現役力士データ　29年③古参力士

基本データ	四股名等の基本的なデータ年齢はその年の誕生日後のもの。取り口：相撲の取り方を独自の分類で表記（⇒相撲解体新書のページ参照）型　　：得意とする形　　得意技：公式のものに近い表記で体格　：身長は1cm刻み、体重は5kg刻みで掲載前後の平均的なもの。体格分類は「解体新書」参照
パラメータ持ち技リスト特性	パラメータ　15～１（0.5刻み）で表示。（上位項目はランクを併記。今年から基準変更）　S(15-14.5)A(14-13)B(12.5-11)C(10.5-9.5)D(9-8)E(7.5-6.5)F(6-4.5)G(4-) 体格：スケール感、重量感、懐の深さなど体格面の総合値力　：馬力、腕力、相撲力、小力などパワーに関する総合値足腰：バランス、踏ん張り、柔軟性など総合的な下半身の強さ速　：スプリント力、アジリティ、レスポンスなどスピードに関する総合値技　：相撲勘、前捌きの良さ、技の鋭さ、タイミングなど技能に関する総合値離　：突き、押し、引き技など離れて取った場合の総合的技量組　：寄り、投げ、その他組み合って取った場合の総合的技量それぞれに下位項目を設けているが、それ以外の要素も加味して計上している。吊り、極め、掛け(足技のみ)、足取り、反りは、最も代表的なものをピックアップ。持ち技リストは、数字がレベル（低１＜７高）、英字が頻度（多a>e少）を表す。決め技、崩し技は便宜上分けているが、それほど厳密に分類しているわけではない。（技名の前に左右がついていない場合は、どちらもある、または特に差がない場合。）特性は、心：精神面・癖、ジンクス、その他の特徴など　　　　　技：技量面、技リストで表しづらいテクニックなど　　　　　　体：体格・体力面、ケガなど詳細は、＜データ解説ver2.0＞を参照
サブチャート	■傾向　　●が指向の強さを表す。　（持ち味は剛か柔か、型を徹底するか多彩な取り口か、速攻かじっくり理詰めか、　気性・取り口は動か静か、四つに徹すか突き・押しに徹すか、四つは左・右どちらを狙うか） ■Ｖ争いの展開（上位陣のみ）/活躍の傾向は、得意・傾向が強い順に、「 ○、△、×、無印」で示す。 ■間合い:密（密着した状態。がっぷり胸を合わせた状態）接（廻しには手がかかるが、胸は合わせていない状態。向付、半身など）　　　　　　近（体は接しているが廻しには掛からない距離。押し合い、前さばきの応酬）　　　　　　離（体が離れ、突っ張りに適した距離）　　　　　　遠（遠距離。前掛かりに腕を伸ばして届く距離）　　　　　得意とする順に、☆＞◎＞○＞△＞×で示す。 ■総合値：パラメータの平均値。矢印は前年との比較（0.1以内の増減は「→」）
解説	略歴・前年評価・当年期待(29年1月時点)　/　取り口・パラメータとスキルに関するコメント

豪　風最高位:関脇　秋田出身　尾車部屋　37歳
取り口：撹乱型				型：左ハズ/差し・右おっつけ		得意手：押し、叩き		170cm/150kg 短躯肉厚
体格	F 5.5	懐	5.0	＜決め技＞ハズ押し 4b 突き落とし4c はたき　　 5c 引き落とし4b 掬い投げ 3c 肩透かし　3c 内掛け　　3d 首投げ　　3d 小手投げ 2c 一本背負い1d	＜崩し技＞右おっつけ4b かわず掛け2d モロハズ 4c 左おっつけ3b 右のどわ　3c いなし　 3c ちょん掛け1d 腕捻り　 2e 裾払い 2e	＜立合＞左ハズ　　3b 右おっつけ3b 左差し　2d 体当たり　2c かっぱじき2d 突き落とし2d はたき　　3d 頭b肩c胸c 手d変化c	＜心＞引き癖冷静横攻めツラ相撲策士帳尻超晩成型円熟	＜技＞挟みつけ速攻変化技○ ワキ甘い荒技引き足○ 呼び込み	＜体＞重心低い肩幅広いリーチ× 体質柔軟
		重	6.5
力	D 8.5	馬力	8.5
		怪力	8.5
足腰	E 7.5	安定	7.0
		粘り	8.5
速	C10.0	出足	10.0
		敏捷	10.0
技	C10.0	技巧	9.0
		キレ	10.5
離	C10.0	突	7.5
		押	10.0
		引	12.0
組	F 5.5	寄	5,5
		投	7.0
		掛	7.5

★略歴　　14年に運用が始まったばかりの幕下15枚目格付出資格を得て入門。170センチの小兵ながら所要5場所で入幕。この場所で膝を痛めて休場するなど、しばらく故障に泣かされたが、17年からはずっと幕内を保っている。目立った活躍はなく中下位が定位置で、大きな実績は20年初場所で12勝して敢闘賞、翌場所新三役となったくらいだった。ところが、30歳過ぎから押し、引きの技術が円熟の域に達し、平幕上位で健闘しはじめる。35歳の26年には史上最年長の初金星を獲得、翌場所は6年ぶりの三役、最年長新関脇となった。その後は中位での土俵が続くが、衰え知らず。

★前年　【中位安定】13枚目まで下げた初場所では10勝。上位では取れなかったが、その後も中位を維持、九州では7枚目で9番。上位復帰を果たす。

★当年　【活躍期待】上での活躍は難しくなってきたかもしれないが、鍛えた体はまだまだ衰えない。星が平均化されてあまり目立つことがなくなったが、波に乗って久しぶりの大勝ちといきたい。味のある押し相撲で沸かせる存在であり続ける。初場所では5枚目で10勝。三役復帰も見えてくる活躍。

★取り口　　おっつけを軸に押し上げ、引き技を交えた機敏な動きで翻弄する。懐に入っても差さずにハズにあてがって、止まらないよう攻め続ける、左を覗かせると投げや掛け技も持つ。変化は神業。肩幅が広くおっつけを多用するので、差されやすい傾向がある。こうなるとお手上げだが、思い切った首投げもある。

★パラメータ・スキル　　（8.1→8.1）上背はないががっちりした体形。もともとが低いが、あまり頭を下げないので引き技を誘う相撲ではない。大ベテランと呼ばれる年齢になっても動きの良さは変わらないが、押す力が落ちれば引きも決まらず苦しくなる。上体の力は筋トレで維持に努める。あまり見せなくなったが奇手も持ち合わせており、29年初場所では久々に一本背負いを披露。

松鳳山最高位:小結　　福岡出身　二所ノ関部屋　33歳
取り口：突押・荒技型				型：左差し右上手/突っ張り		得意手：突き、投げ		177cm/135kg 小兵中肉
体格	E 6.5	懐	6.5	＜決め技＞突っ張り 5b 右上手投げ3a 上手出投げ4b 下手出投げ3d 掬い投げ　3b モロ差寄り2c 上突っ張り3b 右前褌寄り2c モロ手突き3b 小手投げ2d 下手投げ2c	＜崩し技＞ハズ押し2c 内無双　1e 渡し込み 1d 肩透かし2c 突き付け 2b ひねり　　2d 裾払い　 2d 巻き替え 2c 左腕返し 2b	＜立合＞モロ手突き3a モロ差し　2c 左差し　 2c 張差し　 2c 右喉輪　 2d 右上手　 2d 右前褌　1e 頭c肩b胸c 手b変化d	＜心＞にらみ仕切り遅いスロ‐スタ-ト尻上がり晩成型対長身○	＜技＞俵伝いまわりこみ回転○ 速攻足払い	＜体＞重心低い上体柔軟リーチ伸ユルフンバッタリ
		重	6.5
力	D 8.0	馬力	8.0
		怪力	8.5
足腰	D 8.5	安定	7.5
		粘り	9.0
速	C10.0	出足	9.5
		敏捷	10.0
技	D 9.0	技巧	8.5
		キレ	9.5
離	D 8.5	突	8.5
		押	9.0
		引	8.5
組	E 7.5	寄	7.0
		投	9.0
		掛	8.0

★略歴　　遅咲きの大卒力士。18年に入門、幕下で苦労した上に、賭博事件で謹慎処分2場所とずいぶん道草を食った。しかし復帰すると連続幕下優勝、一気に入幕した。松谷から四股名を改めた新入幕場所で10勝、翌24年には上位定着。11月敢闘賞の活躍で三役へ躍進した。その後３度小結に再昇進したが、いずれも勝ち越しならず。30歳になったあたりから急に力が落ちて上位から消え、十両で低迷しかけていたが、劇的に復活。二所ノ関の看板を背負って奮闘する。

★前年　【闘魂健在】十両優勝で再入幕して敢闘賞、初場所は前頭筆頭に戻った。2日目日馬富士を掬い投げで破り2度目の金星を挙げたが、5勝止まり。春も大負けして下位までリバウンド？したが、11勝の成績で地力を示した。上位と当たる位置での勝ち越しはできなかったが、名古屋では2大関を下した。特に初優勝へ向けて優勝争いの先頭に立った稀勢の里を変化で下した一番は印象に残る。

★当年　【完全復活】しばらく番付が乱高下したが、中位あたりに落ち着いた。大勝できるタイプだけに、下位にいても楽しみだし、上位にいても横綱大関相手に見せ場は作る。三役に復帰して黄金廻しも復活するか。2枚目に戻った初場所は持ち前の気風の良い相撲ぶりで、序盤上位を苦しめ金星も挙げた惜しくも負け越したが、今年は期待が持てそうだ。

★取り口　　小兵の部類に入るが、もろ手突きから真っ向突っ張って勝負、左を差す相撲で胸を合わせても力強く、豪快な上手投げや器用な出し投げも持っている。このところ左四つに組みにいって勝負することも増えている。出し投げの前に内掛けの方向に足を払ってけん制しておくのが独特の妙技。

★パラメータ・スキル　　(8.1→8.3)　武器は突き押しだが、投げの強さも魅力。ファイター型だが、小技もある。攻めるときにはそれほど頭を下げないが、前に落ちることは少なくない。肌は浅黒く眼光鋭い、今どき珍しい野武士の風貌。

荒　鷲　最高位:前頭二　モンゴル出身　峰崎部屋　31歳
取り口：業師型				型：右差し左前褌		得意手：投げ、手繰り		184cm/130kg 軽量筋肉
体格	E 6.5	懐	7.5	＜決め技＞左上手投げ4a とったり　　5b 右下手投げ3b 左前褌寄り3b 上手出投げ3c 小手投げ　3c はたき　　3c 突き落とし3c 掛け投げ 2d うっちゃり2d 両前褌寄り2d	＜崩し技＞たぐり　4c 足取り　1e 内無双　1e けたぐり　1e 蹴返し　　1e 小股　　2d 逆とったり1e ひっかけ1e ひねり　　2d 切り返し　1e	＜立合＞左前褌　2a 右差し　2b 右カチ上げ2d 両差し　　1e 左上手　　2c あてがい 1d 頭c肩b胸e 手c変化d	＜心＞番付運◎ 寸前× 小技横攻め下がり目晩成型	＜技＞土俵際回りこみ手取り足癖変化技○	＜体＞立ち腰上体柔軟肩脱臼癖
		重	6.0
力	E 7.5	馬力	6.5
		怪力	8.5
足腰	D 9.0	安定	8.5
		粘り	9.0
速	C 10.0	出足	8.5
		敏捷	10.5
技	C 9.5	技巧	9.5
		キレ	10.0
離	E 6.0	突	6.0
		押	6.0
		引	9.0
組	D 8.5	寄	8.5
		投	9.0
		掛	9.0

★略歴・近況　　３つの部屋を転々としながら各部屋の米櫃となった渡り鳥。14年に荒磯部屋に入門、幕下までは順調だったが何度もケガに泣いて序二段まで落ちるなど苦労した。20年に師匠（元二子岳）が停年となり花籠部屋に移籍。23年5月は幕下3枚目で3勝4敗に終わったが、これが力士大量離脱の技量審査場所で、前代未聞の負け越して新十両という幸運。24年には花籠部屋が閉鎖し、峰崎部屋に移籍して再十両、同部屋25年目で初の関取誕生となるが、地力不足で三度1場所で陥落。それから1年あまり幕下暮らしが続いたが、目方も増えて26年初場所4度目の昇進で初の勝ち越し。翌場所10枚目で10勝すると、また幸運に恵まれ外国勢2位となるスロー新入幕を果たした。

★前年　【後半躍進】27年5月に2勝13敗と大崩れして1年守った幕内から陥落。十両で停滞していたが、5月は3枚目で千秋楽に勝ち越し、1年ぶりの入幕を果たす。すると4連勝スタートがものをいって9勝、11月には三賞こそなかったが11勝を挙げ、三役も見える位置に。

★当年　【本格技巧】前回の入幕時はとったりを武器に何とかかわして勝ちを拾っていたが、今度は得意の四つ相撲で勝てている。本領を発揮して初の上位戦を乗り切れるか。はたまた限界を露呈かと注目の初場所は、白鵬に土をつけるなど2金星。6番は立派だった。

★取り口　　右四つでしぶとく食い下がる相撲。左を取ると投げが強い。軽量だが、引き付けが強く上背もそこそこあるので組み合ってもとれる。幕下時代は体重も110キロほどで、足技でもなんでもやる力士だったが、関取になってからは離れて取る展開で素早く動き、手繰りの上手さを発揮して、とったりやはたきを決めることも多い。

★パラメータ・スキル　　(7.5→8.1)動きの良さと技が持ち味。キレが戻ってきたほか、重さ、力強さも進境を見せた。右四つ左前褌を狙うが、胸が合うと体力負けするため、上手狙いで左に動くなどして打開する。脱臼癖は手術でほぼ克服。相変わらず番付運が良い。

安美錦　最高位:関脇　青森出身　伊勢ヶ濱部屋　39歳
取り口：技能・攪乱型				型：左前褌/おっつけ・右喉輪		得意手：押し、出投		185cm/150kg 均整中肉
体格	E 7.0	懐	7.5	＜決め技＞右のどわ　4b 下手出投げ4d 前褌寄り 4c はたき　　5b 上手出投げ4b 掬い投げ 3b 下手ひねり2d 上手投げ 3b 肩透かし 4c うっちゃり 3d 素首落とし3d	＜崩し技＞ハズ押し 4c 外掛け　3d いなし　　3b 大逆手 1e 引っ掛け 2c 足取り　　2d 裾取り　　2d 左おっつけ2b 巻き落とし2d 内無双　2e 小股　　1e	＜立合＞右のどわ　4b 右差し　　3b 左前褌　　3c 張り手　　3d 左上手 3c いなし　 4c はたき　　3d 出し投げ　3d 頭b肩d胸d 手c変化c	＜心＞上位キラ- 策士多彩帳尻土俵際対押し× 強行晩成型円熟人気	＜技＞前捌き突進相撲勘まわりこみ食い下り引き足○ 呼び込み	＜体＞前傾○ ヒジ柔軟体質柔軟ヒザ硬い左ヒザ右膝爆弾腰痛
		重	7.0
力	E 7.0	馬力	7.5
		怪力	7.0
足腰	F 6.0	安定	6.0
		粘り	6.5
速	D 8.0	出足	8.0
		敏捷	8.0
技	B11.0	技巧	12.0
		キレ	10.0
離	D 8.5	突	7.5
		押	8.5
		引	11.0
組	D 8.5	寄	7.5
		投	9.5
		捻	9.5

★略歴　　20世紀に新入幕の大ベテラン。若き日は軽量で、土俵際の魔術を持つ業師としてならす。15年1月には貴乃花最後の一番の相手として名を馳せた。時に大物を食いながら故障も多く番付が乱高下していたが、体重が130キロを超えてから上位に定着。19年ごろは関脇で二桁勝つなど大関も期待された時期もあった。しかし早くから痛めていた膝の怪我がつきまとい、三役に定着するまでには至らず。それでも故障と付き合いながら、30代後半まで存在感を示している。

★前年　【重傷転落】筆頭で迎えた初場所は初日稀勢を破り、3日目鶴竜から金星という好スタートを切ったが故障。再出場で健闘したが三役復帰ならず。3枚目だった夏場所2日目、栃ノ心を送り出したかに思われたところ、自ら転倒。アキレス腱断裂の重傷で引退も噂されたが、3場所連続休場を経て12年ぶりの十両で復帰。苦しみながら2場所連続勝ち越し、面目は保った。

★当年　【不惑関取】最年長関取。怪我が回復すれば元の幕内上位で取れると信じたい。年齢的にも、元の力が戻るのかは厳しいチャレンジではある。40歳関取を実現することを第一に復調を待ちたい。初場所は苦しい土俵となり大負け、春は十両下位で引退危機だ。

★取り口　　かつては出し投げや外掛け、無双に足取りも駆使した業師だが、別人のように大型化して一気ののどわ押しで勝負できる役力士となった。最近はいきなりの叩き込み、素首落としも増えている。故障明けの苦しい土俵もこの技能が支えている。

★パラメータ・スキル　（9.0→8.0）慢性化した膝に加えてアキレス腱もやってしまった。かつてのしぶとい粘りやスピード相撲は難しいが、相撲勘は健在である。思い切りのよい技で打開する。

豊　響最高位:前頭二　山口出身　境川部屋　33歳
取り口：前進型				型：左筈右喉輪/突っ張り		得意手：突き、押し		185cm/185kg 巨漢中肉
体格	D 9.0	懐	8.0	＜決め技＞右のどわ　5a 突っ張り　3b ハズ押し　4a 突き落とし3b 小手投げ 3c がぶり寄り2d 上手出投げ1d 下手出投げ1d モロ手突き3c 左差し寄り3c 下手投げ2c	＜崩し技＞左おっつけ2b 右おっつけ3b 引き落とし2c ぶちかまし3b カチ上げ　2e 跳ね上げ 3b 浴びせ倒し2d 極め　　2d 掬い投げ　2d はたき　　2c	＜立合＞ぶちかまし3a モロ手突き2b カチ上げ 2d 右のどわ　4c おっつけ　1c 突き落とし1e 頭a肩c胸e 手b変化e	＜心＞ツラ相撲スロ-スタ-タ尻上がりシンプル助走	＜技＞突進電車道ワキ甘い詰め×	＜体＞額大きい前がかり体質硬い足腰硬い粘り腰× 右肩右ひざ
		重	10.0
力	D 9.0	馬力	10.0
		怪力	9.0
足腰	F 6.0	安定	6.0
		粘り	6.5
速	E 6.5	出足	8.0
		敏捷	6.0
技	E 6.5	技巧	6.0
		キレ	7.0
離	C 9.5	突	9.0
		押	9.0
		引	7.0
組	E 6.5	寄	6.5
		投	7.0
		掛	8.5

★略歴　　17年に入門。しばらく相撲を離れて年は食っていたが、序二段、新十両で優勝するなど同期同部屋の高校横綱・豪栄道にも負けない速さで出世した。19年名古屋の新入幕では敢闘賞を受賞するなど、年1回のペースで三賞を獲るも、上位には進めず、網膜剥離や謹慎、連敗癖もあってたびたび十両落ち。ハイライトは、24年夏場所の境川旋風時。5勝に終わったが、白鵬から初金星と２大関も破った。迫力のぶちかましで「平成の猛牛」の異名を持つ。

★前年　【幕内苦戦】初場所は5場所ぶりに幕内で勝ち越したが、春は怪我もあり3勝に終わって十両陥落。1場所で復帰するが、幕では給金を直せず。しかし豪栄道の騎手を務めたのは感慨深かっただろう。

★当年　【馬力復活】大負けは少ないが、平幕下位で苦戦が続き、初場所は十両から出直し。実力者や若手相手でも、立合いの当たりがはまれば猛牛のごとき出足で圧倒する。平成の猛牛と呼ばれた迫力は復活するか。

★取り口　　大きな額でぶちかましてから、押しの強さを生かした突き押し一筋の相撲。自慢ののどわ押しで一気に出ることもある。四つの相手には差し手をおっつけ、反対をハズで距離を取って前進、のどわで豪快に仕留める。押し相撲の相手には下からあてがうようにして跳ね返しながら出ていくことが多い。元は四つ相撲で、左を差しての寄り、右小手投げもある。

★パラメータ・スキル　(7.8→7.5)重量級の押し相撲。技は質量ともに劣るが、キレはなくとも力で決め切る。突進力が武器だが、このところ出足を止められて苦戦することが多い。

北太樹　最高位:前頭二　東京出身　山響部屋　35歳
取り口：正攻法型				型：左差し右上手/押付		得意手：寄り、突押		184cm/150kg 中型筋肉
体格	E 7.0	懐	7.5	＜決め技＞左四つ寄り3b 右四つ寄り3c 上手投げ 3c はたき　 2c 外掛け　　4c 打っ棄り　3d 下手投げ 2c 突き落とし2c 掬い投げ 2c 小手投げ 2c 上手出投げ2d	＜崩し技＞突っ張り 3c 右おっつけ3b 閂　　　　2d 極め　　　 4c 小手捻り　1d 右のどわ　2b もろ手突き2c 投げ寄り　2d 浴びせ倒し2d 首投げ　1e 三所攻め1e	＜立合＞モロ手突き2b カチ上げ　2c 左差し　　2c 右おっつけ2c 右のどわ 2b 右差し　　1d はたき 1d 頭c肩b胸d 手b変化d	＜心＞強行ツラ相撲仕切り遅い晩成型	＜技＞速攻右甘い土俵際引張込み	＜体＞粘り腰左膝爆弾
		重	7.0
力	E 7.0	馬力	7.0
		怪力	7.5
足腰	E 7.5	安定	7.0
		粘り	8.0
速	E 7.5	出足	8.0
		敏捷	7.5
技	E 7.5	技巧	8.0
		キレ	7.0
離	E 7.5	突	7.5
		押	7.5
		引	7.5
組	D 8.0	寄	7,5
		投	7.5
		極	8.5

★略歴　　平成10年入門の叩き上げ力士。出世に時間はかかったが、19年に北大樹から北太樹と改めると、直後に関取へ。翌年には所要10年半で新入幕。当時は膝の状態が悪く、2場所で陥落して1年ほど十両暮らしに戻ったが、22年に復帰すると一気に上位進出。夏場所には大関琴光喜から銀星を挙げた。以後平幕の上位から中位に定着。25年には前頭2枚目の最高位をマークしたが、それを最後に上位対戦圏には戻れていない。

★前年　【関取死守】3場所連続15枚目でしのいでいたが、春は3勝しかできずに十両陥落。前回の十両落ちでは13勝して復帰したが、今回は下げ止まらず8場所連続負け越し。どん尻の14枚目まで下がった秋場所はようやく勝ち越して関取の座を守ると、連続勝ち越しで中位にまで戻した。

★当年　【脱十枚目】北の湖部屋から山響部屋所属となったが、十両で低迷の一年となった。このまま衰えたくはない。幕内復帰を狙うが、初場所はツキにも見放され大敗。

★取り口　　寄り身の速さが武器。左四ツで寄るのが十分だが、右を差しても前に出られる。出ながらの外掛けや、相手の差し手を極めての力技もある。突っ張りから入ることもあって、自在の取り口だ。かつては左ひざのサポーターがトレードマークで足腰が悪そうだったが、うっちゃりもある。

★パラメータ・スキル解説　　(7.6→7.4)万能タイプで、寄りあり、押しあり、外掛け、極めも強力。何が衰えたのかはわかりづらいが、軽くなった印象。厳しい出足早の寄りの復活が待たれる。

佐田の富士最高位:前頭三　長崎出身　境川部屋　33歳
取り口：前進型				型：左喉輪右押付		得意手：寄り、突押		190cm/200kg 超巨漢筋肉
体格	Ｃ10.5	懐	10.0	＜決め技＞左四つ寄り3b 右四つ寄り3c 上手投げ 3c はたき　 2c 外掛け　　4c 打っ棄り　3d 下手投げ 2c 突き落とし2c 掬い投げ 2c 小手投げ 2c 上手出投げ2d	＜崩し技＞突っ張り 3c 右おっつけ3b 閂　　　　2d 極め　　　 4c 小手捻り　1d 右のどわ　2b もろ手突き2c 投げ寄り　2d 浴びせ倒し2d 首投げ　1e 三所攻め1e	＜立合＞モロ手突き2b カチ上げ　2c 左差し　　2c 右おっつけ2c 右のどわ 2b 右差し　　1d はたき 1d 頭c肩b胸d 手b変化d	＜心＞強行ツラ相撲仕切り遅い晩成型	＜技＞速攻右甘い土俵際引張込み	＜体＞粘り腰左膝爆弾
		重	11.0
力	D 8.5	馬力	8.5
		怪力	9.0
足腰	F 5.5	安定	5.0
		粘り	6.0
速	F 5.0	出足	6.0
		敏捷	5.0
技	F 6.0	技巧	6.0
		キレ	6.0
離	D 8.0	突	8.5
		押	8.0
		引	7.0
組	E 7.0	寄	7.5
		投	6.0
		極	7.5

★略歴　　高校まで柔道部。体は大きかったが出世に時間がかかり、およそ9年かけて23年ご当所九州で入幕。27歳直前だった。幕内に1年踏ん張り、転落したが14勝で十両優勝して復帰。27年には中位で二桁勝って、自己最高位2枚目まで躍進しているが、直後に十両に落ちて以来低迷が続く。

★前年　【十両低迷】前頭2枚目から2場所で十両落ちのショックは大きかったか、十両でも5年ぶりに負け越し。5月にようやく勝ち越して再入幕を果たすが、4勝止まり。さらに十両でも4勝11敗で下位まで転落、下げ止まらず十両の地位も失った。

★当年　【もう一花】30歳を過ぎているとはいえ、長い下積みで着実に力をつけてきただけに、早くも衰えるのは寂しい。巻き返しの一年にしたかったが、初場所は幕下で6連敗を喫した。

★取り口　突き押しで前に出る相撲がメイン。四つでは根が左で、寄りに圧力がある。いい時は重さを活かして土俵際で粘っての逆転勝ちもあるが、体格の割には重さを発揮しきれない。

★パラメータ・スキル　（7.6→7.2）200キロ超ながら引き締まって見える特異な巨漢力士。その割に動きはもう少し。圧倒するようなパワーを発揮することもあまり見られないが、リーチある突き押し、体重の乗った小手投げ、突き落としには迫力がある。

蒼国来最高位:前頭五　中国出身　荒汐部屋　33歳
取り口：正攻法型				型：左差し右上手		得意手：寄り、投げ		185cm/130kg 軽量筋肉
体格	E 6.5	懐	7.0	＜決め技＞左四つ寄り5b 両差し寄り3b 上手投げ 3a 上手出投げ3b 下手投げ　3b 掬い投げ　3b 小手投げ　2c 切り返し　3d 下手出投げ3c 吊り落とし2d	＜崩し技＞引っ掛け 3c たぐり　　3c ひねり　2d 吊り寄り　2c 二枚蹴り1e 右腕返し2c 右ハズ押し2c 左前褌寄り2c うっちゃり1d かわず掛け2e	＜立合＞左差し　2b 前ミツ 2d 右差し　 2d 両差し　 2d おっつけ 1c のどわ　1d 引っ掛け 2d はたき　 1d 頭d肩b胸c 手d変化ed	＜心＞番付運× 晩成型息切れ逆境○	＜技＞差し身ヒザ払いまわりこみ逆四つ○	＜体＞粘り腰左膝爆弾足腰柔軟相撲力
		重	6.5
力	D 9.0	馬力	7.0
		怪力	9.5
足腰	D 9.0	安定	9.0
		粘り	9.5
速	Ｅ 7.5	出足	6.5
		敏捷	8.5
技	D 8.5	技巧	8.5
		キレ	8.5
離	F 6.0	突	6.0
		押	6.0
		引	7.0
組	D 8.5	寄	9.0
		投	8.5
		吊	9.0

★略歴　 15年に19歳で入門、中国内モンゴル自治区出身で話題になった。軽量で幕下で苦労したが22年に新十両を果たすと、負け越しなしで新入幕を果たした。しかし、幕内にも定着しそうだと期待された矢先、八百長認定され引退勧告を受ける。これを受け入れず解雇処分となるも、無効判決を勝ち取って2年半ぶりの復帰が認められた。ブランク明けは苦戦したが、成長著しい時期を奪われたハンデを乗り越え、再び幕内で活躍している。

★前年　【下降局面】初場所は最高位の5枚目で4場所連続となる勝ち越し。しかし初の上位戦が組まれた春は、2日目からインフルエンザで3日休場し体調不十分だったのは惜しまれる。それでもこの場所5勝と健闘したが、そこから逆に4連続負け越しで幕尻に。

★当年　【再浮上を】四つの型が安定し、幕内上位にもしぶとく残るかと期待したが、相手も慣れてきた。ややまとも過ぎるきらいがあるが、もうベテランと呼ばれる年齢。小技を駆使しても面白い。初場所は切れ味が戻って12勝。初の技能賞を獲得した。

★取り口　　軽量ながら体の力は強く、胸をあわせての四つ相撲でも力を発揮。以前は右四つ得意だったが、近年左四つに転向して好結果。右も入れて両差しになることも多い。突き放されても腕をたぐったりとしぶとい。

★パラメータ・スキル　(7.9→7.9)力強さ、ばねの強さを評価。投げ、出し投げは上手からも下手からも打てるが、やや頻度は減った。左四つの寄りの型が素晴らしく、吊りもできる古風な四つ相撲。身体がない分、スピードはもう少し必要か。傾向は弱まったが、終盤の息切れがもったいない。

阿夢露　最高位:前頭五　ロシア出身　阿武松部屋　33歳
取り口：正攻法型				型：左前褌右おっつけ		得意手：寄り、出し投げ		192cm/125kg ソップ筋肉
体格	Ｅ6.5	懐	8.5	＜決め技＞左前褌寄り3b 右前褌寄り3c 拝み寄り　2d 両差し寄り2d 上手出投げ3c 下手出投げ2d 上手投げ　2c 下手投げ　2c 突き落とし2c 小手投げ　2d	＜崩し技＞おっつけ2b しぼり　　2c はねあげ　2c 突き放し　2c のどわ　　2c もろハズ　2d はたき　　2c 浴びせ倒し1d 吊り　　1d 足取り　1e	＜立合＞ぶちかまし2b 左前褌　　2b モロ差し2d 右突き放し1c はねあげ2c 右差し　　2c 右差し　　1d はたき 1d 頭c肩b胸d 手b変化d	＜心＞ツラ相撲強引超晩成型息切れ	＜技＞向こうづけ	＜体＞前がかり筋肉質リーチ○ 両膝爆弾
		重	5.0
力	E 7.5	馬力	6.5
		怪力	8.5
足腰	E 7.0	安定	6.5
		粘り	7.0
速	D 8.5	出足	9.0
		敏捷	9.0
技	D 8.0	技巧	8.0
		キレ	7.5
離	E 7.0	突	6.5
		押	7.0
		引	7.0
組	E 7.5	寄	8.0
		投	8.0
		掛	7.0

★略歴　　14年に入門、体重が一向に増えず、他の外国勢に遅れをとった、20年になってようやく幕下定着、じわじわと力をつけ、22年に故障で三段目落ちしたものの、立ち直ってついに24年初場所で関取に。ところが、絶好調で新十両優勝も見えていた終盤戦で膝に重傷を負い、5場所連続全休で序二段落ち。それでもめげず、復帰してからは負け越し知らず。1年あまりで十両に復帰、さらに4場所連続で勝ち越して新入幕を果たした。跳ね返されたが再挑戦後は定着に成功。

★前年　　【下降局面】27年の九州では5枚目まで番付を上げたが、そこから負け越しが続く。夏は怪我で途中休場し、再出場したものの3勝止まりで十両落ち。再入幕も決められず、不本意な一年に終わった。

★当年　　【幕内復帰】年齢はいっているが、関取経験は浅く、挑戦はこれから。体調を戻してまずは幕内復帰を狙いたいが、不振続きでズルズル後退。

★取り口　　どちらか、もしくは両方前褌を狙って頭をつけて食い下がる。出し投げなどの技を駆使して力を発揮する。跳ね上げながら前褌を探る。組むとうるさいので突き放されることが多いが、対抗して跳ね上げて反撃する場面も増えてきた。

★パラメータ・スキル　　(7.6→7.4)突き押しに対しては軽さを露呈。対抗するだけのリーチある突きは威力を増してきた。190センチを超える長身だが体は細く、スピード相撲を心掛けている。

豊ノ島　最高位:関脇　高知出身　時津風部屋　34歳
取り口：技能型				型：左下手/モロ差		得意手：下手投、押し		169cm/150kg 短躯肉厚
体格	E 6.5	懐	5.5	＜決め技＞左下手投げ6b モロ差寄り5b 肩透かし 5c 下手出投げ3d 左掬い投げ4b ハズ押し 3b 吊り寄り 2c 内掛け　 2d 切り返し　2d 上手出投げ3d	＜崩し技＞渡し込み 2d まわし切り3c 下手ひねり2d かわず掛け2e いなし　5b 巻き替え 4b 右のどわ 2d 首投げ　 2d 外掛け　　3c はねあげ　3b	＜立合＞左差し　　４b モロ差し　3b 張差し　　2d カチ上げ 2d 右ハズ　 2d のどわ　 1d もぐり　　1d 頭d肩c胸a 手c変化e	＜心＞スロ-スタ-ト尻上がり逆境○ ツラ相撲対速攻× 土俵際	＜技＞差し身掬い差し足跳ね上げまわりこみ引き足○ 左半身頭四ツ	＜体＞粘り腰○ 巨腹足腰柔軟反り身○ 重心低い右ヒザ左ヒジ腰痛怪我×
		重	8.0
力	E 7.0	馬力	6.5
		怪力	7.0
足腰	E 7.0	安定	7.5
		粘り	8.0
速	E 7.5	出足	7.0
		敏捷	8.0
技	B11.0	技巧	11.5
		キレ	10.5
離	D 8.0	突	7.0
		押	8.5
		引	10.0
組	C 9.5	寄	8.0
		投	10.5
		掛	8.0

★略歴　　高校相撲を経て角界入り。身長不足で当時は第二検査での合格だったが、2年半で入幕。当時は身体も軽く幕内定着に時間を要したが、19年1月に12勝を挙げると、翌場所初日は上位初挑戦で身長差35センチの琴欧洲を下手投げに下して鮮烈な印象を与え、三役に昇進。2度目の三役では二桁勝って殊勲賞を獲得し、大関候補にも名前が挙がった。22年は謹慎で十両に落ちるが、14勝で制して復帰すると、翌場所幕内でも14勝。決定戦に進んだ。24年の後半からは平幕暮らしが多かったが、印象的な相撲で上位で存在感を発揮した。28年1月も千秋楽まで優勝を争い関脇に戻ったが、大怪我に見舞われて一気に幕下陥落。

★前年　　休場明けの初場所は、宿命のライバル・琴奨菊と優勝争いを展開。３横綱を連破して12連勝と初優勝へ突っ走る大関に土をつけた。14日目も1差を守ったが、その相撲で膝を負傷。千秋楽は敗れて決定戦の夢は絶たれたが、12勝で殊勲賞を獲得した。上位相手が大関との1戦のみで殊勲賞は極めて異例。関脇に復帰した翌春場所は膝の怪我が響いて3勝に終わったが、うち2番で横綱を破った。久しぶりに存在感を発揮する一年になるかと期待されたが、7枚目まで落ちた夏も回復せず10敗。さらに幕内下位で迎えた名古屋場所前、今度はアキレス腱を断裂。連続全休を余儀なくされ、幕下陥落の憂き目に遭った。

★当年　　30歳を超えて怪我が増えていたが、ついに大怪我をやってしまった。実績からすれば引退も考えられたが、同じく怪我で大きく後退した安美錦の踏ん張りも励みに、九州場所で復帰。黒廻しを締め、苦しみながらも勝ち越して復活への第一歩を刻んだ。早く関取へ幕内へ戻ってきてほしい。

★取り口　　上背はないが頭は下げず、驚異的な上体の反りで相手の攻めを受けつつ左を差し込む。両差し、または左四つになると、下手からの投げや肩透かしなど高い技能を発揮する。跳ね上げて下からのハズ押し、いなしての横攻めと離れても技能的な押し相撲を展開する。

★パラメータ・スキル　（8.9→8.1）小柄ながら腹は立派に出ており腰も重い。腹をぶつけながらまわしを切る技はユーモラスかつ芸術的。低さを活かした押し相撲で、意表をついた速攻もある。故障による不調、転落で、足腰などのパラメータを大きく下げているが、本来はもっと強い。

平成29年　＜home＞＜データ解説＞＜現役＞＜平成＞＜昭和＞
上位陣	白鵬日馬富士鶴竜琴奨菊稀勢の里豪栄道照ノ富士
三　役	髙安栃煌山栃ノ心隠岐の海嘉風宝富士魁聖玉鷲勢
古　参	豪風松鳳山荒鷲安美錦豊響北太樹佐田の富士蒼国来阿夢露豊ノ島
中　堅	妙義龍碧山遠藤千代大龍臥牙丸佐田の海德勝龍旭秀鵬誉富士千代の国英乃海青狼
新　鋭	御嶽海逸ノ城大砂嵐琴勇輝千代鳳貴ノ岩大栄翔
新入幕	正代輝大翔丸明瀬山錦木北石番磨千代翔馬北勝富士石浦

剛○●●■●●○柔			型●●●■●○○彩			速○●●■●○○理
動●●●■○○○静			四○○●■●●●押			左○●●■●○○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	8.1→
△	○	△	×	△	◎	○	×

剛●●●■●○○柔			型○●●■●●○彩			速●●●■●○○理
動●●●■●○○静			四○●●■●●●押			左○●●■○○○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	8.3↑
○	○	△	×	○	◎	○	△

剛○○●■●●●柔			型○●●■●●○彩			速○●●■●●○理
動○●●■●●○静			四●●●■○○○押			左○○●■●●●右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	8.1↑
	△		△	◎	×	○	△

剛○○●■●●●柔			型○○●■●●●彩			速●●●■●○○理
動○●●■●○○静			四○●●■●●○押			左○○●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	8.0↓
○		○	×	◎	◎	△	×

剛●●●■○○○柔			型●●●■●○○彩			速●●●■○○○理
動●●●■○○○静			四○○●■●●●押			左○●●■●○○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.5↓
	○	△	×	△	◎	○	△

剛○●●■●○○柔			型○●●■●○○彩			速○●●■●○○理
動○●●■●○○静			四○●●■●●○押			左○○●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.4↓
			△	◎	△	○	×

剛●●●■○○○柔			型○●●■●○○彩			速○○●■●●○理
動○○●■●●●静			四○○●■●●○押			左○●●■●○○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.2↓
	△		○	△	△	○	△

剛○●●■●○○柔			型○●●■●●○彩			速○○○■●●●理
動○○●■●●●静			四●●●■○○○押			左●●●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.9→
		△	○	◎	△	×	×

剛○○●■●●●柔			型●●●■●●○彩			速○●●■●●●理
動○●●■●●○静			四●●●■●○○押			左●●●■●○○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	8.1↓
○	○	△	△	◎	○	△	×