現役力士データ
2019年(平成三一年)
元気なベテランと世代交代図る新鋭に挟まれて劣勢の中堅世代。逆襲なるか。
基本データ |
四股名、最高位等の基本的なデータ 年齢はその年の誕生日後のもの(12/31基準)。 取り口:相撲の取り方を独自の分類で表記(「解体新書」参照) 型 :得意とする形 得意技:公式のものに近い表記で 体格 :身長は1cm刻み、体重は5kg刻みで掲載前後の平均的なもの。体格分類は「解体新書」参照 |
パラメータ
持ち技リスト 特性 |
パラメータ 15〜1(0.5刻み)で表示。(上位項目はランクを併記。29年から基準変更) |
サブチャート | ■傾向 ●の数が指向の強さを表す。 (相撲ぶりは剛か柔か、型を徹底するか多彩な取り口か、速攻かじっくり理詰めか、 気性・取り口は動か静か、四つに徹すか突き・押しに徹すか、四つの左・右の傾向) ■V争いの展開(上位陣のみ)/活躍の傾向は、 得意・傾向が強い順に、< ○、△、×、無印>で示す。 ■間合い:密 (密着した状態。がっぷり胸を合わせた状態) 接 (廻しには手がかかるが、胸は合わせていない状態。向付、半身など) 近 (体は接しているが廻しには掛からない距離。押し合い、前さばきの応酬) 離 (体が離れ、突っ張りに適した距離) 遠 (遠距離。前掛かりに腕を伸ばして届く距離) 得意とする順に、☆>◎>○>△>×で示す。 ■総合値:パラメータの平均値。矢印は前年との比較(0.1以内の微増減は「→」とする) |
解説 | 略歴・前年評価・当年期待(31年1月時点) / 取り口・パラメータとスキルに関するコメント |
正 代 最高位:関脇 熊本出身 時津風部屋 27歳 | |||||||||
取り口:技能型 | 型:左差し/右差し | 得意手:寄り | 183cm/160kg 中型肉厚 | ||||||
体 格 |
C 9.5 | 懐 | 10.0 |
<決め技> 両差し寄り4b 右差し寄り3c 左差し寄り2c 掬い投げ4b 小手投げ2d 下手投げ3c うっちゃり2d 上手投げ2d 突き落とし3b モロ手突き3c |
<崩し技> 巻き替え 2c 左腕返し 3b おっつけ 1d はねあげ 4c 極め 2d 上手出投げ1d 吊り 1e 切り返し1e |
<立合> 体当たり3b 両差し 3a 左差し 3c 右カチ上2c 頭d肩d胸a 手e変化e |
<心> 帳尻 勝ち運 |
<技> 差し身 掬い差し 出足早 俵伝い |
<体> 上体柔軟 立ち腰 吸収 顎上がり |
重 | 9.5 | ||||||||
力 | D 8.5 | 馬力 | 8.5 | ||||||
怪力 | 8.5 | ||||||||
足 腰 |
D 9.0 | 安定 | 8.5 | ||||||
粘り | 10.0 | ||||||||
速 | E 7.5 | 出足 | 7.5 | ||||||
敏捷 | 8.0 | ||||||||
技 | D 9.0 | 技巧 | 9.5 | ||||||
キレ | 8.0 | ||||||||
離 | E 7.5 | 突 | 7.0 | ||||||
押 | 7.5 | ||||||||
引 | 8.5 | ||||||||
組 | C 9.5 | 寄 | 9.5 | ||||||
投 | 9.5 | ||||||||
極 | 7.5 |
剛○○●■●●●柔 |
型○●●■●○○彩 |
速○○●■●●○理 |
||||||
動○●●■●●○静 |
四●●●■●○○押 |
左●●●■●●○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.6→ |
△ | △ | △ | ◎ | ○ | △ | × | × |
★略歴 大学2年次に学生横綱。その後も主要大会で活躍したが、4年次にタイトルはなく前相撲からの出世。序ノ口、幕下で優勝。十両手前では番付運に恵まれず時間を要したが、負け越し知らずで関取に。十両では11勝、13勝(優勝)と本領を発揮し2場所突破。新入幕の28年初場所では二桁勝って敢闘賞。上位に挙がっても大崩れすることなく、九州の11勝で2度目の敢闘賞を得て、29年初場所は史上2位のスピード新関脇。ただ、その後は停滞し、平幕で推移している。 ★前年 【平幕停滞】停滞の一年。大崩れもしないが、平幕上位でなかなか勝ち越せず。上位キラーぶりもあまり発揮できなかった。 ★当年 【三役復帰】浮上のきっかけがなかなかつかめない。強みを見せつけて、まずは2年ぶりの三役復帰を。 |
★取り口解説 胸で当たって両腕で下から掬うようしての寄り。差し手を嫌った相手が起きたところに圧力をかけて前に出る。横綱大関相手でも構わず胸を出しての両差し狙いだったが、立ち合いはともかく展開の中で前傾で取る場面は増えてきた。差し手はどちらかといえば左の方が得意で、右はカチ上げ気味に当たることもある。左右の掬い投げが強く、下がりながらでもうまく回って逆転を呼び込む。 ★パラメータ・スキル解説 (8.8→8.6→8.6)懐が深く、重そうな恵まれた体格、に見えるが数字の上では至って平均的な体格なのは不思議。胸を出すので一気の出足に持っていかれることもあるが、のけぞりながらも柔らかく受けてあてがう。機を見て逆襲の寄り、押しで前に出る攻めの速さもあり。勇み足や不戦勝の多い、勝ち運の持ち主でもある。 |
遠 藤 最高位:小結 石川出身 追手風部屋 29歳 | |||||||||
取り口:正攻法型 | 型:左四つ右前褌 | 得意手:寄り、押し | 184cm/145kg 中型中肉 | ||||||
体 格 |
E 7.5 | 懐 | 7.5 |
<決め技> 右上手投げ4b 右前褌寄り4a 両差し寄り3c 上手出投げ3b 左下手投げ2d 突っ張り 3c 突き落とし3c モロ手突き2d 外掛け 2d 引き落とし2c |
<崩し技> 左腕返し 3b 引きつけ 2b まわし切り2c はたき 2d 左突きつけ2b たぐり 1d おっつけ 3b 左ハズ押し3c ひねり 2d 巻き替え 2d |
<立合> 右前褌 3b 左差し 3b 張差し 3c 右おっつけ2b モロ手突き2d ぶちかまし2c カチ上げ 2c 左固め 2d 頭b肩c胸d 手d変化e |
<心> 上位キラ- 尻上がり スロ-スタ-ト 対速攻× 連敗癖 マイペ-ス 人気 強行 |
<技> 左堅い 前さばき 俵伝い 出足早 |
<体> 体質柔軟 足腰柔軟 すり足○ バッタリ 右足首 左足首 左ひざ ケガ× |
重 | 7.5 | ||||||||
力 | E 7.5 | 馬力 | 8.0 | ||||||
怪力 | 7.5 | ||||||||
足 腰 |
E 7.5 | 安定 | 7.0 | ||||||
粘り | 8.5 | ||||||||
速 | D 8.5 | 出足 | 9.0 | ||||||
敏捷 | 8.5 | ||||||||
技 | C10.5 | 技巧 | 10.5 | ||||||
キレ | 10.5 | ||||||||
離 | D 8.5 | 突 | 9.0 | ||||||
押 | 8.5 | ||||||||
引 | 7.5 | ||||||||
組 | C 9.5 | 寄 | 9.5 | ||||||
投 | 9.5 | ||||||||
捻 | 9.0 |
剛○○●■●●●柔 |
型●●●■●○○彩 |
速○●●■●●○理 |
||||||
動○●●■●○○静 |
四●●●■●●○押 |
左●●●■○○○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.5→ |
○ | △ | △ | ◎ | △ | △ | × |
★略歴 日大4年時に2冠を達成し、幕下10枚目格付出。幕下は2場所、十両では14勝で優勝して1場所で通過。4場所目で新入幕という史上初の快挙で、一躍スターとなる。26年初場所は、夏は新横綱鶴竜から初金星と三役も目前だったが、膝の故障などで停滞。十両落ちも経験したが、復活傾向にはある。 ★前年 【新三役】初場所鶴竜から金星、春場所は自身4度目の前頭筆頭で、2大関を破って連続9番。悲願の三役昇進を決めた。期待された新三役の場所は上腕二頭筋を切って途中休場。再出場も白星つかず。ケガからの復活で一つの目標には達したが、やはり怪我との縁は切れなかった。秋には上位に戻るが今度は大敗。 ★当年 【上位定着】三役の壁は破ったが、またもケガで勢いに乗り切れなかった。体調万全なら、役力士にも十分通用することは証明済み。若手の台頭としぶといベテラン上位陣に挟まれながらも、持ち味を発揮して上位で踏ん張ってもらいたい。 |
★取り口 左四つで右の浅いミツを引く形が最も良く、引きつけ、土俵際の詰めも秀逸。型の美しさに華を感じる。左がさせなくても右差しでも腕の返しが良く、左おっつけから二本差して出る取り口も増えてきた。突っ張りの形も良く、有利に組むため、もしくは押し込んでおいて、素早い回転でとどめを刺すときに使う。立ち合いは低く当たって左差し右前褌狙いを基本に、おっつけや突っ張りへと展開する。 ★パラメータ・スキル (8.5→8.4→8.5)技能面には定評があるが、振られたり外されたりしての逆転負けが散見される。足の怪我が続いていたが、手術した左足首の状態は改善。課題と言われる馬力も向上し速攻が冴え始めた。立合いで押し込む場面も増えている。 |
貴ノ岩 最高位:前頭二 モンゴル出身 千賀ノ浦部屋 29歳 | |||||||||
取り口:正攻法型 | 型:左四つ右前褌、突張り | 得意手:押し,投げ | 181cm/150kg 平均中肉 | ||||||
体 格 |
E 7.5 | 懐 | 7.5 |
<決め技> 右上手投げ3b 上手出投げ3b 右前褌寄り3c 左前褌寄り2c 下手出投げ3d 上突っ張り3c はたき 3b 下手投げ 3c 掬い投げ 3c うっちゃり 2d 二枚蹴り 1d |
<崩し技> 左おっつけ2b 右おっつけ2c 張り手 3b のどわ 2c まわし切り4c 巻き替え 2c 投げ寄り 2d 外掛け 2b 裾払い 1d 切り返し 1d 吊り 1d |
<立合> ぶちかまし3b 右前褌 3b 左前褌 2d 体当たり 2c 張差し 2d 左ハズ 2b 右おっつけ2b はねあげ1d 頭a肩c胸d 手d変化e |
<心> 番付運× ムラッ気 寸前× ツラ相撲 チョン立ち 逆境○ 挑発 |
<技> ヒザ送り 足癖 まわりこみ |
<体> 足腰柔軟 前掛り 左足首 |
重 | 8.0 | ||||||||
力 | D 8.0 | 馬力 | 8.0 | ||||||
怪力 | 8.5 | ||||||||
足 腰 |
D 8.5 | 安定 | 8.0 | ||||||
粘り | 9.5 | ||||||||
速 | D 9.0 | 出足 | 8.5 | ||||||
敏捷 | 9.5 | ||||||||
技 | D 8.5 | 技巧 | 8.0 | ||||||
キレ | 9.5 | ||||||||
離 | D 8.0 | 突 | 8.5 | ||||||
押 | 8.0 | ||||||||
引 | 8.0 | ||||||||
組 | D 8.5 | 寄 | 8.5 | ||||||
投 | 9.0 | ||||||||
掛 | 9.0 |
剛○●●■●○○柔 |
型○●●■●●○彩 |
速○○●■●●○理 |
||||||
動●●●■●○○静 |
四○○●■●●○押 |
左○●●■●●○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.3→ |
○ | △ | ◎ | △ | ○ | × |
★略歴 鳥取城北高への留学を経て入門。1年で幕下上位まで進出したが一時停滞。故障で三段目落ちしたが、復帰してから一気に関取まで走った。番付運も悪く十両突破に1年半かかったが、26年初場所で新入幕。貴乃花部屋初の生え抜き幕内力士となる。しばらく十両との往復ののち、28年から上位にも進出、29年初場所は白鵬から初金星を挙げて殊勲賞。遅咲きの花の蕾が開きかけていたが、同年秋場所後、3横綱らとの宴会中に暴行を受け頭部裂傷。横綱日馬富士が引退に追い込まれ、自身へもモンゴルでは批判の声が上がるなど、心身ともに苦境に立たされた。ようやく30年春に復帰。徐々に復調し、幕内へ戻ってきたが... ★前年 【電撃引退】九州から2場所全休。幸い力士生命に影響するものではなく、救済措置で十両下位に留められて夏場所から復帰。励ましの声援を浴びながら、徐々に本来の実力を発揮し始めて、秋には再入幕し10勝を記録。中位に戻った九州では、足首の不調で力を発揮できなかったが、翌年には上位復帰も十分可能と見られた。ところが、場所後の巡業先で付け人への暴力が発覚。角界が暴力追放に取り組む中、きっかけとなる事件の被害者が加害者となってしまったことで、厳しい視線が集まった。重い処分が予想される中、早々に自ら責任を取って引退を発表した。 |
★取り口解説 右四つ得意だが、組んでも離れても、左四つでも取れる万能型。おっつけなどで押し込みながら四つに組んで勝負するが、そのまま突き押しで前に出ることも。得意の形がはっきりしないが、左四つで右の浅い上手を取る形も良く、多彩な技が出る。 ★パラメータ・スキル解説 (8.2→8.4→8.3)万能型で、体格的にも平均的。左右への体の開きは鋭く、張り手を交えた激しい取り口も見せる。ブランクの影響もあり、腰の重さなどは戻り切っておらず、回復途上だった。 |
千代大龍 最高位:小結 東京出身 九重部屋 30歳 | |||||||||
取り口:馬力型 | 型:突き・叩き | 得意手:突き、押し | 181cm/190kg 巨漢中肉 | ||||||
体 格 |
C10.5 | 懐 | 7.0 |
<決め技> 右突き放し5a モロ手突き4c 左突き放し3b はたき 4a 引き落とし5a のどわ 3c 突っ張り 3b 上手投げ 2b 上手出投げ2d 左四つ寄り2d 掬い投げ 2d |
<崩し技> 左カチ上げ4c はねあげ2c 下手ひねり2d 吊り 1e 網打ち 1e ぶちかまし2d 両差し寄り1d 極め 1d うっちゃり1e 巻き替え1e 蹴返し 1e |
<立合> 体当たり 5b 左カチ上げ5a 右突き放し4b モロ手突き3c ぶちかまし2e 張り手 2d はたき 3c 頭e肩b胸b 手c変化c |
<心> 引き癖 強引 調整× ツラ相撲 上位キラ- |
<技> 電車道 呼び込み 変化技○ |
<体> 体質硬い バタ足 つきひざ 左肩 右足首 粘り腰× ケガ× |
重 | 12.0 | ||||||||
力 | B11.5 | 馬力 | 12.5 | ||||||
怪力 | 9.0 | ||||||||
足 腰 |
F 6.0 | 安定 | 6.0 | ||||||
粘り | 6.5 | ||||||||
速 | E 7.0 | 出足 | 7.5 | ||||||
敏捷 | 6.5 | ||||||||
技 | D 8.0 | 技巧 | 7.0 | ||||||
キレ | 9.0 | ||||||||
離 | C10.5 | 突 | 10.5 | ||||||
押 | 10.0 | ||||||||
引 | 10.5 | ||||||||
組 | E 6.5 | 寄 | 6.5 | ||||||
投 | 6.5 | ||||||||
捻 | 7.5 |
剛●●●■○○○柔 |
型○●●■●○○彩 |
速●●●■●○○理 |
||||||
動●●●■●○○静 |
四○○●■●●◎押 |
左○○●■●○○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.6↑ |
△ | △ | △ | × | △ | ○ | ◎ | △ |
★略歴・近況 九重部屋には珍しい大卒力士で、幕下15枚目格付出しで入門。春場所が中止、待たされたデビュー場所で途中休場と多難なスタートだったが、すぐに立ち直り1年で入幕した。連続二桁で上位に進出した25年春は2大関と横綱日馬富士を3連破。名古屋で2つめの金星、九州では技能賞を獲って26年には新三役と順調だったが、相次ぐケガや病気に見舞われ三度十両に落ちるなど低迷。ようやく29年後半から巻き返し、三役にも復帰。 ★前年 【三役復帰】数場所上位に定着し、3枚目で迎えた初場所は中日まで不戦勝の1つしか白星がなかったが、豪栄道を突き出してトンネルを抜けると後半1敗しかせず勝ち越し、三役復帰。自身2度目の小結は4勝に終わるなどなかなか勝ち越せなかったが、上位で馬力が通用するようになって、一発のある嫌な力士として存在感を高めた。秋には復活目指す稀勢の里に土をつけ、5年ぶりの金星を獲得。サーモンピンク?の締め込みも見慣れてきた。 ★当年 【金星増加】上位には確実に警戒されている。ややずらされたりもするが、予想を上回る体当たりで、また一泡吹かせたい。 |
★取り口解説 左胸で当たりつつ強烈にカチ上げる立ち合いが武器。この当たりで起こしてのモロ手突きで圧倒、もしくはいきなりの叩きで決める。二の矢で足が送れるときは速攻が決まるが、不調時は大きく弾いた相手に足が追い付かず自滅も。 ★パラメータ・スキル (7.6→8.3→8.6)糖尿などで一時しぼんだが、一転激太りして190キロにも達した。圧力増してかつての立合いカチ上げ気味に弾き飛ばす破壊力が戻った。動きもそんなに悪くなったようには見えないが、相変わらず「つき膝」をしてしまうのは、下半身の安定感の無さ。 |
千代の国 最高位:前頭筆頭 三重出身 九重部屋 29歳 | |||||||||
取り口:攪乱型 | 型:突っ張り・叩き | 得意手:突き、押し | 181cm/140kg 軽量筋肉 | ||||||
体 格 |
E 6.5 | 懐 | 7.0 |
<決め技> のどわ 4a 突っ張り 4a 突き落とし3c モロ手突き3c はたき 4a 引き落とし5a 上手投げ 4b 上手出投げ2d 左四つ寄り2d 掬い投げ 2d 両差し寄り1d |
<崩し技> 右突き放し4b ハズ押し 3c 左カチ上げ3c はねあげ2c 下手捻り2d 吊り 1e 網打ち 1e ぶちかまし2d うっちゃり1e 巻き替え1e 蹴返し 1e |
<立合> ぶちかまし2b 右のどわ 3b 右突き放し3b もろ手突き2c おっつけ2c 体当たり 2d 頭b肩c胸d 手c変化d |
<心> サーカス 大技 強引 気迫 引き癖 |
<技> ワキ甘い 回り込み 肩越上手 |
<体> 足腰柔軟 リーチ伸 バタ足 脱臼癖 左ひざ 左肘 ケガ× |
重 | 6.0 | ||||||||
力 | E 7.5 | 馬力 | 7.5 | ||||||
怪力 | 7.5 | ||||||||
足 腰 |
D 8.0 | 安定 | 7.0 | ||||||
粘り | 10.0 | ||||||||
速 | C10.5 | 出足 | 10.5 | ||||||
敏捷 | 11.5 | ||||||||
技 | D 8.0 | 技巧 | 7.0 | ||||||
キレ | 10.0 | ||||||||
離 | D 9.0 | 突 | 9.5 | ||||||
押 | 8.0 | ||||||||
引 | 10.5 | ||||||||
組 | E 7.0 | 寄 | 6.5 | ||||||
投 | 10.0 | ||||||||
掛 | 8.5 |
剛○●●■●○○柔 |
型○●●■●○○彩 |
速●●●■●○○理 |
||||||
動●●●■●○○静 |
四○○●■●●○押 |
左○○●■●●○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.1→ |
○ | × | ○ | △ | ◎ | △ |
★略歴 18年に入門、師匠同様脱臼癖に苦しみながら23年に新十両を果たすと3場所で突破。新入幕場所も勝ち進み三賞を有力としながら途中休場。以後もケガが相次いで、三度休場のため幕内から陥落。さらに両膝を痛めて連続休場に追い込まれ、三段目まで転落した。27年春に復帰し三段目優勝、そこから2度目の十両優勝を含め10場所連続の勝ち越しで自己最高位を更新。上位にも顔を出すようになった。 ★前年 【敢闘賞】上位で活躍とはいかず、不安定さも覗かせたが、夏場所では12勝をマークして自身初の三賞となる敢闘賞。翌場所は2枚目に上がり、安を驚異の粘りから小手投げに下し、2横綱から不戦勝を得て、白星先行で終盤を迎え、新三役も視界に入ったが、12日目玉鷲の小手投げに肘を巻き込まれ無念の故障休場。翌場所も田子勢に当たる位置だったが、4勝止まりで下位転落。 ★当年 【脱若手】前頭5枚目以内での勝ち越しはまだない。三役へ向けて上位で活躍してもらいたい。このところ出ていないが、足腰の怪我も再発しないか心配。膝の分厚いサポータも外れたばかりではあるが、30歳手前であのアクロバティックな相撲は諸刃の剣だ。 |
★取り口解説 強く当たって突き放し、残されれば思い切った引き技を出して回りこむ。基本的に突っ張って攻めるが、組み合っても柔道仕込みの派手な投げがある。中位以上では突き切るのは難しく、決まり手の多くは引き技。 ★パラメータ・スキル (8.1→8.2→8.1)スピードと高い身体能力が持ち味。安には相手が一瞬力を抜くほど体勢を崩しながら立て直して逆転銀星。突きに出るときに上体が浮き、ワキも空くためよく差される。体格的に深く差されると苦しいが、若き日の千代の富士ばりの大技がある。ただ、それで故障を呼び込むのが悪いパターン。最近は距離を詰められる前に早いタイミングで引いて打開するが、真っすぐの引きも多い。伸びのある突きを持っており、巨漢相手にも真っ向勝負する気迫の取り口をいかに上位で対応させるか。 |
千代丸 最高位:前頭五 鹿児島出身 九重部屋 28歳 | |||||||||
取り口:堅牢・攪乱型 | 型:突っ張り、右差し左上手 | 得意手:突張り、寄り | 178cm/180kg 重量肉厚 | ||||||
体 格 |
C10.0 | 懐 | 7.5 |
<決め技> モロ手突き4c 引き落とし5b 突っ張り 3a はたき 3b 右四つ寄り3b ガブリ寄り 3c 突き落とし2c 上手投げ2c 上手出投げ1c 掬い投げ 2d |
<崩し技> 右のどわ 3b 左のどわ 2c ハズ押し 2c 突き放し 2c いなし 2c 右突き付け2c まわし切り1c 極め 1d 徳利投げ 2c |
<立合> モロ手突き3a 右のどわ 3b カチ上げ 2c 体当たり 2c はねあげ1e 左上手 1e 右差し 1e 頭e肩c胸c 手b変化e |
<心> ツラ相撲 立合遅い 引き癖 人気 |
<技> 引き足 まわりこみ 体入替え |
<体> 丸い体 太鼓腹 立ち腰 反り身 右肩 |
重 | 11.0 | ||||||||
力 | D 8.0 | 馬力 | 8.0 | ||||||
怪力 | 8.0 | ||||||||
足 腰 |
E 6.5 | 安定 | 6.5 | ||||||
粘り | 7.0 | ||||||||
速 | E 7.0 | 出足 | 6.5 | ||||||
敏捷 | 7.0 | ||||||||
技 | E 7.0 | 技巧 | 7.0 | ||||||
キレ | 7.5 | ||||||||
離 | D 8.5 | 突 | 8.5 | ||||||
押 | 8.0 | ||||||||
引 | 9.0 | ||||||||
組 | E 7.5 | 寄 | 8.5 | ||||||
投 | 6.0 | ||||||||
捻 | 6.5 |
剛○●●■●●○柔 |
型○●●■●○○彩 |
速○●●■●○○理 |
||||||
動○●●■●○○静 |
四○●●■●●○押 |
左○○●■●●○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
7.8→ |
△ | ○ | △ | △ | ○ | ○ |
★略歴・近況 19年に初土俵。みるみる身体が大きくなって番付も上昇。弟千代鳳には先行されたが、25年9月新十両。この場所は負け越したが、翌場所11勝、続く26年初場所では13勝で優勝。急成長を見せて新入幕を果たした。平幕下位ながら1年余り定着していたが、十両に落ちると故障休場で最下位から出直し。突き押し一辺倒から右四つで腹を活かす相撲を取り入れて再浮上し、初挑戦で大関も破った。 ★前年 【2銀星も】右四つに新境地を見出して再浮上、初場所では9枚目で9勝を挙げて最高位を更新。春は初の上位戦で豪栄道を押し出し、静分け御嶽海も寄り切り、2敗で優勝争いに残っていた安を突き押しに破るが、最後に3連敗で負け越し。大きな収穫を得たかに思われたが、その後負け越しが続き十両転落へ。 ★当年 【復調を】足の指の骨折もあり不振。出直しと切り替えて、もう一度上位に挑みたい。故障のため幕下で奮闘中の弟・千代鳳にも元気を与えたいところ。 |
★取り口 モロ手突きで立ってそのまま重い突っ張りで前進。思い切った引き技で相手を這わせる。差してくる相手には差し手の側を固めて当たり、突き放す。根は右四つで流れで差すこともあったが、29年からは自分から右四つに組む相撲でも力を発揮。腰の重さが活きて、長い相撲で四つ身の力士を寄り切るなど意外な活躍を見せた。突っ張りの先制が前提だが、右を固めて当たってから突くなど右四つも視野に入れた立合いをしているようにも見える。 ★パラメータ・スキル ( - →7.8→7.8)大きな腹を相手の腹の下からぶつけて起こすような独特の寄り身が有効。すぐ引いて呼び込む相撲が激減して熱戦が増えたが、巨体に似合わずくるりと体をかわす引き技も魅力がある。 |
琴勇輝 最高位:関脇 香川出身 佐渡ヶ嶽部屋 28歳 | |||||||||
取り口:突押型 | 型:モロ手突き | 得意手:突き | 176cm/170kg 重量筋肉 | ||||||
体 格 |
D 8.5 | 懐 | 6.5 |
<決め技> モロ手突き5a 右のどわ 4b 左のどわ 3c 引き落とし3b 上突っ張り4a 突き落とし2b 両差し寄り1d 掬い投げ 1e |
<崩し技> 右突き放し3b おっつけ 3c ぶちかまし2d 引っ掛け 1e 渡し込み 1d いなし 3c |
<立合> モロ手突き5b ぶちかまし3b カチ上げ 1d はたき 2d 突き落とし1d 張り手 2d 右いなし 2d 頭b肩e胸e 手b変化d |
<心> 突押徹底 速攻 つっかけ チョン立ち 立合遅い 強行 引き癖 |
<技> ワキ甘い 電車道 |
<体> 前掛り 体質硬い 腰高 左ひざ |
重 | 10.0 | ||||||||
力 | C 9.5 | 馬力 | 9.5 | ||||||
怪力 | 9.5 | ||||||||
足 腰 |
F 6.0 | 安定 | 6.0 | ||||||
粘り | 6.5 | ||||||||
速 | E 7.5 | 出足 | 9.0 | ||||||
敏捷 | 7.0 | ||||||||
技 | E 7.0 | 技巧 | 6.5 | ||||||
キレ | 7.0 | ||||||||
離 | C 9.5 | 突 | 10.5 | ||||||
押 | 9.5 | ||||||||
引 | 8.5 | ||||||||
組 | F 5.5 | 寄 | 5.5 | ||||||
投 | 5.0 | ||||||||
極 | 6.0 |
剛●●●■○○○柔 |
型●●●■●○○彩 |
速●●●■○○○理 |
||||||
動●●●■○○○静 |
四○○○■●●●押 |
左○○●■○○○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
7.6↓ |
△ | ○ | × | × | ○ | ○ | ◎ |
★略歴 高校相撲で実績を残し、中退して入門。期待通り3年半で関取、25年初場所には21歳で新入幕を果たした。着実に力をつけていたが、左膝に重傷を負ってしばらく苦しんだ。しかし回復すると、持ち味の突き押しがさく裂。5場所連続勝ち越して前頭筆頭に上がった28年春は、1横綱2大関を破り12勝で殊勲賞、新関脇に昇進した。白鵬や審判部に注意されて立合いのひと吠えは封印。だからというわけではないだろうが、その後失速し十両まで後退。幕内下位と往復する低迷期に入っている。 ★前年 【低迷】春場所は序盤右踵の怪我を負い、不戦敗1日だけで復帰したが1勝に終わって十両転落。十両では勝ち越すものの、幕内復帰した秋は6勝で1場所で転落。復調の気配が見られず。九州では十両優勝を争い、幕内復帰の見込み。 ★当年 【復活か駆逐か】そろそろ低迷を脱したいところだが、自慢のもろ手突きは警戒されて力を発揮できない。まずは怪我無く本来のパワーを発揮したい。 |
★取り口 徹底した突き押し相撲。重いモロ手突きで先制して、そのまま突っ張り、モロ手突きでとどめを差すのが得意の形。モロ手突きの連発で決めることもある。古傷の左ひざの不調に悩まされ、立合い動いて打開する場面も目立つ。小さく右に動いていなしておいて、横からおっつけて速攻のパターンもある。 ★パラメータ・スキル (8.6→7.9→7.6) 重い突き押しを武器にするが、横にかわされて形勢逆転を許すことが多い。かつてより叩きが決まることが減った。 |
大翔丸 最高位:前頭五 大阪出身 追手風部屋 28歳 取り口:押し相撲型 型:モロハズ 得意手:押し、いなし 173cm/155kg 肥満中肉 体
格E 6.5 懐 6.0 <決め技>突き落とし5bはたき 4cモロハズ3cもろ手突き3b突っ張り 2d引き落とし2d小手投げ1e首投げ 1e <崩し技>左おっつけ4a右おっつけ3bいなし 4bハズ押し3b跳ね上げ2c右突き放し2d <立合>ぶちかまし3b左おっつけ3b右おっつけ3c右ハズ 3cモロハズ2bはたき 3cいなし 3dカチあげ1d頭b肩d胸d手d変化c <心>速攻番付運○横攻め淡泊チョン立ち7−7寸前×息切れ <技>変化技○まわりこみ挟みつけ <体>丸い体重心低い重 7.0 力 E 7.5 馬力 7.5 怪力 7.5 足
腰E 7.5 安定 7.5 粘り 7.5 速 D 9.0 出足 9.0 敏捷 9.0 技 D 8.5 技巧 9.0 キレ 8.0 離 D 9.5 突 8.5 押 9.0 引 10.5 組 E 6.0 寄 6.5 投 6.0 極 6.0
剛○●●■●●○柔
型○●●■●○○彩
速●●●■●○○理
動●●●■○○○静
四○○○■●●●押
左○○●■●●○右
活躍型
間合い
総合値 殊勲 大勝 安定 密 接 近 離 遠 7.8→
× △ ○ ◎ △
★略歴 4年次にアマ横綱に輝き15枚目格付出資格を得て、1つ先輩の遠藤と同じ追手風部屋に入門した。ところが2度負け越すなど十両まで1年、1場所で陥落という苦戦だったが、幕下優勝して復帰。28年11月場所で12勝、翌場所も二桁勝って入幕した。新入幕から3年ほど幕内に定着しているが、まだ三賞や三役には縁がない。 ★前年 【初上位戦】春、夏と1敗で中日を迎える好スタートで、連続9勝。特にご当所春場所は9勝3敗だったが3連敗で二桁ならず。名古屋では2年ぶりに自己最高位を更新し、同じ大阪出身の大関豪栄道にも挑んだが、右差し速攻で一蹴されるなど、5勝止まり。翌場所も5勝10敗と大敗が続き、下降トレンドに入ったまま。
★当年 【出直し】アマでの実績から言えばそろそろ上位で見せ場を作りたいが、中下位でも苦戦して残留が厳しい星で一年を終えた。
★取り口解説 突き押し相撲を武器に、動きの良さを活かした取り口。頭で当たっておいておっつけで横にずらしたりと玄人好みのテクニックを駆使。機を見て繰り出す突き落としは突く位置が良いのか、タイミングも良いのか、相手を大きく泳がせる。当初は引き技の上手さで持っていた印象だが、徐々に前に出て勝つ相撲が増えてきた。 ★パラメータ・スキル解説 (7.6→7.8→7.8)中位でも突き押しで十分戦えるまでになったかに思われたが、後半調子を崩した。動きの緩急があり、変わり身の速さが独特。前半星を稼いで後半負けが込むパターンが多い。
錦 木 最高位:前頭三 岩手出身 伊勢ノ海部屋 29歳 取り口:怪力型 型:左四つ右上手 得意手:寄り、押し 185cm/170kg 中型中肉 体
格C10.5 懐 8.5 <決め技>左四つ寄り4b右小手投げ3b右のどわ 4c左下手投げ3c突き落とし3c右上手投げ2cうっちゃり 2d上手出投げ1e <崩し技>引き付け 3b右おっつけ3b極め 3c閂 2d左腕返し 3cまわし切り2d吊り 2dたぐり 2c逆とったり1eはねあげ2d <立合>左差し 2a右抱え込み2b右上手 2c右おっつけ2cぶちかまし2b頭b肩b胸d手d変化e <心>立ち遅れ晩成型番付運○ <技>ワキ甘い引張り込み体入替え <体>かいな力重い腰粘り腰足腰硬い両足首重 11.5 力 C10.5 馬力 9.0 怪力 11.0 足
腰E 7.5 安定 7.0 粘り 7.5 速 F 6.0 出足 6.0 敏捷 6.0 技 E 6.5 技巧 6.0 キレ 7.0 離 E 7.5 突 7.0 押 8.5 引 7.0 組 D 9.0 寄 8.5 投 8.5 極 10.0
剛●●●■●○○柔
型○●●■●○○彩
速○○○■●●○理
動○○○■●●○静
四○○●■●●○押
左○●●■●●○右
活躍型
間合い
総合値 殊勲 大勝 安定 密 接 近 離 遠 8.2↑
△ ◎ ○ ○ △ ×
★略歴 18年に中学を卒業して入門。幕下時代に部屋の古き四股名である錦木を名乗る。27年5月の新十両まで時間はかかったが、十両では負け越しは一度だけで28年5月に入幕を果たす。力強い相撲で期待されたが、なかなか下位から抜け出せず。一度転落もしたが、十両優勝で復帰。30年九州では最高位に番付を上げた。 ★前年 【大関食い】28年11月の6枚目が最高位で、以降前頭一桁はなかったが、秋場所10勝を挙げて一気に3枚目まで昇進すると、持ち味の怪力を発揮、右小手投げで豪栄道を転がすなど勝ち越した。
★当年 【上位定着】入幕4年目だが土俵経験ではベテランの域。前年は二桁2回と大勝ちできるところも見せ、九州では予想を覆す活躍。横綱陣が復帰してさらに厳しい場所になるが、勢いを維持して新三役をつかめるか。
★取り口 力強さを感じさせる体、取り口。左を差して右上手を取ると十分。押し相撲相手には右で引っ張り込み気味に捕まえようとするが、嫌われれば右からののどわで持っていく力もある。右四つでも左からおっつけて出る力はあり、巻き替えに乗じて出るのも得意。守勢に回っても重さで堪えつつ、腕力を活かした小手投げや突き落としで逆転がある。 ★パラメータ・スキル (7.7→7.7→8.2)立合いは重さ重視。踏み込みは目立って遅く、実際に立ち遅れていることもあるが、重さがあるのと後の先気味になって踏み止まる。引っ張り込む右はともかく左差しもまだ甘く、両差しを許すことも多々ある。腰は重いだけでなく強くて吊りやうっちゃりも。投げは上手からはあまりないが、半身から下手で振って体を入れ替える。30年は番付運に恵まれ、14枚目5勝で幕尻に残ると、その後10勝5敗で7枚、9枚と大きく上がり、中位を経ずに上位へ躍進した。。
千代翔馬 最高位:前頭二 モンゴル出身 九重部屋 28歳 取り口:攪乱・正攻法型 型:左差し右前褌 得意手:寄り、投げ 183cm/130kg 軽量筋肉 体
格F 6.0 懐 7.5 <決め技>右上手出投4a右上手投げ3d右前褌寄り3b左前褌寄り2c左下手投げ3c両前褌寄り3c突き落とし3b首投げ 2d下手出投げ2d両差し寄り2d <崩し技>はねあげ 2cたぐり 2dはたき 3cいなし 3b肩透かし2c切り返し 2d内掛け 2d蹴返し 2d裾払い 1d突っ張り 2c <立合>右前褌 3a左前褌 1b左差し 2c張り上手 2d張差し 1dもろ手突き2d突き落とし2d左突き 1c頭b肩d胸d手c変化c <心>投げ多用引き癖横攻め気迫まったチョン立ち晩成型 <技>まわりこみ変化技○呼び込み足癖膝送り <体>リーチ○左足首重 5.5 力 E 6.5 馬力 6.5 怪力 7.5 足
腰D 9.0 安定 9.0 粘り 9.0 速 C10.0 出足 9.0 敏捷 10.5 技 C 9.0 技巧 9.5 キレ 9.0 離 E 6.5 突 6.5 押 6.5 引 9.5 組 D 8.0 寄 8.0 投 9.0 掛 7.0
剛○○●■●●○柔
型○●●■●○○彩
速○●●■●○○理
動●●●■●○○静
四○●●■●○○押
左○●●■●○○右
活躍型
間合い
総合値 殊勲 大勝 安定 密 接 近 離 遠 7.9→
× ◎ △ △ ○
★略歴 明徳義塾高校への留学を経て21年に初土俵。軽量で出世は早くなかったが、27年後半には幕下優勝を果たすなど急激に力をつけて28年初場所新十両。4場所で突破して入幕を果たし、その後すぐに上位にも顔を出すなど定着した。上位戦では豪栄道に勝ったことがある。 ★前年 【停滞】新入幕から5場所で2枚目まで上がったが、その後は中位で一進一退。名古屋では自身ワーストの4勝11敗で大きく番付を下げた。秋は何とか踏み止まったが、上位復帰を果たせずに停滞した一年だった。
★当年 【本来の相撲】上位に番付を戻すことが待たれるが、まずは勝ちを拾おうとバタバタ相撲に偏った取り口を正攻法に戻したい。
★取り口 体格で見劣りする分、飛んだり跳ねたりの投げ、引きが目立つが、基本は前褌取っての正攻法を志す。調子のよい時は力強く技能的な四つ相撲も見せる。浅い上手を取ると出し投げがあり、飛び違いざまの突き落としも武器で、時には足も飛ばす。 ★パラメータ・スキル (7.8→7.9)上位で嫌らしい存在になるかと思ったが、不調に終わった。身長・体重は全盛期の千代の富士とほぼ同じ。手足が長く、得意の右上手にかかりやすいし、突いて相手と間合いを取るのも上手い。立合いは駆け引きが先行して合わない場面が目立つ。
石 浦 最高位:前頭八 鳥取出身 宮城野部屋 29歳 取り口:業師型 型:左下手右前褌 得意手:投げ 173cm/115kg 小兵筋肉 体
格F 5.0 懐 5.0 <決め技>左下手投げ5b両差し寄り3c右前褌寄り3b下手出投げ4c下手ひねり3d突っ張り 2b突き落とし2c引き落とし3c上手出投げ2dはりま投げ1e伝え反り 1e <崩し技>足取り 3d小股 3d肩透かし 2d巻き替え 3c切り返し 2d裾取り 1e引き付け3cハズ押し 3c左おっつけ2d引っ掛け 2dいなし 3c <立合>左差し 3b右おっつけ2cモロ手 3d右突き 2dいなし 2b左おっつけ1d左前褌 2c上手出投げ3c頭b肩d胸e手b変化c <心>安定感気迫速攻多彩 <技>足癖手取り膝払いまわりこみ食い下がりもぐり <体>足腰柔軟小力重 5.0 力 E 6.5 馬力 6.0 怪力 7.5 足
腰D 9.0 安定 8.0 粘り 9.0 速 C10.5 出足 9.5 敏捷 11.5 技 D 9.0 技巧 8.5 キレ 10.0 離 E 6.5 突 6.5 押 7.0 引 8.5 組 E 7.5 寄 7.0 投 9.5 取 10.5
剛○●●■●○○柔
型○●●■●●○彩
速●●●■●○○理
動●●●■○○○静
四○●●■●●○押
左○●●■●○○右
活躍型
間合い
総合値 殊勲 大勝 安定 密 接 近 離 遠 7.7→
△ × ◎ △ × ×
★略歴 鳥取城北高、日大という名門相撲部卒ながら、一時相撲を離れていた異色の経歴。白鵬の内弟子として入門したのは25年1月。23歳と遅かったが、序ノ口から19連勝するなど最短で幕下昇進。2年で関取に。十両では大勝ちも大負けもなく、1年半ほど下位に留まっていたが、幸運な新入幕を果たした28年九州では2日目から10連勝して騒がれ、見事敢闘賞を受賞した。しかし以後は徐々に変則相撲に対応され、幕内維持が難しくなっている。 ★前年 【頭打ち】再入幕した初場所は9勝、翌場所も勝ち越しに王手を掛けたが3連敗で負け越し。その後も給金ならず幕尻で臨んだ秋には大敗。再び十両陥落となった。なかなか懐に入れなくなった。
★当年 【再ブレイク】土俵を沸かせる小兵力士。弟弟子でさらに小兵の炎鵬も十両に上がって刺激に。九州からは気分一新、黄金の締め込み。もう若くはないが、幕内で魅せる相撲を披露したい。
★取り口 立ち合いでは頭から当たりながら左差し右前褌を探る。果たせなければ手を出して相手と距離を取りつつ、得意の左差しを狙うか、右差しの相手にはおっつけて崩してから、懐に飛び込む。両差し速攻か食い下がって本領。小股を掬ったり足を払ったりしながらの左下手投げや下手ひねりが武器。立合いでヒラリと左に動いて出し投げの注文もある。しかし立合いから真っ向押し込むのが基本線。ハズで押して一気の攻めも繰り出す。 ★パラメータ・スキル (7.9→7.8→7.7)俊敏さはかなりのもの。筋骨隆々でベンチプレス200キロの背筋力で、惜しくも決まらなかったが反り技も披露した。右握力100キロという力で廻しを取っての力強さもあり、小技も見せる。体格のハンデはあってもどの地位でも順応してきたが、幕内では大きな相撲を取られ苦戦。
(その他の中堅力士)
小結千代鳳 故障が長引き十両からも転落。一時三段目まで落ちたが、徐々に回復、再起を目指す。
英乃海 十両に定着。弟翔猿と激しく争う。
千代ノ皇 改名効果も見られず、十両維持がやっと。幕内復帰のチャンスがつかめない。
小結常幸龍 三段目から再起。2年余りの幕下生活を脱し、ようやく関取の地位に戻ってきた。
山 口 元幕内大喜鵬。ケガもあり再び関取の地位を明け渡し、大きく番付を下げている。
<引退>
大砂嵐 幕下に落ちていたが、無免許運転、虚偽申告が発覚し、引退勧告。総合格闘技に転向もボブ・サップに完敗、直後またも無免許運転発覚し、契約終了。