現役力士データ
2019年(平成三一年)
虎視眈々と時代の主役を狙う未完の大器たち。御嶽海、貴景勝らを追う。
基本データ |
四股名、最高位等の基本的なデータ 年齢はその年の誕生日後のもの(12/31基準)。 取り口:相撲の取り方を独自の分類で表記(「解体新書」参照) 型 :得意とする形 得意技:公式のものに近い表記で 体格 :身長は1cm刻み、体重は5kg刻みで掲載前後の平均的なもの。体格分類は「解体新書」参照 |
パラメータ
持ち技リスト 特性 |
パラメータ 15〜1(0.5刻み)で表示。(上位項目はランクを併記。29年から基準変更) |
サブチャート | ■傾向 ●の数が指向の強さを表す。 (相撲ぶりは剛か柔か、型を徹底するか多彩な取り口か、速攻かじっくり理詰めか、 気性・取り口は動か静か、四つに徹すか突き・押しに徹すか、四つの左・右の傾向) ■V争いの展開(上位陣のみ)/活躍の傾向は、 得意・傾向が強い順に、< ○、△、×、無印>で示す。 ■間合い:密 (密着した状態。がっぷり胸を合わせた状態) 接 (廻しには手がかかるが、胸は合わせていない状態。向付、半身など) 近 (体は接しているが廻しには掛からない距離。押し合い、前さばきの応酬) 離 (体が離れ、突っ張りに適した距離) 遠 (遠距離。前掛かりに腕を伸ばして届く距離) 得意とする順に、☆>◎>○>△>×で示す。 ■総合値:パラメータの平均値。矢印は前年との比較(0.1以内の微増減は「→」とする) |
解説 | 略歴・前年評価・当年期待(31年1月時点) / 取り口・パラメータとスキルに関するコメント |
北勝富士 最高位:前頭筆頭 埼玉出身 八角部屋 27歳 | |||||||||
取り口:前進型 | 型:右喉輪左押付/ハズ | 得意手:突き、押し | 183cm/155kg 中型中肉 | ||||||
体 格 |
D 9.0 | 懐 | 8.0 |
<決め技> 右のどわ 4b モロハズ 4c 突っ張り 3b 上手出投げ2d 上手投げ 2d 突き落とし2d 引き落とし2c もろ手突き2d モロ差寄り1d 左前褌寄り3c |
<崩し技> 左おっつけ4b 右おっつけ3c 左ハズ押し4b ぶちかまし3c 右突き放し3b 左のどわ 3c いなし 2c 肩透かし 1d 巻き替え 2c |
<立合> ぶちかまし4a 左おっつけ3b 右突き放し3b 右のどわ 3c 左前褌 2c カチ上げ 2d 右突き 2c 頭a肩d胸d 手d変化e |
<心> 上位キラ- 番付運× チャンス× |
<技> 電車道 付け込み |
<体> 前傾○ 右ひざ |
重 | 9.5 | ||||||||
力 | C 9.5 | 馬力 | 10.0 | ||||||
怪力 | 9.0 | ||||||||
足 腰 |
D 8.5 | 安定 | 9.0 | ||||||
粘り | 8.0 | ||||||||
速 | D 9.0 | 出足 | 10.0 | ||||||
敏捷 | 8.5 | ||||||||
技 | D 8.0 | 技巧 | 8.0 | ||||||
キレ | 9.0 | ||||||||
離 | C10.5 | 突 | 10.0 | ||||||
押 | 11.0 | ||||||||
引 | 7.5 | ||||||||
組 | E 7.0 | 寄 | 7.5 | ||||||
投 | 6.0 | ||||||||
極 | 7.0 |
剛●●●■○○○柔 |
型○●●■●●○彩 |
速○●●■●○○理 |
||||||
動●●●■●○○静 |
四○○●■●●○押 |
左○○●■●●○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.8→ |
○ | △ | △ | × | △ | ◎ | ○ | △ |
★略歴 高校横綱、学生横綱とアマで実績を残しながらも前相撲からの出世。自身の下の名である「大輝」でデビューすると、瞬く間に番付を駆け上がり、早くも27年7月関取昇進。10勝、12勝(優勝)と勢い止まらず、史上2位の所要10場所での入幕を機に、師匠・北勝海と大師匠・北の富士の2横綱から取った四股名に改名。29年に大挙して上位へ進出、活躍した若手の一人。 ★前年 【2年目の】29年は大活躍だったが、九州場所の3枚目11勝でも三役届かず。その初場所では4場所連続となる金星で悔しさを晴らしたが負け越し。中位でも負け越した上にケガで途中休場、あわや十両転落かというピンチだった。幕尻では11勝、翌場所は初日から7連勝したが9勝止まり。筆頭で迎えた九州は序盤稀勢の里から金星を挙げたものの失速、またも三役を逃した。前年の勢いを考えると不本意な一年。これが2年目のジンクスか。 ★当年 【新三役】同学年で幕下付出の御嶽海は学生時代からの宿敵。大きく先行したライバルに追いつきたい。あと一歩が届かず三役未経験だが、豊真将や遠藤しかり不運続きで平幕暮らしが長引き、大成の機会を失うこともある。早々に昇進したい。 |
★取り口 やや右足を前に出した独特の構えから、頭で猛然と当たって前に出る。突き押し主体だが、相手によって上手前褌を狙っての寄り、投げを繰り出すこともあるのは師匠と似ている。押し込まれても上手くいなして回り込む。 ★パラメータ・スキル (8.1→8.9→8.8)ケガの影響もあり、停滞。重すぎず動ける身体をキープ。引き技もあるが、あくまで崩しの範疇で繰り出している。右ひざのサポーターは気になるが、相手の引きにも落ちずにうまく付け込んでいる。 |
豊 山 最高位:前頭二 新潟出身 時津風部屋 25歳 | |||||||||
取り口:パワー型 | 型:左四つ右上手 | 得意手:突き、押し | 185cm/180kg 巨漢中肉 | ||||||
体 格 |
C10.0 | 懐 | 9.5 |
<決め技> 突っ張り 4b 右喉輪 4b もろ手突き4b 左四つ寄り2c 右四つ寄り2c 小手投げ3b 掛け投げ 2e 上手投げ 2c 突き落とし3c 下手投げ2d はたき 2d |
<崩し技> 左ハズ 3c 左おっつけ3b 右おっつけ2c 極め 3c はねあげ 2c 外掛け 2d 切り返し 1d |
<立合> 体当たり 3a のどわ 3b おっつけ 2c 左ハズ 2c 突き放し2c もろ手突き2b 頭a肩c胸d 手d変化e |
<心> 引き癖 強引 土俵際 詰め× 善戦マン ライバル |
<技> ワキ甘い 引張り込み 呼び込み 外四つ○ |
<体> 体質硬い 腰高 左肩 左ひじ |
重 | 10.5 | ||||||||
力 | D 9.5 | 馬力 | 9.0 | ||||||
怪力 | 10.0 | ||||||||
足 腰 |
E 7.0 | 安定 | 7.0 | ||||||
粘り | 7.0 | ||||||||
速 | E 7.0 | 出足 | 7.0 | ||||||
敏捷 | 6.5 | ||||||||
技 | E 6.5 | 技巧 | 6.5 | ||||||
キレ | 7.0 | ||||||||
離 | C 9.5 | 突 | 10.0 | ||||||
押 | 9.5 | ||||||||
引 | 6.5 | ||||||||
組 | E 7.5 | 寄 | 7.5 | ||||||
投 | 7.5 | ||||||||
極 | 7.5 |
剛●●●■●○○柔 |
型○●●■●○○彩 |
速○○●■●●○理 |
||||||
動○○●■●●○静 |
四○○●■●●○押 |
左○○●■●○○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.1↑ |
○ | △ | △ | △ | ○ | ○ |
★略歴 新潟出身、東農大を経て時津風部屋の黄金ルートで、元大関を初代とする3代目の豊山を襲名した大器。新たに導入された三段目格付出、小柳(おやなぎ)の本名でデビューすると、三段目、幕下と全勝で連覇。続く場所は初黒星を喫し、最短の3場所での十両とはならなかったが、翌場所東筆頭で3連敗のあと4連勝で関取の座を射止めた。十両も難なく3場所で通過し大看板を背負うこととなった。幕内では苦戦していたが、ついに開花しつつある。 ★前年 【12勝!】肩のケガもあって幕内では2度大きく負け越して転落していたが、水に慣れてきたか初場所勝ち越し。翌場所は10番勝って一気に3枚目へ。上位初挑戦は2勝13敗の惨敗に終わったが、続く名古屋場所では千秋楽に優勝の決まっている御嶽海と大熱戦を演じ、逆転掛け投げで制して12勝。朝乃山を加えた若い大学出身トリオで三賞を分け合い、注目を集めた。期待された秋は、上位相手に善戦、稀勢の里を追い詰めたがわずかな差で金星を獲り損ねた上、故障休場。再出場したが本領発揮できず残念だった。 ★当年 【切磋琢磨】上でも通用しそうな気配は見せたが、ケガの影響で九州も不調で下位に転落。早く上位に戻って体調万全で挑みたい。特にライバルには負けられない。 |
★取り口 恵まれた体格を生かしたスケールの大きい突き押しが武器。激しく突っ張ることが多いが、差して来る相手にはおっつけやのど輪から突き放し、距離を取りながら攻める、これだけ身体があるので組んでも取れるが、ワキが甘いので深く差されて強引な小手投げを打たされるシーンが目立つ。しばらく重い突き押しに専念した方が活躍できそうだ。 ★パラメータ・スキル (7.6→8.1)突進力が幕内でも通用、力強さを見せつけた。ライバル意識をぶつけて、珍しく大技を仕掛けた御嶽海戦は記憶に残る。負け相撲では、やや身体の硬いところが見受けれる。 |
朝乃山 最高位:前頭五 富山出身 高砂部屋 25歳 | |||||||||
取り口:本格型 | 型:右差し左上手 | 得意手:寄り、投げ | 188cm/165kg 長身中肉 | ||||||
体 格 |
C10.5 | 懐 | 11.0 |
<決め技> 右四つ寄り4a 左上手投げ3b 下手投げ 2d 上手出投げ2c ひねり 2d モロハズ 2d 引き落とし2c はたき 2c 上手投げ 2d 掬い投げ 3c 小手投げ 2c |
<崩し技> 右腕返し3b 突っ張り 3b 右ハズ 3b おっつけ 3b のどわ 3c 浴びせ倒し2d 巻き替え 2d 廻し切り 2c 投げ寄り 3c 引き付け 3c 下手出投げ2d |
<立合> 体当たり 2b 右差し 3b 左おっつけ2c 右ハズ 3d 右のどわ 2c ぶちかまし2c 右突き放し2c 左抱え込み2c 頭d肩b胸b 手d変化e |
<心> 勝負弱い 勝ち身遅い 寸前× |
<技> 右堅い 引張り込み |
<体> リーチ長 |
重 | 8.5 | ||||||||
力 | D 9.0 | 馬力 | 8.5 | ||||||
怪力 | 9.0 | ||||||||
足 腰 |
E 7.5 | 安定 | 7.5 | ||||||
粘り | 7.5 | ||||||||
速 | E 7.5 | 出足 | 7.5 | ||||||
敏捷 | 7.0 | ||||||||
技 | E 7.0 | 技巧 | 7.0 | ||||||
キレ | 7.0 | ||||||||
離 | E 7.0 | 突 | 7.0 | ||||||
押 | 7.0 | ||||||||
引 | 7.0 | ||||||||
組 | D 9.0 | 寄 | 9.5 | ||||||
投 | 9.0 | ||||||||
極 | 8.0 |
剛○●●■●●○柔 |
型○●●■●○○彩 |
速○●●■●●○理 |
||||||
動○●●■●○○静 |
四○○●■●●●押 |
左○○●■○○○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.2↑ |
○ | ◎ | ○ | × | △ | △ |
★略歴 近畿大学を経て、OBでもある元大関朝潮の高砂部屋に入門。28年3月三段目付出、同期の小柳には及ばないが負け越し知らずで出世街道を歩む。29年1月幕下優勝で勢いに乗り、翌場所の新十両と3場所目で優勝同点の星を残して3場所突破。新入幕の9月には、14日目に敗れるまで星1つの差で優勝の可能性を残して最終的に10勝。大銀杏を結えないうちに敢闘賞を獲得した。恵まれた体格で将来を嘱望される。 ★前年 【敢闘賞】幕内には定着したが下位で一進一退。だが名古屋場所は11勝を挙げて2度目の敢闘賞。同期の豊山、優勝した御嶽海と大卒トリオで活躍した。5枚目に上がった翌場所は7勝してから5連敗で負け越し。ブレイクし切れなかった。 成績はともかく相撲ぶりは将来性を感じさせた。 ★当年 【躍進を】幕内の速さに対応しだしたが、まだ攻めの早さに課題有。上位対戦圏で暴れてほしい存在。 |
★取り口 上背があり、右四つの相撲を得意とする。いまどき珍しいはっきりした右四つの型があり、かつ立合いから突き押しで押し込む馬力もある本格派。上手から投げを打ちつつの寄りは強烈。右からの攻めもよく出るようになり、右四つの流れから繰り出すハズ押しにも迫力がある。 ★パラメータ・スキル (7.9→8.2)長身ながら強引さはあまり見せないが、うるさい相手には突っ張りに応戦しつつ引っ張り込むこともある。スケールを感じさせる。立合いは胸を出すせいか、攻められて棒立ちになる場面もたまに。 |
輝 最高位:前頭四 石川出身 高田川部屋 25歳 | |||||||||
取り口:前進型 | 型:モロハズ | 得意手:突き、押し | 192cm/140kg 長身中肉 | ||||||
体 格 |
C11.0 | 懐 | 12.0 |
<決め技> のどわ 3b ハズ押し3b 両差し寄り3c 左小手投げ4c 右下手投げ2d 下手出投げ2d 外掛け 2c 掬い投げ 2c はたき 2c |
<崩し技> 右おっつけ 3b 左おっつけ2c ぶちかまし3c 右腕返し 3d 左腕返し 2c 突き付け 2c 巻き替え 2c 突き放し 2d いなし 3c ぶちかまし3c |
<立合> ぶちかまし4b もろ手突き3c 左ハズ 2b 右のどわ 2d おっつけ 2b 左差し 2d 左のどわ2d 頭b肩d胸d 手b変化e |
<心> シンプル 詰め× 稽古場○ |
<技> ワキ甘い 体入替え |
<体> 前がかり 腰高 石頭 体質硬い リーチ○ |
重 | 9.5 | ||||||||
力 | D 9.5 | 馬力 | 9.5 | ||||||
怪力 | 9.5 | ||||||||
足 腰 |
E 7.0 | 安定 | 7.0 | ||||||
粘り | 7.0 | ||||||||
速 | E 6.5 | 出足 | 7.0 | ||||||
敏捷 | 6.5 | ||||||||
技 | E 6.5 | 技巧 | 6.5 | ||||||
キレ | 7.0 | ||||||||
離 | D 9.5 | 突 | 9.5 | ||||||
押 | 9.5 | ||||||||
引 | 7.0 | ||||||||
組 | E 7.0 | 寄 | 8.0 | ||||||
投 | 6.5 | ||||||||
極 | 7.0 |
剛○●●■◎○○柔 |
型○●●■●○○彩 |
速●●●■●○○理 |
||||||
動○●●■●○○静 |
四○○●■●●○押 |
左○○●■●○○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.1↑ |
△ | × | ◎ | ○ | △ |
★略歴 中卒での入門ながら、新弟子検査で190センチを超えていた大物。順調に出世しながら、幕下では3年ほど苦労していたが、26年11月に新十両。本名の達から輝に改めた。十両上位でややもたついたものの7場所で突破し28年1月新入幕。跳ね返されたが同年名古屋で再昇進してからは定着、本格化が期待される規格外の秘密兵器。
★前年 【熟成中】一進一退の出世ぶりながら夏は前半の6連勝が活きて9勝。ほとんど前に出て勝ち、地力の成長を窺わせた。最高位4枚目に上がった名古屋で横綱大関戦も3番経験して5勝10敗は仕方ないが、翌場所も二桁の黒星を喫して下位へ逆戻り。いまだ本格化せず。 ★当年 【課題克服】力は増しているが、大器と言われながら後発の若手が台頭する中で後れを取っているが、スケールの大きさでは誰にも負けない。スピードタイプの多い若手の中で、違う個性で売り出したい。 |
★取り口解説 幕内でも有数の長身ながら、前傾姿勢で下からハズ、おっつけで前に出るか、差して寄る相撲。立合いは相手によって頭から、もしくは低い姿勢でのもろ手突き。引っ張り込んだり上手から振り回すような大きな相撲はあまり取らないが、差し負けたときなどに小手に振るのが結構効いている。組むなら右差しの方が勝手がよい。 ★パラメータ・スキル解説 (7.7→7.9→8.1)突き押しはリーチを活かすというより基本に忠実な形。長身を折り曲げるやや窮屈な姿勢にも見えるが、形になってきた。意外に突き押しの応酬からいなしや小手投げで有効に打開している。31年初場所では初日、2日目と相手の額をカチ割る石頭ぶりを発揮。翌日、おでこにガーゼを貼った被害者同士が相まみえて騒然となった。同郷の遠藤とかぶった金の締め込みは、秋場所から若干渋めの色に新調。 |
大栄翔 最高位:前頭三 埼玉出身 追手風部屋 24歳 | |||||||||
取り口:突押型 | 型:突っ張り | 得意手:突っ張り | 180cm/150kg 小兵中肉 | ||||||
体 格 |
E 6.5 | 懐 | 6.5 |
<決め技> 突っ張り 4c モロ手突き3b モロハズ 3b のどわ 3b 上手投げ 2d はたき 2d うっちゃり 2d ちょん掛け1e 突き落とし2d 両差し寄り2d |
<崩し技> 右おっつけ3b 右ハズ 4c いなし 3b はねあげ2d いなし 1d 引っ掛け1e 下手ひねり1e 巻き落とし2c |
<立合> ぶちかまし2b モロ手突き3c 右突き放し3c 左おっつけ2c 右のどわ 2c 頭a肩e胸d 手b変化d |
<心> 速攻 突押徹底 ムラっ気 面相撲 |
<技> 出足早 ノビ○ |
<体> 重心低い 前掛り 粘り腰 バッタリ |
重 | 7.0 | ||||||||
力 | D 8.0 | 馬力 | 8.5 | ||||||
怪力 | 7.5 | ||||||||
足 腰 |
D 8.0 | 安定 | 8.0 | ||||||
粘り | 8.5 | ||||||||
速 | C10.0 | 出足 | 10.0 | ||||||
敏捷 | 10.0 | ||||||||
技 | D 8.0 | 技巧 | 7.5 | ||||||
キレ | 8.0 | ||||||||
離 | C 9.5 | 突 | 9.0 | ||||||
押 | 9.5 | ||||||||
引 | 8.5 | ||||||||
組 | F 6.0 | 寄 | 6.0 | ||||||
投 | 7.0 | ||||||||
捻 | 6.5 |
剛○●●■●●○柔 |
型○●●■●●○彩 |
速●●●■○○○理 |
||||||
動●●●■○○○静 |
四○○●■●●●押 |
左○●●■○○○右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
8.0↑ |
△ | × | △ | ○ | ◎ | ○ |
★略歴 大卒の多い追手風部屋にあって珍しい高卒力士で、24年春初土俵。序ノ口優勝デビューなど期待どおり1年で幕下へ。一度陥落するが三段目優勝で幕下上位へ進出すると、1年ほどもまれた末に26年7月新十両。中下位で停滞していたが、初めて上位に上がった27年7月、ワンチャンスで新入幕を決めた。定着に成功、上位にも顔を出すようになった。保志二世の呼び声も。 ★前年 【初銀星】連続で9勝して自己最高位タイの3枚目で迎えた夏、今度も初日から連敗が続いたが、豪栄道を押し出して大関戦初勝利。しかし5勝どまり、翌場所も負越して前頭二桁まで落ちるなど、依然番付の上下動は激しかった。 ★当年 【上位再々挑戦】地味ながら力をつけているが、成績は安定しない。中位の壁を破り、上位定着を狙いたい。 |
★取り口解説 小兵ながら伸びの良い突きが武器。頭で当たるやのどわ気味に突き放し、終始離れて取る。突っ張りながらのどわやハズに入れば一気に出る。動きがよく、体格で劣る相手にもいなしを駆使しながら懐に入ってのハズ押しなどで対抗。元は四つ相撲で、左を差すとしぶといが、深く差すことで動きが止まると体格で不利。
★パラメータ・スキル解説 (7.5→7.8→8.0)やや前掛りで、押し込みながら前に落ちたり、後ろに回られる場面が多い。突きの威力、速さが武器。押し相撲には珍しく粘り腰があり、打っ棄りのほか秋場所ではそれまでなかった巻き落としを立て続けに決めた。 |
大奄美 最高位:前頭十一 鹿児島出身 追手風部屋 26歳 | |||||||||
取り口:本格型 | 型:右四つ左上手 | 得意手:寄り | 185cm/185kg 巨漢中肉 | ||||||
体 格 |
C10.0 | 懐 | 9.0 |
<決め技> 右四つ寄り3b がぶり寄り2c 左上手投げ3c 右下手投げ3c 両差し寄り2c 左前褌寄り2c 突き落とし2d 首投げ 1d 上手出投げ2d ひねり 2d |
<崩し技> 右腕返し2c はねあげ2c 首捻り 2d いなし 2c 巻き替え2c 極め 2d もろ手突き2c のどわ 2c |
<立合> 左前褌 2b モロ差し1c 右差し 2b 張差し 1d 体当たり2c 左おっつけ1d 頭b肩d胸d 手d変化e |
<心> 立合遅い まった 番付運○ |
<技> |
<体> 巨腹 立ち腰 |
重 | 10.0 | ||||||||
力 | D 8.0 | 馬力 | 7.5 | ||||||
怪力 | 8.5 | ||||||||
足 腰 |
E 7.5 | 安定 | 7.5 | ||||||
粘り | 7.5 | ||||||||
速 | E 6.5 | 出足 | 6.5 | ||||||
敏捷 | 6.5 | ||||||||
技 | E 7.0 | 技巧 | 7.0 | ||||||
キレ | 7.0 | ||||||||
離 | E 6.5 | 突 | 7.0 | ||||||
押 | 7.0 | ||||||||
引 | 6.5 | ||||||||
組 | D 9.0 | 寄 | 9.5 | ||||||
投 | 7.5 | ||||||||
極 | 8.5 |
剛○●●■●●○柔 |
型○●●■●○○彩 |
速○○●■●●●理 |
||||||
動○○●■●●○静 |
四●●●■●○○押 |
左○●●■●●●右 |
||||||
活躍型 |
間合い |
総合値 | ||||||
殊勲 | 大勝 | 安定 | 密 | 接 | 近 | 離 | 遠 |
7.8↑ |
◎ | ○ | △ | △ | × |
★略歴 日大相撲部で主将も務めたが、卒業後に実業団横綱のタイトルを獲って幕下15枚目格付出資格を得て入門。1年間4勝3敗を続けて29年1月新十両。5月に初めて負け越したが、7月には十両優勝を果たすと9月は3枚目で9勝、新入幕を決めた。
★前年 【再入幕】運よく残留した初場所で初の幕内勝ち越し。春には10勝を挙げて定着に成功したかに思われたが、翌場所大敗で陥落。秋場所十両優勝決定戦に進出する11勝の好成績で、ご当所九州を3場所ぶりの幕内で迎えた。 ★当年 【幕内定着】九州は15枚目で1点の負け越し。何とか残れそう。入幕から1年、そろそろ定着したい。 |
★取り口 がっちりした巨体で、四つで攻める相撲。投げもあるが、腹をぶつけるような怒涛の寄りが武器。立ち合いは右差し狙いよりも頭で当たりながら左の浅い上手を狙うので、逆の左四つになることも多々ある。左上手を引いた時の引き付け方は秀逸。突き合いになると前傾ではないので、まともに突きを受けやすい。 ★パラメータ・スキル (7.6→7.8)幕内では突き押しの相撲に先制されて苦しんだ。自分の形を早く作るか突き押しでも対抗できるようにしたい。星取表からは、確実に勝ち越す安定ぶりが見て取れる。じっくり腰を割ったり鼻をさわったりして立合いのペースは遅い。 |
(その他)
宇良 29年は新入幕から華々しい活躍で小兵ブームを主導も膝の怪我で手術し長期離脱。三段目下位から巻き返す。