現役力士パラメータ

平成18年 

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三役常連

上位陣 back 外国勢

琴光喜 雅山 旭天鵬 玉乃島 若の里


 

  琴光喜  関脇 <右下手寄り・投げ・押し> 佐渡ヶ嶽  30  182/151
 型4対応3 速攻4遅攻3 間合1 沈着2堅守1柔軟2直線1 スピード・堅牢型   
C10 C10
右下手投げ4b
上手投げ  3b
掬い投げ 4c
下手出投げ4c
モロ差寄り 3c
モロ手突き2c
上手出投げ2d
ハズ押し 3b
右差し寄り 3d
切り返し 2d
とったり  2d
肩透かし  3d
内無双   2e
突き落とし2d
吊り     1e
おっつけ  2b
はたき    3c
はね上げ 2b
<立合>
体当たり  4a
モロ手突き2d
カチ上げ 2c
いなし    2d
ぶちかまし 2d
上手   2d
頭d肩c胸a
手d変化d
<心>
チャンス×
ムラッ気
まった
スタート○
息切れ
御当所×
慎重
壊し屋
<技>
差し身
まわりこみ
速攻

      
<体>
体質柔軟
両肘痛
 

      
C10 C10
B12 C11
C11 C10
C10 C11

 本来の持ち味はバチーンと響く体当たりからのモロ差し速攻、素早い動きでの押し。しかし四つになるとかなり慎重で、上手を引いても得意の下手を取るまでは動かない。取ったら取ったで長引くことも多い。先輩のF1琴錦とミスター1分琴ノ若の両面を持っている。下手投げなど右下手からの芸が中心だったが、最近は上手からの技も多くなっている。あえて右上手を狙って速攻の右上手投げも見せるなど、幅は広い。かつてのライバル朝青龍とは20場所連続対戦して20連敗の屈辱。モロ差しを許したり、後ろに付かれたりとらしくない負け方が目立つ。稽古場では琴欧州にもまだまだ劣らない実力者。4度も13勝を挙げた実績からすれば、次の大関として当然の一番手である。

 

  雅 山  大関 <突き押し・なまくら四つ> 武蔵川  29  188/182
 型5対応3 速攻3遅攻2 間合4 気力2攻勢2剛健1変幻1 突き押し・撹乱型      
B12 D08
上突っ張り4a
突き落とし3b
のどわ  3c
はたき  3b
モロ手突き3c
ハズ押し 3c
いなし  3b
引き落とし3b
おっつけ 3c
がぶり寄り2c
モロ差寄り1d
張り手  2d
廻し切り  2c
二丁投げ 2e
小手投げ 2e
極め       1d
掬い投げ 1d
巻き替え1e
<立合>
ぶちかまし3a
おっつけ 3b
左前褌 2d
左差し  2d
はたき  3d
いなし 2e
頭a肩e胸d
手e変化d 
<心>
チャンス○
突っかけ
安定感
まった
大関キラ-
2段階成長
壊し屋
 
<技>
土俵際
変化技○
まわりこみ

 

<体>
前掛り
足腰硬い
内股
左足首痛

        

      
C10 B12
E07 E07
D08 D09
E06 E07

  「新平成の怪物」と騒がれた頃は突き押し・左四つ・右四つ何でも取れる万能(半端)相撲だったが、故障、陥落後は、迷った末に突き押し一本に絞った。やや前掛りになって、細かいながらも重みのある突っ張りは、格下には取りこぼさず、大関陣にも嫌がられる。ただ突っ張りで決めるよりも、いなし叩きを交えてその効果を高めている。むしろ叩きの方が、タイミングの良さと重みで驚異か。土俵際の突き落としは若い頃からの武器。綱取りを狙う栃東を2場所連続で破るなど、自らもヒールに徹する気構えだ。相撲を楽しむ境地に達している。それどころか昨年は関脇で3場所連続9番、今年の春は三役で2ケタ勝ち、大関陣にも互角以上にとっているのだから、自ら大関返り咲きを果たす可能性もある。

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三役常連

上位陣 back 外国勢

琴光喜 雅山 旭天鵬 玉乃島 若の里

 

 

  旭天鵬  関脇 <なまくら四つ・寄り> 大島 32 191/151
 型2対応3 速攻2遅攻4 間合0 沈着2堅守2柔軟2直線2 本格・スケール型    
C10 C10
左四つ寄り3a
上手投げ  3c
右四つ寄り3a
小手投げ 2d
はたき   3c
掬い投げ 2c
モロ差寄り2d
吊り寄り  2d
突き落とし2c
吊り  2d
投げ寄り  2c
うっちゃり 2d
巻き替え 2c
引きつけ  2c
引き落とし2b
下手投げ2c
がぶり寄り2c
渡しこみ 1d
<立合>
カチ上げ2b
張差し   2b
左差し  2d
張り上手2d
左上手  2d
はたき 2d
頭e肩b胸b
手c変化d 
<心>
慎重
まった
晩成型
 
<技>
がっぷり○
外四つ○
土俵際

        

 

<体>
懐深い
リーチ長
体質柔軟
腰高
ケガ○

        

      
C10 E06
D08 D09
D08 D08
D08 C10

  モンゴル相撲経験がなく、日本的な本格派の相撲を取る長身力士。国籍取得で名実ともに日本人となった。懐の深さに頼った引き技が目立っていたが、貴乃花を破った寄り身を磨き、胸を合わせての四つ相撲を自分の物とした。決まり手の半分ほどは寄り切りである。左四つ右四つは未だにはっきりしないが、がっぷり胸を合わせて上手を取れば、朝青龍からも2金星。慎重すぎる面があり、せっかくがっぷりの形になっても勝機を逸してしまうことも多々あるが、一方で逆転技も備えていて、調子と星が比例しない。そのためか2ケタ勝っても印象が弱く、三賞を見送られることも少なくない。やや力が落ちてきたかと思われたが、昨年後半から盛り返して、難なく三役に名を連ねている。

  

  玉乃島  関脇 <左四つ寄り・押し> 片男波 29 189/157
 型4対応2 速攻3遅攻3 間合2 気力2攻勢2剛健2直線2 怪力・押し相撲型   
D09 C10
右おっつけ4a
左四つ寄り3b
のどわ    3c
突っ張り   2c
ハズ押し 3b
左掬い投げ2c
はたき  3b
引き落とし2c
外掛け  2d
左腕返し  2c
はねあげ  3b
右前褌寄り2d
突き落とし 2c
左おっつけ2c
裾払い 1e
首投げ 1e
モロ手突き2c
しぼり 2c
<立合>
ぶちかまし3b
左差し   2d
のどわ  2c
カチ上げ 2c
張差し   1e
       
        
頭a肩c胸d
手c変化e 
<心>
強行
ムラッ気
突っかけ
引き癖
上位キラ-
 
<技>

 


        

        
 

 

<体>
前傾
右足首痛
右肩脱臼
気迫
腰痛
B12 C10
D08 D08
D08 D09
E07 D09

    腕力の強さを活かした右からのおっつけが強烈。左を差して出る形が一番安定しているが、前かがみで下から押し上げる押し相撲にも定評があり、最近は千代大海にも押し勝っている。やはり立合いのぶちかましの威力が強い分、自らは前傾姿勢を保ったまま前へ出ることができる。ただ押し込めないと、簡単に引いて自滅する場面も。これは苦手栃東戦でよく見られる。地力はあるが、休場こそしないが足首や肩などの故障が多く、なかなか三役には定着できない。初場所では序盤肩を痛めながら、強行出場。腕が使えないなら足を使え、とばかり外掛けの妙技を見せたりと気迫で7勝まで持っていったのは見事だった。

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三役常連

上位陣 back 外国勢

琴光喜 雅山 旭天鵬 玉乃島 若の里

 

  若の里 関脇 <なまくら四つ・寄り> 鳴戸 30  184/158
 型3対応3 速攻1遅攻4 間合1 沈着1堅守1剛健2変幻1 怪力・本格型   
C10 C11
掬い投げ 4b
がぶり寄り3b
モロ差寄り3c
上手投げ 3c
小手投げ 3c
突き落とし3b
おっつけ 2b
引き落とし2d
はたき  3c
腕返し   2c
巻き替え  2d
モロ手突き2d
廻し切り   1c
投げ寄り  2d
吊り        2e
引きつけ 3b
はねあげ 2c
腰投げ   1e
<立合>
カチ上げ3a
張差し 1c
モロ差し 2b
上手  2c
いなし2d
 
頭d肩a胸a
手d変化e 
<心>
上位キラ-
チャンス×
強引
慎重
引き癖
晩成型
壊し屋
<技>
土俵際
差し身
 
<体>
立ち腰
アゴ上り
右大腿痛

        

        

      
B12 D08
D09 C10
C10 D09
C10 C10

    もっとも大関に近かった男。がっちりした固太りの体形で、怪力。しかし魁皇のように上手を取って投げ飛ばすことはそんなに多くない。カチ上げから四つに組みとめての寄り切りが主体。一見、上手相撲に見えるが、差しての技が巧く、モロ差し速攻や、掬い投げに本領を発揮する。土俵際の突き落としも強烈である。3年間も三役に連続在位。上位にも通用し、安定した成績を残すが、意外と大勝ちできないタイプで、12勝以上がない。大関取りの場所や優勝争いに加わった場所で露呈する勝負弱さが残念。取り口も、焦って強引に出て逆転されたり、消極的になったりともったいない負け方が多い。上がってくる頃はケガにたたられていたが、暫くは頑丈に土俵を務めていた。昨年は遂に三役から陥落、さらに9月の故障で幕尻から出直し。本調子でないとは言え当然の連続2桁で、心機一転復活を期す。

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