現役力士データ　29年⑥新入幕力士

基本データ	四股名等の基本的なデータ年齢はその年の誕生日後のもの。取り口：相撲の取り方を独自の分類で表記（⇒相撲解体新書のページ参照）型　　：得意とする形　　得意技：公式のものに近い表記で体格　：身長は1cm刻み、体重は5kg刻みで掲載前後の平均的なもの。体格分類は「解体新書」参照
パラメータ持ち技リスト特性	パラメータ　15～１（0.5刻み）で表示。（上位項目はランクを併記。今年から基準変更）　S(15-14.5)A(14-13)B(12.5-11)C(10.5-9.5)D(9-8)E(7.5-6.5)F(6-4.5)G(4-) 体格：スケール感、重量感、懐の深さなど体格面の総合値力　：馬力、腕力、相撲力、小力などパワーに関する総合値足腰：バランス、踏ん張り、柔軟性など総合的な下半身の強さ速　：スプリント力、アジリティ、レスポンスなどスピードに関する総合値技　：相撲勘、前捌きの良さ、技の鋭さ、タイミングなど技能に関する総合値離　：突き、押し、引き技など離れて取った場合の総合的技量組　：寄り、投げ、その他組み合って取った場合の総合的技量それぞれに下位項目を設けているが、それ以外の要素も加味して計上している。吊り、極め、掛け(足技のみ)、足取り、反りは、最も代表的なものをピックアップ。持ち技リストは、数字がレベル（低１＜７高）、英字が頻度（多a>e少）を表す。決め技、崩し技は便宜上分けているが、それほど厳密に分類しているわけではない。（技名の前に左右がついていない場合は、どちらもある、または特に差がない場合。）特性は、心：精神面・癖、ジンクス、その他の特徴など　　　　　技：技量面、技リストで表しづらいテクニックなど　　　　　　体：体格・体力面、ケガなど詳細は、＜データ解説ver2.0＞を参照
サブチャート	■傾向　　●が指向の強さを表す。　（持ち味は剛か柔か、型を徹底するか多彩な取り口か、速攻かじっくり理詰めか、　気性・取り口は動か静か、四つに徹すか突き・押しに徹すか、四つは左・右どちらを狙うか） ■Ｖ争いの展開（上位陣のみ）/活躍の傾向は、得意・傾向が強い順に、「 ○、△、×、無印」で示す。 ■間合い:密（密着した状態。がっぷり胸を合わせた状態）接（廻しには手がかかるが、胸は合わせていない状態。向付、半身など）　　　　　　近（体は接しているが廻しには掛からない距離。押し合い、前さばきの応酬）　　　　　　離（体が離れ、突っ張りに適した距離）　　　　　　遠（遠距離。前掛かりに腕を伸ばして届く距離）　　　　　得意とする順に、☆＞◎＞○＞△＞×で示す。 ■総合値：パラメータの平均値。矢印は前年との比較（0.1以内の増減は「→」）
解説	略歴・前年評価・当年期待(29年1月時点)　/　取り口・パラメータとスキルに関するコメント

正　代　最高位:関脇　熊本出身　時津風部屋　26歳
取り口：技能型				型：左差し/右差し		得意手：寄り		183cm/160kg 中型肉厚
体格	C10.5	懐	10.5	＜決め技＞両差し寄り4b 右差し寄り3c 左差し寄り2c 掬い投げ4b 小手投げ3c 下手投げ3c うっちゃり2d 上手投げ2d 突き落とし3c もろ手突き3c	＜崩し技＞巻き替え　2c 左腕返し　3b おっつけ　1d はねあげ 4c 極め　　　2d 上手出投げ1d 吊り　　1e 切り返し1e	＜立合＞体当たり3b 両差し　3a 左差し　3c カチ上げ2c 　頭d肩d胸a 手e変化e	＜心＞晩成型帳尻シンプル勝ち運	＜技＞差し身掬い差し	＜体＞上体柔軟立ち腰吸収
		重	10.5
力	D 9.0	馬力	9.0
		怪力	9.0
足腰	D 9.0	安定	9.0
		粘り	9.5
速	E 7.5	出足	7.5
		敏捷	7.0
技	D 9.0	技巧	9.5
		キレ	8.0
離	E 7.0	突	7.0
		押	7.5
		引	7.0
組	C 9.5	寄	9.5
		投	9.0
		極	7.0

★略歴　　　大学2年次に学生横綱。その後も主要大会で活躍したが、4年次にタイトルはなく前相撲からの出世。序ノ口、幕下で優勝。十両手前では番付運に恵まれず3枚目から1枚ずつの昇進で時間を要したが、負け越し知らずで関取に。十両では11勝、13勝（優勝）と本領を発揮して2場所突破。所要2年で入幕を果たす。新入幕の28年初場所も持ち味を発揮し二桁勝って敢闘賞。順調に番付を上げ、夏には2枚目に上がって上位挑戦、その後も大崩れすることなく、平幕上位を維持し、九州の11勝で新三役を決定づけた。

★当年　【大関候補】入幕後1年で2度の三賞を獲得し、今年の飛躍が最も期待される力士の一人。平幕相手なら安定して勝つ地力を示しており、課題は上位戦。まだ調子の上がらない大関を倒したくらいで、そろそろ殊勲の星を挙げて大関候補に名乗りを上げたい。

★取り口解説　　胸で当たって両腕で下から掬うように差しての寄り、嫌った相手が起きたところを突き放す。徹底した差し身の相撲。横綱大関相手でも構わず胸を出しての両差し狙い。差し手は左の方がよく返る印象。

★パラメータ・スキル解説　　懐が深く、重そうな恵まれた体格、に見えるが数字の上は至って平均的。これで胸を出して関脇になるのだから、非常に不思議。執拗に差そうとするが、果たせず押し込まれると小手投げで懐の深さを発揮する。秋場所は7連敗のあと7－8まで持ち直した。この一年余で勇み足で3番も拾う強運も持ち合わす。

輝　　最高位:前頭九　石川出身　高田川部屋　24歳
取り口：前進型				型：モロハズ		得意手：突き、押し		192cm/140kg 長身中肉
体格	C10.0	懐	10.5	＜決め技＞のどわ　3b ハズ押し3b 両差し寄り3c 右下手投げ2d 下手出投げ2d 外掛け　　3c 掬い投げ　2c はたき 2c	＜崩し技＞おっつけ2b 腕返し　2c 巻き替え　2c 突き放し　2d 右腕返し　1d いなし　3c ぶちかまし2c	＜立合＞ぶちかまし3b もろ手突き3c 左ハズ　2b 右のどわ 1d おっつけ　2b 左差し　2d 左のどわ2ｄ　頭b肩d胸d 手b変化e	＜心＞シンプル	＜技＞ワキ甘い	＜体＞前がかり腰高リーチ○
		重	8.0
力	D 9.0	馬力	9.0
		怪力	9.0
足腰	E 7.0	安定	7.0
		粘り	6.5
速	E 6.5	出足	6.5
		敏捷	6.5
技	F 6.0	技巧	6.0
		キレ	6.5
離	D 8.5	突	9.0
		押	8.5
		引	7.0
組	E 7.0	寄	7.5
		投	6.0
		極	7.0

★略歴　　中卒での入門ながら、新弟子検査で190センチを超えていた大物。順調に出世しながら、幕下では3年ほど苦労していたが、26年11月に新十両。本名の達から輝に改めた。上の名は直後に地元石川まで開通した北陸新幹線から、下の名は同郷の横綱輪島から引き継ぎ大士とした。連続で二桁勝利して2枚目まで上がり、ややもたついたもの7場所で突破、28年1月新入幕。この場所は4勝に終わったが、名古屋で再昇進し、秋に初の幕内勝ち越しを飾った。

★当年　【課題克服】目に見えて力をつけており、新入幕で露呈した腰高やスキの大きさも改善して馬力を発揮。稀有な大器の躍進が期待される。

★取り口解説　　幕内でも有数の長身ながら、前傾姿勢で下からハズ、おっつけで前に出るか、差して寄る相撲。立合いも頭から、もしくは低い姿勢でのもろ手突き。引っ張り込んだり上手から振り回すような大きな相撲はあまり取らない。

★パラメータ・スキル解説　　突き押しはリーチを活かすというより基本に忠実な形。今のところ特に何が優れているという点は見つけにくいが、時にスケールの大きさを垣間見せる。長身を折り曲げるやや窮屈な姿勢のせいか、前にのめって落ちやすい。強引さはあまり見せないが、地力をつけてから大きな相撲も出していくのか。体格的にはまだ発展途上か。

大翔丸最高位:前頭七　大阪出身　追手風部屋　26歳
取り口：押し相撲型				型：モロハズ		得意手：押し、いなし		173cm/155kg 肥満中肉
体格	E 6.5	懐	6.0	＜決め技＞おっつけ　3c 突き落とし3b はたき　　3c モロハズ3c もろ手突き3b 突っ張り　2d 引き落とし2d 小手投げ1e 首投げ　 1e	＜崩し技＞いなし　4b ハズ押し3c 跳ね上げ2c 右突き放し2d	＜立合＞ぶちかまし3b おっつけ2b 右ハズ 2c モロハズ2b はたき 3c カチあげ1d 　　頭b肩d胸d 手d変化c	＜心＞速攻番付運○ 横攻め淡泊チョン立ち	＜技＞変化技○ まわりこみ	＜体＞丸い体重心低い
		重	7.0
力	E 7.5	馬力	7.5
		怪力	7.0
足腰	E 7.0	安定	7.0
		粘り	7.0
速	D 9.0	出足	9.0
		敏捷	9.0
技	E 7.5	技巧	7.0
		キレ	8.0
離	D 8.5	突	7.5
		押	9.0
		引	9.0
組	E 7.0	寄	7.0
		投	6.0
		極	7.0

★略歴　　　日大では遠藤の１つ後輩で、4年次にアマ横綱に輝き15枚目格付出。2度の負け越しで十両までは1年かかり、1場所で陥落という苦戦だったが、幕下優勝して復帰。11月場所で12勝して初の関取勝ち越し、翌場所も二桁勝って一躍幕内力士となった。

★当年　　【大化期待】勢いに乗って幕内でも連続で勝ち越し、中位に進出。秋は4勝止まりだったが、九州は踏ん張った。幕内にも慣れてきたが、ややジリ貧気味で、このままで通用するか不安もある。力か、速さか、大化けに期待したい。

★取り口解説　　突き押し相撲を武器に、動きの良さを活かした取り口。当たっておいて横にずらしたり、引き技のタイミングもよい。

★パラメータ・スキル解説　　入幕当初は通用していた突き押し叩きのリズムが読まれてきたか、やや頭打ち。大きくない体格的からも、押し一本の方が合っていると思われ、威力を磨きたい。負け方があっけないのが玉に傷。

明瀬山最高位:前頭十五　愛知出身　木瀬部屋　31歳
取り口：前進型				型：突っ張り、右差し左上手		得意手：寄り		180cm/190kg 巨漢肉厚
体格	D 9.0	懐	8.0	＜決め技＞右四つ寄り3c ガブリ寄り3b 両差し寄りb 左四つ寄り3c 突っ張り3b 上手投げ　2d はたき　2d 引き落とし2d 小手投げ1e 突き落とし2d	＜崩し技＞極め　3b 閂　　3c おっつけ 2c いなし　1d 上透かし1e はねあげ2d	＜立合＞張差し　2b 右差し　2b 体当たり2c カチ上げ3c ぶちかまし3c 右前褌 1d 　　頭c肩a胸c 手d変化e	＜心＞速攻立合遅い斜仕切り	＜技＞外四つ○ 抱え込み出足早呼び込み	＜体＞体質柔軟ユルフン腰痛腰砕け右肩
		重	10.0
力	E 7.0	馬力	8.0
		怪力	7.0
足腰	F 6.0	安定	6.0
		粘り	6.5
速	E 6.5	出足	7.5
		敏捷	6.0
技	E 6.5	技巧	7.0
		キレ	6.0
離	E 7.0	突	7.0
		押	7.0
		引	7.0
組	E 7.0	寄	7.0
		投	7.0
		極	7.5

★略歴　　　長い十両暮らしを経てようやく入幕を果たした。埼玉栄から日大のエリートコースを経て角界入り。各段1場所で突破したが、幕下で2年かかり、22年11月で新十両。何度か幕下落ちするなど7枚目が最高位と伸び悩んだ。関取の地位を守るのに精いっぱいだったが、初場所は自己最高位の十両5枚目。8番7敗で勝ち越すと、陥落者が多かったため幸運な新入幕を果たした。ところが、その後は急降下。

★当年　　【関取復帰】新入幕は連勝スタートを切ったが、右肩も痛め4勝に終わって陥落。すると翌場所は1勝14敗であっという間に幕下に落ちた。そこでも止まらず大きく番付を下げた。せっかくの幕内経験をフイにするのはもったいない。まずは関取に復帰を。

★取り口　　巨漢ながら激しい当たりからの突っ張り、右四つ速攻相撲を得意とする。左四つ、時に両差しでの攻めも見せるが、ワキはやや甘い。抱え込んで強引に出たりもする。

★パラメータ・スキル　　独特の柔らかそうな肉付き。相手がゴムで跳ね返るように弾き返すことも。幕内では、自慢の当たり、重さ、四つ相撲が通じず。動きに翻弄されて、胸を出してあっけなくもっていかれた。元来は巨体に似合わぬ機敏な動き、四つ身も持ち味だが、不調時には力も重さも速さも影をひそめる。立合いでは斜めにスタンスを取って、勢いをつけて当たる。かつての長々とした立合いのルーティーンは改めたが、やはりじっくりの仕切りで、静止はできないので待ったは多い。

錦　木　最高位:前頭六　岩手出身　伊勢ノ海部屋　27歳
取り口：怪力型				型：左四つ右上手		得意手：寄り、押し		185cm/170kg 中型中肉
体格	D 9.0	懐	8.0	＜決め技＞左四つ寄り４b 右上手投げ3c 右小手投げ2b 右のどわ　4c 左下手投げ3c 突き落とし2d うっちゃり　2d 上手出投げ1e	＜崩し技＞引き付け　3b 右おっつけ3b 極め　　　3c 左腕返し　3c まわし切り2d 吊り　　2d	＜立合＞左差し　2a 右抱え込み2b 右上手　2c 右おっつけ2c ぶちかまし2b 　頭a肩c胸d 手d変化e	＜心＞晩成型	＜技＞立ち遅れワキ甘い引張り込み体入替え	＜体＞かいな力重い腰
		重	9.5
力	C 9.5	馬力	8.5
		怪力	10.0
足腰	E 7.5	安定	7.0
		粘り	7.5
速	F 5.5	出足	5.5
		敏捷	6.0
技	E 6.5	技巧	6.5
		キレ	7.0
離	E 7.5	突	7.0
		押	8.5
		引	6.5
組	D 8.5	寄	8.5
		投	7.5
		極	9.0

★略歴　　18年に中学を卒業して入門。幕下時代に部屋の古き四股名である錦木を名乗る。27年5月の新十両まで時間はかかったが、十両では負け越しは一度だけで28年5月に入幕を果たす。力強い相撲で期待の力士。

★当年　　初の十両上位でも難なく10勝し入幕を決めた実力は本物で、幕内でもすぐに中位に進出した。さらに上を狙いたい。

★取り口　　スピード感はないが、力強さを感じさせる体、取り口。左を差して右上手を取ると十分。押し相撲相手には右で引っ張り込み気味に捕まえようとするが、嫌われれば右からののどわで持っていく力もある。

★パラメータ・スキル　　　立ち合いの踏み込みが遅く、ほとんどその場で立っていることもあるが、それでも意外に押し込まれないところが大物ぶりを感じさせる。引っ張り込む右はともかく左差しもまだ甘く、両差しを許すことも多々ある。むしろ押しの方が力強さと攻めの厳しさがある。魅力はやはりパワー。腰も強くて取的時代は吊りやうっちゃりを決めており、半身からでも下手から振って体を入れ替える。

北播磨※　最高位:前頭十五　兵庫出身　山響部屋　31歳
取り口：攪乱型				型：突っ張り		得意手：突張り、突落		182cm/125kg 軽量筋肉
体格	F 5.5	懐	7.0	＜決め技＞突っ張り　4a モロハズ　3b 突き放し　3b 両差し寄り3c 突き落とし4b 左下手投げ2d 引き落とし3c はたき　　3c 上手投げ　2d	＜崩し技＞おっつけ　2ｂのどわ　　2c 引っ掛け　3d 切り返し　3d 小股　　2d 足取り　　1e 後ろもたれ1e	＜立合＞ぶちかまし3b 突き放し　3c おっつけ　2c いなし　　3d はたき　2d けたぐり　1e 　頭b肩d胸e 手b変化c	＜心＞つっかけ晩成型	＜技＞変化技○ まわりこみ	＜体＞足腰柔軟前掛りバッタリ
		重	5.0
力	E 6.0	馬力	6.0
		怪力	6.0
足腰	D 8.5	安定	7.5
		粘り	9.0
速	C10.0	出足	8.5
		敏捷	10.5
技	D 8.0	技巧	8.0
		キレ	8.0
離	E 7.0	突	7.0
		押	7.0
		引	8.0
組	E 7.0	寄	7.0
		投	8.0
		捻	8.0

★略歴　　14年春場所前相撲。15歳で入門以来、体重が増えずに苦労したが、24年初場所で新十両。1年務めたが陥落、以後2年は往復が続いた。5度目の十両からは定着し、27年後半には上位に進出。石浦、宇良、里山らと小兵力士ならではのスピーディーな相撲で沸かせ、28年の名古屋では新入幕を果たした。

★当年　【再浮上】4枚目9勝で一気につかんだ幕内だったが、6勝9敗で1場所で出直し。十両では大敗し大きく後退した。幕内では健闘を見せていただけに、再起を待ちたい。兄弟子・北太樹に衰えが見られるだけに、新興・山響部屋を引っ張ってほしい。

★取り口　　120キロ台の軽量、捕まらないよう突っ張って動きの中で勝負する。頭で当たって突き放して崩し、懐に飛び込むことも。変化も得意で逸ノ城にはけたぐりの奇襲から、動き回って勝った。あまり繰り出さないがその気になれば小技もある。宇良のお株を奪って足取りも決めた。

★パラメータ・スキル　　　軽さをスピードでカバー。正面から突っ込むので反撃にも遭うが、のけぞりながらもしぶとい足腰で残してかわす。かなり突っ込むので前に這うことも多い。

※「播」は本来「石番」と書くのが正しいが、変換が困難なためやむを得ず「播」で記載。

千代翔馬最高位:前頭十　モンゴル出身　九重部屋　26歳
取り口：正攻法・攪乱型				型：左差し右前褌		得意手：寄り、投げ		183cm/130kg 軽量筋肉
体格	E 6.5	懐	7.5	＜決め技＞右上手出投4a 右上手投げ3d 右前褌寄り3b 左前褌寄り2c 左下手投げ3c 両前褌寄り3c 突き落とし3b 首投げ　2d 下手出投げ2d 両差し寄り2d	＜崩し技＞はねあげ　2c たぐり　　2d はたき 3c いなし 3b 肩透かし2c 切り返し 1d 内掛け　2d	＜立合＞右前褌　3a 左前褌　1b 左差し　2c 張差し　1d 突き落とし2d 　頭b肩d胸d 手d変化c	＜心＞投げ多用引き癖横攻めまった	＜技＞まわりこみ変化技○ 呼び込み	＜体＞リーチ○ 左足首
		重	6.0
力	E 7.0	馬力	6.5
		怪力	7.5
足腰	D 9.0	安定	8.5
		粘り	9.0
速	D 8.0	出足	7.0
		敏捷	9.0
技	D 9.0	技巧	9.0
		キレ	9.0
離	E 7.0	突	6.5
		押	6.5
		引	9.0
組	D 8.0	寄	8.0
		投	8.5
		掛	7.0

★略歴　　明徳義塾高校への留学を経て21年に初土俵。軽量で出世は早くなかったが、27年後半には幕下優勝を果たすなど急激に力をつけて28年初場所新十両。2場所目には11勝で一気に上位に進出。夏は惜しくも7勝8敗で連続勝ち越しは止まったが、翌場所3枚目で9番。場所後に師匠が亡くなり吉報は間に合わなかったが、秋場所新入幕で早々と勝ち越した。

★当年　【体力増強】辛口の先代が最も褒めていたという稽古熱心さが実を結びつつある。まずは幕内定着をノルマに体力を養う時か。

★取り口　　体格で見劣りする分、飛んだり跳ねたりの投げや引きが目立つが、基本は前褌取っての正攻法を志す。浅い上手を取ると出し投げがある。飛び違いざまの突き落としも武器。

★パラメータ・スキル　　身長・体重は全盛期の千代の富士とほぼ同じ。やや立合いに呼吸が合わないことが目立つ。

北勝富士　最高位:前頭八　埼玉出身　八角部屋　25歳
取り口：前進型				型：右喉輪左押付/ハズ		得意手：突き、押し		183cm/155kg 中型中肉
体格	D 8.0	懐	8.0	＜決め技＞右のどわ　4b モロハズ　4c 突っ張り　3b 上手出投げ2d 上手投げ　2d 突き落とし2d 引き落とし2c もろ手突き2d モロ差寄り1d 左前褌寄り2d	＜崩し技＞ぶちかまし3c 右突き放し3b 左ハズ　　3b いなし　2c 肩透かし 1d 巻き替え 2c	＜立合＞ぶちかまし4a 左おっつけ2c 右のどわ 3c 左前褌　 2c カチ上げ2d 　頭a肩d胸d 手d変化e	＜心＞立合遅い	＜技＞電車道	＜体＞前傾○ 右ひざ
		重	8.5
力	D 9.0	馬力	9.0
		怪力	9.0
足腰	D 9.0	安定	9.0
		粘り	8.0
速	E 7.5	出足	8.5
		敏捷	7.0
技	E 7.5	技巧	7.5
		キレ	7.5
離	D 9.0	突	8.5
		押	9.5
		引	7.0
組	E 7.0	寄	7.0
		投	7.0
		極	7.0

★略歴　　高校横綱、学生横綱と学生相撲界で実績を残しながら、前相撲からの出世。自身の下の名である「大輝」でデビューすると、瞬く間に番付を駆け上がり、早くも27年7月関取昇進。10勝、12勝（優勝）と勢い止まらず、史上2位の所要10場所での入幕を機に、師匠・北勝海と大師匠・北の富士の2横綱から取った四股名に改名した。

★当年　　期待の新人。新入幕では石浦の陰に隠れたが、真っ向勝負で幕内力士に通用した。かつて2年連続決勝で大学王者を競った正代、付け出しでデビューした同期の御嶽海らライバルとの再戦が楽しみだ。

★取り口　　やや右足を前に出した独特の構えから、頭で猛然と当たって前に出る。突き押し主体だが、相手によって上手前褌を狙っての寄り、投げを繰り出すこともあるのは師匠と似ている。押し込まれてもうまくいなして回り込む。

★パラメータ・スキル　　　馬力、動き、取り口といいバランス。引き技もあるが、あくまで崩しの範疇で繰り出している。右ひざのサポーターは気になるが、相手の引きにも落ちずによくついていく。

石　浦　最高位:前頭　鳥取出身　宮城野部屋　27歳
取り口：業師型				型：左下手右前褌		得意手：投げ		173cm/115kg 小兵筋肉
体格	F 5.0	懐	5.0	＜決め技＞左下手投げ5b 突っ張り　2b 両差し寄り3c 右前褌寄り2b 下手出投げ4c 下手ひねり3d 突き落とし2c 引き落とし3c 上手出投げ2d はりま投げ1e	＜崩し技＞足取り　3d 小股　　3d 肩透かし　2d 巻き替え 3c 切り返し　2d 裾取り　1e 引き付け3c	＜立合＞左差し　3b 右おっつけ2c モロ手　3d 右突き　2d いなし　 2b 左おっつけ1d 左前褌　2c 上手出投げ3c 頭b肩d胸e 手b変化c	＜心＞安定感気迫横攻め多彩	＜技＞足癖手取り膝払いまわりこみ食い下がりもぐり	＜体＞足腰柔軟小力
		重	5.0
力	E 7.5	馬力	6.0
		怪力	8.5
足腰	D 9.0	安定	8.5
		粘り	9.5
速	C10.5	出足	10.0
		敏捷	11.5
技	D 9.0	技巧	9.0
		キレ	10.0
離	E 6.5	突	7.0
		押	6.5
		引	8.0
組	D 8.0	寄	7.5
		投	9.5
		取	10.0

★略歴　　鳥取城北高、日大という名門相撲部卒ながら、一時相撲を離れていた異色の経歴。格闘家志望、渡豪歴もある。白鵬の内弟子として入門したのは23歳と遅かったが、序ノ口から19連勝するなど最短で幕下昇進。幕下上位では2度の負越しはあったが、2年で関取となった。十両では大勝ちも大負けもなく、なかなか上位に上がらなかったが、28年九州で新入幕を果たした。

★当年　　十両では激しい相撲で人気を博し、すっかりおなじみ。星だけがなかなか伸びず、5枚目以内に上がったのは1場所だけだったが、6枚目9勝で幸運な入幕。家賃が高いかと思われた新入幕場所だったが、初日黒星のあと10連勝の快進撃。一躍その名を高めた。2年目のジンクスはいかに。

★取り口　　立ち合いでは頭から当たりながら手を出して相手と距離を取りつつ、得意の左差しを狙うか左右へ体を開いて前褌を取ったり横から崩す。懐に飛び込んでの速攻、食い下がりが本領。俵をうまく使っての左下手投げも武器。

★パラメータ・スキル　　　俊敏さはかなりのもの。ベンチプレス200キロ。廻しを取っての力強さもあり、小技も見せる。体格のハンデはあってもどの地位でも順応してきた。

平成29年　＜home＞＜データ解説＞＜現役＞＜平成＞＜昭和＞
上位陣	白鵬日馬富士鶴竜琴奨菊稀勢の里豪栄道照ノ富士
三　役	髙安栃煌山栃ノ心隠岐の海嘉風宝富士魁聖玉鷲勢
古　参	豪風松鳳山荒鷲安美錦豊響北太樹佐田の富士蒼国来阿夢露豊ノ島
中　堅	妙義龍碧山遠藤千代大龍臥牙丸佐田の海德勝龍旭秀鵬誉富士千代の国英乃海青狼
新　鋭	御嶽海逸ノ城大砂嵐琴勇輝千代鳳貴ノ岩大栄翔
新入幕	正代輝大翔丸明瀬山錦木北石番磨千代翔馬北勝富士石浦

剛○○○■●●●柔			型○●●■●○○彩			速○○●■●●○理
動○○●■●●●静			四●●●■●○○押			左○●●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	8.8
	○	○	○	◎	△	△	×

剛○●●■◎○○柔			型○●●■●○○彩			速●●●■●○○理
動○●●■●○○静			四○○●■●●○押			左○○●■●○○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.7
			△	△	◎	○	△

剛○●●■●●○柔			型○●●■●○○彩			速●●●■●○○理
動●●●■○○○静			四○○○■●●●押			左○○●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.6
			×	△	○	◎	△

剛○●●■●●○柔			型○●●■●○○彩			速○●●■●○○理
動○●●■●○○静			四○●●■●○○押			左○●●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.0
			○	○	△	○	×

剛●●●■●○○柔			型○●●■●○○彩			速○○○■●●○理
動○○○■●●○静			四○○●■●●○押			左○○●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.7
			○	○	○	△	×

剛○○●■●●○柔			型○○●■●●○彩			速●●●■●○○理
動●●●■○○○静			四○○●■●●●押			左○○●■○○○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	7.4
			×	○	△	◎	○

剛●●●■○○○柔			型○●●■●●○彩			速●●●■●○○理
動●●●■●○○静			四○○●■●●○押			左○○●■●●○右
活躍型			間合い					総合値
殊勲	大勝	安定	密	接	近	離	遠	8.1
		△	×	△	◎	○	△