
激しい動きの鷲羽山
ちびっ子旋風巻き起こす。三賞8回、小柄ながら息の長い活躍。
のち出羽海を襲名し、ナンバー2として協会運営に尽くした。
富士櫻 関脇 <突き押し> 高砂 178/140 | ||||||||
重 | E06 | 寄 | E06 |
突っ張り 4a 左ハズ押し4b のどわ 3b いなし 3c はねあげ3c モロ手突き3c おっつけ 3c 上突っ張り3c |
突き落とし3b
はたき 2c モロハズ 3c 左差し寄り2d 突きつけ 1d
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<立合>
モロ手突き3a モロハズ 2c ぶちかまし2c 突き落とし2e のどわ 2c 頭b 肩d 胸e手a変化e |
<技・体>
回転○ 重心低い 首痛
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<心>
上位キラ- ムラッ気 ツラ相撲 晩成型 長持ち 天覧○ |
力 | E07 | 押 | B12 | |||||
速 | C11 | 投 | E06 | |||||
技 | D09 | 粘 | D09 | |||||
バ | D09 | ス | D09 |
突き押し一筋・富士桜
天覧相撲での麒麟児との突っ張り合いは語り草
上位に嫌がられ、9つもの金星。長く若手の壁になった。
麒麟児 関脇 <突き押し> 二所ノ関 182/145 | ||||||||
重 | E07 | 寄 | E07 |
突っ張り 4b のどわ 3b 上突っ張り4a ハズ押し 3d いなし 3b はたき 3c モロ差寄り2c 突き落とし3b |
モロハズ
2c
張り手 2c 上手投げ 2d はねあげ 2d 腕返し 1d
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<立合>
モロ手突き3a カチアゲ 2c 突き落とし3d いなし 2c 出し投げ1e 頭b 肩c 胸d手a変化c |
<技・体>
回転○ 変化技○ まわりこみ
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<心>
気迫 長持ち ツラ相撲 天覧○ |
力 | E07 | 押 | C11 | |||||
速 | C10 | 投 | E07 | |||||
技 | D09 | 粘 | D09 | |||||
バ | D09 | ス | D09 |
突っ張りの麒麟児
若々しい相撲で長く幕内を務め、7年ぶりの三賞を残して引退。
黒姫山 関脇 <突き押し> 立浪 184/155 | ||||||||
重 | D09 | 寄 | D08 |
突っ張り3b のどわ 4b モロ手突き3c おっつけ 3d ハズ押し2d 突き落とし3c ぶちかまし3c 右突き放し3c |
おっつけ3b
突きつけ 2c 腕返し 3c 出し投げ2d 吊り 2d はたき 3b
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<立合>
ぶちかまし5a モロ手突き2d おっつけ 2c ハズ押し 2d かっぱじき3d 頭a 肩e 胸e手c変化d |
<技・体>
D−51 額広い 二の矢 出足 速攻 後の先 変化技○
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<心>
上位キラ- 立合い○ 研究熱心 |
力 | C10 | 押 | B13 | |||||
速 | C10 | 投 | E06 | |||||
技 | E07 | 粘 | E07 | |||||
バ | E07 | ス | E07 |
突進機関車・デゴイチ黒姫山
大きな額でのぶちかましで上位陣を苦しめ、金星6、殊勲賞4回。
真っ向勝負、馬力のイメージに似合わぬ曲者ぶりも見逃せない。
蔵 間 関脇 <左四つ寄り・突っ張り> 時津風 188/135 | ||||||||
重 | D08 | 寄 | D09 |
左四つ寄り3b 突っ張り 3b 右上手投げ3c 吊り寄り 2c おっつけ 2c 左腕返し 2c ハズ押し 2c 吊り 3b |
掬い投げ
3c
左突きつけ2c 巻き替え 2c 外掛け 2d 引きつけ 2c
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<立合>
モロ手突き2d 左差し 2c 右上手 2c 張差し 2d
頭c 肩b 胸c手b変化e |
<技・体>
体質柔軟 懐深い 腰痛
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<心>
善戦マン 慎重 人気 |
力 | D09 | 押 | D08 | |||||
速 | D08 | 投 | D09 | |||||
技 | D08 | 粘 | D08 | |||||
バ | D08 | ス | C10 |
左四つの型を持つスケールの大きな花形力士
昭和天皇はじめ周囲から大きな期待を集めたが、上位に善戦しながら最後に力負けすることが多かった。
解説者としても人気を集めたが早逝したのは惜しまれる。
出羽の花 関脇 <右四つ投げ> 出羽海 186/125 | ||||||||
重 | E07 | 寄 | D08 |
上手投げ3b 上手出投げ3b 左前褌寄り3c 小股 4d 拝み寄り3b 右前褌投げ3c 引き付け3c おっつけ2c はたき 2c |
右腕返し2c はねあげ2c 巻き落とし2d 小手投げ 2e モロ差寄り2d 下手投げ 2d ひねり 2d 突き落とし3c |
<立合>
右差し 2a 左前褌 2c 出し投げ2d いなし 2d 左上手 1e 頭b 肩a 胸d手d変化d |
<技・体>
前傾○ 鉄のツメ 足腰硬い
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<心>
晩成型 上位キラ- |
力 | B12 | 押 | E06 | |||||
速 | D08 | 投 | C10 | |||||
技 | B12 | 粘 | D08 | |||||
バ | D08 | ス | E07 |
当時角界1、2を争う握力と技能を武器に活躍した大学相撲出身力士
長身ながら前褌取っての出し投げ、小股掬いの妙技があった。
鉄の爪を持つと恐れられた怪力での引き付けが武器。
30歳ごろが全盛期で三役定着、朝潮らと競い大関へあと一歩まで迫った。
栃赤城 関脇 <右まわし投げ> 春日野 180/135 | ||||||||
重 | E07 | 寄 | E07 |
右小手投げ3b 掛け投げ 4b 逆とったり4c 右上手投げ3d 腕捻り 3d 突き落とし2d 掬い投げ 2d 右下手投げ3b |
裾払い 3b
小股 2c 突きつけ 2d 首投げ 2d 右おっつけ2d ひねり 2d とったり 3c 突っ張り 2c |
<立合>
右差し 3a けたぐり 3e 右おっつけ2c モロ手突き2e とったり2e 頭e 肩a 胸e手d変化d |
<技・体>
土俵際 右半身 足癖 足腰柔軟 足首痛
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<心>
サ-カス相撲 強引 上位キラ- つっかけ まった 投げ多用 早熟型 |
力 | D09 | 押 | D08 | |||||
速 | C10 | 投 | B12 | |||||
技 | D09 | 粘 | C11 | |||||
バ | A14 | ス | E07 |
「サーカス相撲」で輪湖時代を盛り上げた超個性派力士
セオリー離れした奇想天外な変則技で上位を散々苦しめた。
1場所3金星を2回も記録したが、晩年は怪我に苦しんで幕下に低迷していた。
巨 砲 関脇 <右四つ寄り> 大鵬 183/145 | ||||||||
重 | D08 | 寄 | D08 | 前褌寄り 3a
上手出投げ3a 左おっつけ3a 右四つ寄り2d 拝み寄り 2c 右腕返し 2c 左上手投げ2c モロ差寄り3d 右おっつけ |
内無双
2d
肩透かし 2d 上突っ張り3c 引き落とし3c とったり 1e 腕返し 2c たぐり 3c 小手投げ 2c 巻き替え 2d |
<立合>
ぶちかまし2c モロ差 2c のどわ 3b はたき 2b いなし 2c 八艘飛び1e 頭b 肩b 胸a手d変化d |
<技・体>
まわりこみ 前傾○ 変化技○ 前捌き 挟みつけ
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<心>
慎重 長持ち 上位キラ-
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力 | C10 | 押 | E07 | |||||
速 | D08 | 投 | C10 | |||||
技 | C10 | 粘 | D09 | |||||
バ | D09 | ス | D09 |
大鵬部屋の最高傑作。
体は大きくなかったが、技能のある実力者として昭和の終わりに三役で活躍
金星10個、平成まで幕内を務めた。
多賀竜 小結 <右四つ寄り投げ> 鏡山 178/140 | ||||||||
重 | E06 | 寄 | D08 |
右前褌寄り3b 上手出投げ4b 左上手投げ3b 下手出投げ3c おっつけ 3d ハズ押し2d 突き落とし2d ぶちかまし2d はたき 3b |
ひねり 3b
突きつけ 2c 腕返し 3c 右四つ寄り2c いなし 2d 掬い投げ 2c モロ差寄り2d
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<立合>
ぶちかまし2b 前褌 2c 右差し 2c 右おっつけ2c モロ差し 1d 頭a 肩b 胸e手d変化e |
<技・体>
重心低い 前捌き 速攻
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<心>
勝負強い ムラッ気 |
力 | D08 | 押 | D08 | |||||
速 | C10 | 投 | D09 | |||||
技 | C10 | 粘 | D09 | |||||
バ | D08 | ス | D08 |
元横綱柏戸の鏡山部屋から出た三役力士。
黒船小錦を押さえて、蔵前国技館最後の覇者に。
両国国技館最初の場所では北の湖に引導を渡す大役を果たした。
益荒雄 関脇 <右四つ寄り・投げ> 押尾川 188/120 | ||||||||
重 | E06 | 寄 | C10 |
右下手投げ3c 吊り寄り 3b モロ差寄り3d 前褌寄り 3b 引き付け 2c 出し投げ 2c 外掛け 3d 蹴返し 2d |
引き付け3d
投げ寄り 2c モロ手突き2d 巻き替え1c はたき 2c 左おっつけ2c 小手投げ 2d 突っ張り 2c |
<立合>
前褌 3a ぶちかまし2c 右差し 2c モロ差し2d 左上手 2d
頭b肩c胸e 手c変化d |
<技・体>
速攻 足腰硬い 差し身 右半身 右膝痛 食下がり
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<心>
上位キラ- 強引 早熟 ムラッ気 エレベータ 人気
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力 | D09 | 押 | E07 | |||||
速 | B12 | 投 | D09 | |||||
技 | D09 | 粘 | C10 | |||||
バ | D09 | ス | D08 |
昭和最後の名関脇。
長身細身、色白の体でスピード溢れる取り口。まさに「白いウルフ」
昭和62年の旋風は鮮やかに記憶されるが、ヒザの故障を繰り返し、全盛期は短かった。