現役力士データ（平成２４年④中堅）

若手といえる年代の力士が少なかったため、幕内在位の短い面々も収録。

パラメータ

技リスト

スキルリスト

重（総合的な重さ）、力（総合的な力の強さ）、速（総合的なスピード）技（総合的な技能）、バ（身体バランスの良さ）
寄（寄りのレベル）、押（突き・押しのレベル）、投（投げ技のレベル）粘（粘り強さ）、ス（総合的なスタミナ）、
以上Ａ～Ｇ（１５段階）

技リストは、数字がレベル（低１＜５高）英字が頻度（多a>e少）を表す。
（技名の前に左右がついていない場合は、左右どちらからでもできるか、あまり差はない場合。）
その他の点は、＜データについて＞を参照

サブチャート

■間合い：密（密着した状態。がっぷり）
　　　　　　接（廻しには手がかかるが、胸は合わせていない状態。食い下がり、半身など）
　　　　近（体は接しているが廻しには掛からない距離。おっつけ、ハズなど前捌きの応酬が見られる）
　　　　離（離れて突っ張りに適した距離。）、
　　　　遠（遠距離。リーチを生かした突きがあれば一方的に攻められる間合）
■その他各パターン・傾向の得意不得意、傾向の強さ。　☆＞◎＞○＞△＞×
安定・大勝・キラーは主に上位陣以外が対象で、成績の残し方を示す。◎、○、無印、×で傾向を示す。

解説

■現況（24年1月）　/　得意技・パラメータなどの解説　/注目ポイント

若荒雄最高位:小結　千葉出身　阿武松部屋　28歳
取り口：突押・撹乱型				型：突き放し		得意手：突っ張り、叩き		179cm/175kg 重量中肉
重	D 9.0	寄	E 7.0	突っ張り　3b 左のどわ 2b モロ手突き3b 左四ツ寄り2b 引き落とし 4a はたき　　 3a 上突っ張り2c 小手投げ　2d いなし　　2c	まわし切り1d 極め　　1d 引きつけ 1c 掬い投げ1d 右おっつけ2c 肩透かし2d 上手投げ1d 突き落とし2c 一本背負い1e	＜立合＞モロ手突き3b ぶちかまし2b 右突き放し2d 張差し 2c とったり 2d 右上手　2c　頭b肩c胸c 手b変化e	＜心＞時間前気迫勝負強い突っ掛け仕切り遅いツラ相撲強引横攻め	＜技＞ワキ甘い引き癖まわりこみ変化技○ 引き足○ 呼び込み	＜体＞腰高左上腕
力	D 9.5	押	D 9.5
速	E 7.5	投	E 6.5
技	D 8.5	粘	E 7.0
バ	E 7.0	ス	E 7.5

★略歴・近況　　長く有望株と言われながら停滞していた八木ヶ谷時代。20年に十両に昇進して若荒雄と改名しても定着できずにいたが、ジワジワと力をつけてきた。2度目の幕内で10勝しながら野球賭博で謹慎、陥落したが、３度目の幕内挑戦となった23年は見事定着したばかりか、名古屋場所では初の上位挑戦で琴欧洲、魁皇を破り、横綱にも度胸満点の突っ張りで奮戦した。九州では12勝3敗の好成績で敢闘賞を受賞した。

★24年展望・続報　　初三賞、新三役、両手に花のめでたい新年。もちろん上位経験がほとんどないだけに不安はある。突いて引くパターンはもう研究されているだろうが、２度目はどこまで通用するか。

★取り口解説　　主に左のどわで突き起こし、突っ張って距離を取りながら、機を見て左のどわから引き落とす。または肩口をはたき落とす。あまりリーチはないほうだが、モロ手突きで先制していくあたりは北勝力を思い出させる。ただ、距離を取る突きだけでなく回転の良い突っ張りも出せる分、間合いが詰まっても展開できる。根は左四つで、四ツでも寄る力は結構ある。

★パラメータ・スキル解説　　膝を伸ばしてじっくり腰を割って仕切り、鋭く当たって先行する立合い。巨体でスピード感はないが、引いた後のフットワークは軽い。体型的にどうしても腰高になるため、あまり頭を下げすぎない相撲を取っている。

★注目ポイント　■23年の活躍　　九州の12勝が記憶に新しいが、決まり手は寄り２番、押し出し３番、引き落とし５番・叩き込み２番。引いて勝つことの方が多かった。つっかい棒を外すように引き、さらに連続して引き、叩きを繰り出して決めてしまうので、あまり良い印象は持たれていない。しかし、負けたとは言え名古屋の白鵬戦は気迫と横から攻める意図が伝わり、内容以上に善戦と感じさせた。立合い踏み込まれると突きからいなしに切り替え、さらに横から突き落とし。あっけなく寄り切られる力士が多い中で、下克上を起こそうという気持ちが観衆に伝わったのだろう。

隠岐の海最高位:前頭筆頭　島根出身　八角部屋　27歳
取り口：本格型				型：両四つ・上手廻し		得意手：寄り,投げ		190cm/160kg 長身中肉
重	D 8.5	寄	D 9.5	上手投げ　3b 小手投げ　3b 下手投げ　2b 掬い投げ　3b 右四つ寄り2c 左四つ寄り2d 左前褌寄り2c モロ手突き2d 上手出投げ2c	巻き替え 2b おっつけ　2d 投げ寄り 3b 極め　　2c ひねり　2d 網打ち 2d 肩透かし 2e 外掛け　2d カンヌキ 2d	＜立合＞カチ上げ 2b 右差し　 2a 左差し 2d モロ差し2d モロ手突1d 　頭d肩b胸b 手d変化e	＜心＞投げ多用人気	＜技＞上手相撲ワキ甘い逆四ツ○ 引張り込み	＜体＞懐深い左肩
力	D 9.5	押	E 6.5
速	E 7.5	投	C10.0
技	E 7.0	粘	D 8.0
バ	D 9.0	ス	D 9.0

★略歴・近況　　19歳での入門から１年で幕下。その後３年ほど停滞の末新十両となるが、肩を負傷して２場所で転落。すぐに復帰すると今度は３場所で突破した。22年３月に新入幕、しかし野球賭博事件で謹慎、十両に落ちた。ここでも１場所で幕に戻り、復帰２場所目となった23年１月、突如覚醒したかのような連勝街道で白鵬を１差で猛追。稀勢の里に止められて11勝4敗だったが、敢闘賞に輝いた。離島出身のローカルヒーローから、一躍日本人期待の星にのし上がった。４枚目にまで番付を上げた翌５月は３大関を倒したが惜しくも負け越し。翌場所は終盤大関昇進のかかった琴奨菊を倒し、千秋楽琴欧洲も破って勝ち越した。前頭筆頭に上がっていよいよ三役挑戦となった秋、初日から大関連破、大関取りの鶴竜も破る。終盤平幕相手に５勝１敗と力を見せて勝ち越したものの、不運にも三役には届かず。

★24年展望・続報　　九州は東筆頭で再挑戦したが、１点の負け越し。初めて把瑠都を寄り切るなど見せ場はあったが、平幕に２敗してしまった。上位進出から間もないが、壁に当たることもなくすっかり定着。三役経験はないものの、平幕に負ければ取りこぼしと感じるほどに実力を示している。三役は確実だろうが、すでに若くはない。一気に大関をうかがいたい。

★取り口解説　　右四つ得意としているが、左四つに渡り合うことも多い。四ツになると懐の深さが生き、上手下手、まわしの有無に関わらず強烈な投げがある。投げを打ちながら寄り倒す攻めが豪快。なまくら四ツと言われないように、ガチっとした型を作りたい。

★パラメータ・スキル解説　　立合いはどちらかのワキを固めて差しにいく。両差し狙いもよくやるが、差し身に厳しさがなく、引っ張り込むことも多いので、逆に両差しを許すことも。

★ピックアップ　■番付運　　幕下筆頭で５勝２敗ながら新十両を逃すなど、ここぞというときに運がない。23年9月も前頭筆頭で終盤４連勝して執念の勝越しに成功したが、空き枠がなく新三役は見送られた。幕下の時は翌場所全勝優勝して憂さを晴らしたが、今回は三役２枠が空いていたのに、あと１番足りなかった。

嘉　風最高位:前頭筆頭　大分出身　尾車部屋　30歳
取り口：突貫・撹乱型				型：突っ張り、左差し		得意手：上突張		176cm/135kg 小兵筋肉
重	E 6.5	寄	E 7.0	上突っ張り3a モロ差寄り2b モロハズ　3c 張り手　　 3a ハズ押し　3b 上手投げ 2d 打っ棄り　2d 小手投げ2c いなし　　2b	引き落とし2c 掬い投げ1d モロ手突き2c はたき　2c 下手出投げ1d 上手出投げ2c 突き落とし2c 吊り　　　2d ぶちかまし2c	＜立合＞ぶちかまし2b モロ手突き2c モロ差し　2c のどわ　 2c いなし　　2d 張差し　　2e 頭b肩d胸e 手b変化d	＜心＞気迫ツラ相撲ご当所○ 仕切り早い	＜技＞まわりこみ回転○ もぐり	＜体＞重心低い敏捷足腰柔軟粘り腰
力	E 7.0	押	D 9.5
速	B12.0	投	D 8.0
技	D 9.0	粘	D 9.5
バ	D 8.5	ス	D 8.0

★略歴・近況　　18年に新入幕、時間はかかったが定着した。成績推移が独特で、しばらく目立たない場所が続いたかと思えば、秋口に年１回の覚めるような活躍を見せている。23年は年１回の爆発はなかったが、上位に定着。スピードがあるので横綱大関にも健闘、熱戦を展開する。

★24年展望・続報　　もう少しで三役というところまで来ている。あと１、２番勝てればという距離だ。

★取り口解説　　小兵だが真っ向から突っ込んで、左で張っては潜るような独特の動きを絡めて懐に飛び込んでのはず押し、モロ差し速攻。腰が強く、吊りや、うっちゃりも得意とする。劣勢に回ってのまわりこみの速さも武器。把瑠都を寄り切った一番などは秀逸だった。

★パラメータ・スキル解説　　闘志と低さとしぶとさが体格の不利を補う。たまに気迫が空回りして、叩きに落ちることも。体が離れると、頭を下げて潜るようにしてもう一度当たり直す。その際にしっかりワキを締めて差されないようにする独特のテクニックがある。

★ピックアップ　■アマチュア横綱　　学生相撲では大西の名を轟かせた強豪。日体大２年でアマ横綱を獲った実績を持つ。

北太樹　最高位:前頭三　東京出身　北の湖部屋　30歳
取り口：パワー・疾風型				型：左差し右上手/おっつけ		得意手：寄り、突押		184cm/150kg 中型筋肉
重	E 7.5	寄	D 9.0	右のどわ　2b 左四つ寄り3b 右おっつけ3b 上手投げ 3c はたき　 2d 極め　　　 2c 外掛け　　3c 打っ棄り　3c 下手投げ 2c	突き落とし2c 掬い投げ 2c 小手投げ 2c 上手出投げ1d 閂　　　　2d 突っ張り 2c もろ手突き2c 浴びせ倒し2d 三所攻め1e	＜立合＞モロ手突き2b カチ上げ　2c 左差し　　2c 右おっつけ2c 右のどわ 2b はたき 1d 頭c肩b胸d 手b変化d	＜心＞強行気迫ツラ相撲仕切り遅い晩成型	＜技＞速攻右甘い土俵際	＜体＞粘り腰左膝爆弾
力	D 9.5	押	D 9.0
速	D 9.0	投	D 8.0
技	E 7.5	粘	D 9.5
バ	D 8.0	ス	D 8.0

★略歴・近況　　膝のケガを抱えていたこともあり、長い下積みを経て10年目で関取になった苦労人。22年以降は幕内に定着し、存在感を発揮している。23年は上位を伺う一年となったが跳ね返されてしまった。しかし11枚目に後退した秋場所では一時10勝２敗と優勝争いにも顔を出し、九州も５枚目で勝ち越しと力のあるところを見せた。

★24年展望・続報　　平幕中堅以上の力はある。今年で30歳、機は熟した、遅咲きの新三役を果たしたい。敢闘精神あふれる相撲で三章も受賞したい。

★取り口解説　　基本は突き押し。のどわを効かせて前に出る速攻相撲。最近は四つが多く、左右のおっつけで出ながら、左を差し手の寄りを得意とする。体格的にもがっぷり四ツでは優位には立てないが、攻めながら形を作る速攻で活躍。劣勢でも型にはまれば一気に逆襲する速攻が魅力。

★パラメータ・スキル解説　　案外力も強く、極めて強引に攻めたりもする。故障を押して無理している印象が強いが、最近は調子が良いのか安定感がある。

★ピックアップ　■膝のサポーター　　毎回立合いの時にサポーターを直すことで有名。早く立ってほしい気もするが、トレードマークになっている。膝には長年悩まされており、もうサポーターは外せないようだ。その割には土俵際の粘りがあり、見事なうっちゃりを持っている。あまり膝が曲がらず腰の位置は高く見えるが、それでも粘れる強靭さ。出世に時間が掛かったが、かなりのポテンシャルがあるのだろう。

豊　響最高位:前頭二　山口出身　境川部屋　28歳
取り口：前進・突押型				型：左ハズ右のどわ/突っ張り		得意手：突き押し		185cm/175kg 巨漢筋肉
重	C10.0	寄	E 6.5	右のどわ　3a 突っ張り　3b ハズ押し　3a 左おっつけ2c がぶり寄り2d 突き落とし 2b 小手投げ 2c 上手出投げ1d ぶちかまし2b	引き落とし2c 左四つ寄り1d 下手出投げ1d モロ手突き2c カチ上げ　2d はたき　　2c がぶり寄り2d 左差し寄り3c 跳ね上げ 2b	＜立合＞ぶちかまし3a モロ手突き2b カチ上げ 2d 右のどわ　3c おっつけ　1c 突き落とし1e 頭a肩c胸e 手b変化e	＜心＞ツラ相撲スロ-スタ-タ尻上がりムラっ気シンプル助走	＜技＞出足ワキ甘い詰め×	＜体＞額大きい体質硬い足腰硬い
力	C10.0	押	C10.0
速	E 7.5	投	E 7.5
技	E 6.5	粘	E 7.5
バ	E 7.0	ス	D 8.0

★略歴・近況　　初土俵から２年半で新入幕を果たし、いきなり11勝デビューした時は同期同部屋の豪栄道を上回る勢いだったが、以後不運続きで停滞。たまに怒涛の突き押しで大勝ちするものの、網膜剥離、賭博謹慎で、２度十両落ちした。

★24年展望・続報　　23年は、３年ぶりに全場所幕内で取った。相変わらず連勝連敗は激しいが、成績は安定してきた。しかし下位安定では寂しい。24年１月は５枚目にまで番付を戻した。久しぶりに上位挑戦し、平成の猛牛復活といきたい。

★取り口解説　　大きな額でぶちかましてからの喉輪の強さを生かした突き押しが武器。銀ねずの締め込みで突進する姿を琴櫻と重ねるファンは多い。押し相撲の相手には下からあてがうようにして跳ね返しながら出ていくことが多い。元は四つ相撲らしく、差しても出る力があり、腕力の効いた突き落としや小手投げ、意外に器用な出し投げも持つ。

★パラメータ・スキル解説　　前へ出られているときは良いが、リズムを崩すとバラバラになる傾向。

★ピックアップ　■敢闘賞３回　　いずれも二桁の成績に加え、突き押しで前へ出る気風の良い相撲が評価された。

土佐豊最高位:前頭筆頭　高知出身　時津風部屋　27歳
取り口：怪力・本格型				型：右四ツ左上手/おっつけ		得意手：寄り,投げ,押し		179cm/140kg 小兵中肉
重	E 7.0	寄	D 8.5	掬い投げ　3b 左おっつけ3b 上手投げ 3b 吊り寄り　2d 突っ張り　2c 打っ棄り　3d ハズ押し 2c 下手投げ 2c のどわ　　2c	はねあげ 2b はたき　　2d 投げ寄り 3b 腕捻り　　 2c 首投げ　　2d 首ひねり 2d モロ差寄り2c 渡し込み2d 突き落とし3c	＜立合＞モロ差し　3a かちあげ　2c 両おっつけ2b 右差し　1d 左前ミツ2d 　頭c肩b胸b 手e変化e	＜心＞スロ-スタ-タ	＜技＞土俵際上手相撲	＜体＞重心低い肩幅広い足腰柔軟上体柔軟左ひざ
力	D 9.0	押	D 8.0
速	D 8.5	投	C10.0
技	D 9.0	粘	D 9.5
バ	D 8.5	ス	D 9.0

★略歴・近況　　19年に入門、序ノ口こそ１敗を喫したが、序二段から３連続全勝優勝で幕下上位へ。６番相撲で阿覧に敗れるまで30連勝を記録し、わずか１年で十両に昇進した。その頃の勢いを考えると現状は物足りない。22年は初の上位挑戦も経験、いきなり琴欧州に快勝するが３勝12敗。23年７月には前頭筆頭に進んで２度目の上位挑戦に臨むが、今度は琴欧洲に荒っぽく寄り倒されて左膝靭帯を損傷。翌場所ケガをおして出場したが、自慢の足腰の強さを発揮できず、大きく負け越して初の十両陥落の憂き目に遭った。

★24年展望・続報　　九州では本調子には程遠かったが10勝し、幕内復帰を決めた。ケガを治してそろそろ開花したい。

★取り口解説　　左おっつけ、右を覗かせハズに当てる形がベスト。もちろん四ツに組んでの豪快な相撲もあるが、体格で不利もあるのでモロ差しの攻めも見せる。ただし、上手を引きつければ強いタイプであり、肩幅の広い体型もあってワキは堅い方ではない。足腰の良さに頼って大きな相撲や、土俵際の逆転が多かったが、膝のケガをきっかけに速攻を磨きたい。

★パラメータ・スキル解説　　故障で粘りやバランス、スピードは一時的にダウン。来年は復調を期待。大勝ち大負けは少ないタイプ。過去２度二桁勝利があるが、いまひとつ印象店が弱いのか三賞はまだない。

★ピックアップ　■ゴリラ　　化粧回しはゴリラ。その上の広い肩幅、恰幅のある風貌もまさにゴリラ。

臥牙丸　最高位:前頭三　グルジア出身　北の湖部屋　25歳
取り口：前進・パワー型				型：左おっつけ右のどわ		得意手：寄り、突押		185cm/199kg 超巨漢肉厚
重	C11.5	寄	E 7.5	モロ手突き4a 右ハズ押し2a 左おっつけ3b 右突き放し2c 極め　　3a がぶり寄り2c はたき　　　2c 小手投げ　2d のどわ　　3b	腕返し　　1c 素首落とし2d 突っ張り　1d 掬い投げ 2c 下手投げ 1d 外掛け　 2d 引き落とし2d 左差し寄り2c 渡し込み　1d	＜立合＞右のどわ 3b ぶちかまし2b カチ上げ　2c 左おっつけ2c 左差し　　2c はたき 1d 頭b肩d胸c 手b変化d	＜心＞ツラ相撲強引晩成型	＜技＞出足詰め× 引張込みワキ甘い	＜体＞腰高立ち腰懐深いユルフン
力	C11.5	押	C11.0
速	F 5.5	投	E 6.0
技	F 5.5	粘	E 7.0
バ	E 6.0	ス	E 6.5

★略歴・近況　　21年秋、魁聖との決定戦を制して幕下優勝し、初土俵から４年にして十両昇進。十両では2場所目に優勝を果たすなど、負け越し知らずで4場所突破。22年7月の新入幕では初日から祖国の先輩・黒海に敗れるなど5勝に終わったが、翌場所は10勝を記録、定着した。体を持て余すように下位で停滞していたが、23年9月に突然爆発。初日黒星のあと連勝街道を走り、ついに大関戦が組まれた。さすがの巨漢も把瑠都相手では期待は大きくなかったが、猛烈な突き押しで仰け反らせて送り出す力勝ち。10連勝とした。大関取りを目指す琴奨菊、稀勢の里らに止められ優勝争いからは脱落したが、11勝4敗で敢闘賞を受賞。上位へ進出した。

★24年展望・続報　　初めて平幕上位に在位した九州では、後半10連敗を喫するなど２勝止まり。力の違いを見せつけられた。馬力を活かしきる相撲を身につけて最近珍しい200キロ級の迫力を発揮して欲しい。まだまだ成長途上。

★取り口解説　　巨体ながら低く当たっての突き起こしが武器。右のどわを効かせた前進力は脅威。引き技に頼らず、前へ前へと出ていく相撲だ。根は左四ツで左差しから右で抱えて寄る形もある。

★パラメータ・スキル解説　　上体のわりに足は細めでバランスが悪そうだが、案外動ける。ツラ相撲の典型、10連勝の翌場所に10連敗。引っ張り込んで巨体を押し付けるのも手だが、上位では簡単に二本差されることが目立った。

★ピックアップ　■立合い　　頭で行くことが多いが、カチ上げぎみに体で当たってから突き放し、または左を差すこともある。左は低くおっつけか肩口を押し上げ、右はハズ押し、または喉輪で突き起こす。リーチが伸びれば出足が利く。

木村山最高位:前頭七　和歌山出身　春日野部屋　31歳
取り口：撹乱・突押型				型：上突っ張り/右のどわ		得意手：突き,押し,叩き		181cm/170kg 重量肉厚
重	D 9.5	寄	F 5.0	上突っ張り3a 右ハズ押し3a 引き落とし3b 突き落とし3b 右のどわ　3b 左おっつけ2b いなし　　3c モロ手突き2d はたき　　2b	掬い投げ1d 小手投げ1d 掛け投げ1e 右おっつけ2c まわし切り1d 巻き落とし1d	＜立合＞ぶちかまし2b 右のどわ 2b 右突き放し2c 突き落とし2c いなし　　2b 左おっつけ2b 頭b肩c胸c 手c変化b	＜心＞引き癖突押徹底ツラ相撲寸前× 番付運◎	＜技＞変化技○ まわりこみずらし	＜体＞立ち腰左足首
力	D 8.5	押	D 9.0
速	E 6.5	投	E 6.5
技	D 8.0	粘	E 7.0
バ	D 8.0	ス	E 7.5

★略歴・近況　　20年に十両を3場所突破した時は勢いがあったが、なかなか幕内で勝ち越せず８場所目となる22年7月にようやく給金。翌場所も勝ち越して7枚目まで昇進したものの、そこから６場所連続負け越し。大負けしなかったことと、引退力士が出たことを差し引いても驚異的な番付運の良さで幕尻に踏み止まっていたが、九州は耐え切れず４勝に終わって出直し。

★24年展望・続報　　大学出で前相撲から取ったため、早くも30歳。十両落ちをきっかけにもう一度突き押しを磨き、幕内定着を図りたい。引退した東洋大の先輩、玉乃島に続く活躍を。

★取り口解説　　大きな体だが、体をぶつけて出るというより重い突っ張り、喉輪で相手を起こしながら機を見て引くことが多い。つっかえ棒を外すような引きは有効だった。左変化ぎみの立合いは定番で、決めるのではなく、おっつけるようにいなしておいて、そこから攻めていく。出足に頼らない緩急の相撲だ。番付を上げていくには、やはり前進する威力が必要か。

★パラメータ・スキル解説　　あと一番が勝てず６，７勝どまりでの負け越しが多い。５月は７勝４敗から４連敗するなど、３場所連続で７－７から負け越し。ずんぐりした体型だが、あまり前傾にはならないため叩きに落ちることは多くない。

★ピックアップ　■突き押しに専念　　徹底して離れて取る。関取となって寄り切りなどで勝ったことがない珍しい力士。

玉飛鳥最高位:前頭九　愛知出身　片男波部屋　29歳
取り口：疾風型				型：左四ツ右上手/おっつけ		得意手：寄り、押し		185cm/150kg 中型中肉
重	E 7.5	寄	D 8.5	右おっつけ3b 左おっつけ2b ハズ押し　3b 左四ツ寄り2c 左腕返し 3b のどわ　　3b 上手投げ　2d 下手投げ　2c 上手出投げ2d	うっちゃり　2c 引っ掛け 2c 突き落とし2d いなし　　1d 引き落とし2c 吊り寄り 2d 小手投げ2d 網打ち　 1d 掛け投げ　2d	＜立合＞ぶちかまし2b 左おっつけ2b 右おっつけ2c 左差し　2c 　頭a肩d胸d 手c変化e	＜心＞ムラッ気エレベータ二段階成長調整×	＜技＞対速攻×	＜体＞立ち腰ヒザ硬い右足首
力	D 8.0	押	E 7.5
速	E 7.0	投	E 7.5
技	E 7.0	粘	E 6.5
バ	E 7.0	ス	E 7.5

★略歴・近況　　中学横綱となって入門した叩き上げ。十両を４場所で突破し通算７年で入幕。まずまず順調な出世ぶりだったが、故障により一気に幕下陥落、その後十両にも定着できない雌伏の時期を過ごす。21年に５度目の十両復帰を果たすと２場所で再入幕と突然復活。しかし幕内での勝越しは果たせず、またも故障休場で陥落すると、アップダウンの激しいエレベータ生活となっている。23年初場所は幕下に落ちていたが、番付運にも恵まれて３場所連続１点勝ち越しながら４度目の入幕。

★24年展望・続報　　新入幕場所の９勝以来幕内で勝ち越せていない。23年秋もまたもや二桁黒星と跳ね返された。有望株もベテランに近づいてきた。５回目の入幕を狙う。

★取り口解説　　押し相撲だが、左四つになると力が出る。強い時の攻めは厳しいが、不調になるとあっけない。

★パラメータ・スキル解説　　腰が重そうな体だが、守勢に回るとあまり粘り強くない。安定感を身に付けたい。

★ピックアップ　■エレベータ　　１場所ごとに勝越し、負け越しを繰り返す力士は多いが、この人は好不調の周期が長く、最近は３場所連続の勝越しと、３場所連続の負け越しを繰り返している。当然番付も昇降が激しく、幕下から幕内の間を往復。あまり例がない。

翔天狼最高位:前頭二　モンゴル出身　藤島部屋　30歳
取り口：パワー型				型：左ハズ右喉輪		得意手：突き押し		189cm/155kg 大型中肉
重	D 8.5	寄	E 6.5	右のどわ　3b 突っ張り 3b ハズ押し　2b 小手投げ 2c はたき　 3b 極め　　　 3c 左差し寄り1d 右上手投げ2c 吊り　　 2d	突き落とし2c 掬い投げ 2d ぶちかまし2c 引き落とし2c 閂　　　　2d 渡し込み 1d モロ手突き2c 外掛け　 1e 上手出投げ2d	＜立合＞ぶちかまし3b モロ手突き2c 右カチ上げ2c おっつけ 2c 右のどわ3b 左ハズ 2b 頭c肩c胸d 手a変化d	＜心＞ツラ相撲引き癖強引晩成型	＜技＞引張り込み速攻右甘い出足ワキ甘い	＜体＞懐深い腰高足腰硬い左膝爆弾
力	D 9.5	押	C10.5
速	E 7.0	投	E 7.5
技	E 6.5	粘	E 7.0
バ	E 7.0	ス	E 7.0

★略歴・近況　　武蔵龍の四股名で幕下で苦労していたが、改名してから上昇しはじめ、20年11月、苦節７年半にして関取となった。その間は各段優勝はなかったが、新十両から２場所連続優勝して入幕。３場所目には敢闘賞を獲得、そして翌場所無敵白鵬から金星。一躍名を挙げたものの、古傷のヒザを痛めて３場所後には十両陥落、その後も定着できず。２３年は頑張っていたものの、九州場所を虫垂炎で棒に振り、６場所ぶりに陥落となる。

★24年展望・続報　　ケガや不調で落ちたわけではないので、再入幕は問題ないだろう。しかし、21年の輝きは短いながらも鮮烈だっただけに、幕内下位で終わって欲しくない力士である。

★取り口解説　　突き押し得意の力士。出足があり、右のどわが伸びれば一気に走れる。回転のある突っ張りではなく、一発ずつ押し込むタイプ。意外と四つでも器用で、投げ、吊りもある。怪力で右で極める力が強い。

★パラメータ・スキル解説　押し相撲らしく連勝連敗が激しい。多少腰高でものどわ中心の出足相撲に徹する。

★注目ポイント　■新型モンゴル勢　　モンゴル勢と言えば、旭鷲山、朝青龍、日馬富士のようなモンゴル相撲仕込みのすばしっこいタイプか、旭天鵬、白鵬のような懐の深い力士に分類できた。平成20年代に上がってきた翔天狼や玉鷲などは、また違ったタイプ。パワーを特徴とした突き押しの力士だ。数が増えてくるとモンゴル人力士と一纏めにできなくなってきた。

玉　鷲最高位:前頭三　モンゴル出身　片男波部屋　28歳
取り口：パワー型				型：突き押し		得意手：突き、押し		190cm/155kg 大型筋肉
重	E 7.5	寄	E 6.0	左のどわ 3b 小手投げ 3c 右のどわ　3b ハズ押し　2b 右おっつけ2b モロ手突き2c 突っ張り 2c 左おっつけ2c 極め　　3c	右上手投げ1d 切り返し 1e 突き落とし2c 掬い投げ1c 吊り　　　1e はたき　 2d 足取り　 1e ぶちかまし2c 首捻り　　1e	＜立合＞ぶちかまし3a 右突き放し3c モロ手突き2d モロハズ　2c 左おっつけ2d 左のどわ　1d 頭a肩d 胸d手c変化e	＜心＞ツラ相撲突押徹底ムラッ気晩成型シンプル	＜技＞速攻出足挟みつけ抱え込み	＜体＞前掛かり腰高バッタリ
力	D 9.5	押	D 9.5
速	E 7.0	投	E 7.5
技	E 6.5	粘	E 7.0
バ	E 7.0	ス	E 7.5

★略歴・近況　　入門は遅かったが、比較的順調に出世して入門から４年半で幕内に昇進。22年は初の上位戦も経験、着実に力をつけていた。23年は自己最高位で２度目の上位挑戦から始まり、日馬富士、魁皇の２大関を倒すなど健闘。終盤の４連敗で５勝どまりだったが、手応えを得たはずだった。ところが、その千秋楽で泥酔騒動を起こして負傷。それで運が逃げたわけでもないだろうが、そのまま勝ち越すことなく一年を終えてしまい、新年は十両陥落となった。

★24年展望・続報　　故障があるのかわからないが、不調のまま終わった一年。大きく崩れたわけでもないが、番付なりの相撲しか取れない感じだった。一気に躍進してもおかしくない力強い相撲を見せていただけに、復活を期待したい。

★取り口解説　　右の突き放しを効かせた突き押し主体。引いて勝つことは少なく、突き切れずに中に入られれば投げで打開。腕力が強く、小手投げが得意。

★パラメータ・スキル解説　　昨年は不調で突き押しの威力がダウン。技能にも成長が見られなかった。190センチの大柄ながら前がかりになって押していくため、窮屈になって落ちてしまうことも多い。大きな相撲を取ってもいいかもしれない。

★注目ポイント　■幕内年間全場所負け越し　　朝赤龍などとともに記録。６場所ではなかったため参考記録だろうが、不思議な記録だ。ある程度の番付からスタートし、地位に関わらず負け越すが、あまり大負けもしないという条件が揃ってはじめて達成される。緩やかに衰退していく引退間際の力士が記録しやすいが、玉鷲はまだまだ成長過程のはず。十両で自信を回復して戻ってきて欲しい。

磋牙司最高位:前頭九　静岡出身　入間川部屋　31歳
取り口：突貫・撹乱型				型：左ハズ右おっつけ		得意手：押し		166cm/130kg 短躯中肉
重	F 5.5	寄	E 6.5	ハズ押し　3a おっつけ　3a 引き落とし3b 突き落とし2c いなし　　 3a はたき　　2d モロハズ　2c 下手出投げ2d 内無双　　2e	渡し込み 2d 両差し寄り2d 巻き替え 1d 掬い投げ 2c 伝え反り 1d 突っ張り 2c モロ手突き2d とったり　 2d 一本背負い2d	＜立合＞右おっつけ2c 左おっつけ2b ぶちかまし2b モロ差　　1d もぐり　　 1d とったり　 2d 頭a肩c胸d 手d変化d	＜心＞強行エレベ-タムラッ気晩成型小人気	＜技＞引き足○ もぐりまわりこみ	＜体＞重心低い前がかり上体柔軟左肩
力	E 7.0	押	D 9.0
速	C10.0	投	E 7.5
技	D 9.5	粘	D 9.0
バ	E 7.0	ス	E 7.5

★略歴・近況　　学生相撲出身、遅咲きの小兵力士。20,21年は十両幕下を往復。22年は念願の新入幕から真っ逆さまに幕下陥落。正念場となった23年だが、十両に復帰するとその場所で13勝の大爆発、再入幕を果たす。ジェットコースターのような上下動を繰り返した。再入幕場所は粘り強い相撲で土俵を沸かせて勝越し。安定の兆し。

★24年展望・続報　　幕内の座を守っているが、ここ２場所は６勝止まり。懸命の相撲を見せているが、星が上がってこない。30歳になったが、これからまだ力が出そう。定着できるか。

★取り口解説　　低さを活かした押し相撲。懐に入ってのハズ押しで攻め、捕まりそうになればいなすスピード相撲が武器。型よりも捕まらないような距離を保って取ることで持ち味を発揮する。

★パラメータ・スキル解説　　低さが武器だが、前に落ちることは多い。しぶとさを磨いてさらに熱戦を増やして欲しいところ。

★注目ポイント　■一本背負い　　栃乃若戦で披露。2メートル近い相手に腕捻りを打つと、自然に体で担ぎ上げる形となって、最後は縦に投げた。過去にも決めているが、身長の差を逆に利用した大技だ。熱戦を展開することが多く、アンケートでも好評。

寶智山最高位:前頭十四　青森出身　境川部屋　30歳
取り口：突押・正攻法型				型：右四つ左前褌		得意手：寄り,突き		189cm/150kg 長身筋肉
重	E 7.5	寄	E 7.5	モロ手突き3a 右四つ寄り3a 突っ張り　3b 上手投げ 2c がぶり寄り3a 左前褌寄り2d おっつけ　2c 突き落とし2c 小手投げ2d	はたき　 2b 張り手　1d 巻き替え 1d 上手出投げ2d 吊り寄り　1d 外掛け　 2c 極め　　2d うっちゃり 1e 引き落とし2d	＜立合＞モロ手突き3a かち上げ 2b 右差し　　2d 右のどわ 2b 左前褌　 1d モロハズ 1c 頭c肩a胸d 手b変化d	＜心＞エレベ-タ九州× 仕切り遅い勝負弱い	＜技＞ワキ甘い向う付け	＜体＞リーチ長立ち腰バタ足
力	D 8.0	押	D 8.5
速	E 7.5	投	E 6.5
技	E 6.5	粘	E 7.0
バ	E 7.0	ス	E 7.0

★略歴・近況　　苦労人が見事幕内に復帰。12年の初土俵から幕下までは速かったが、上位で幾度もチャンスを逃し18年3月にようやく新十両。すると蓄えた実力が花開き、13勝するなど３場所で突破した。18年9月新入幕、陥落して翌年復帰するも勝ち越せず。すると糖尿にかかって体重が130キロ台まで激減、番付も負け越しが続いて幕下陥落、長い低迷を余儀なくされる。22年7月、２年ぶりに十両に戻って勝ち越すが、以後４連続負け越し。しかし、２つの不祥事の恩恵で８勝で７枚上がったり、負け越したのに５枚上がったりと幸運続き。するとそのチャンスを逃さず５枚目で９勝、幕内定員の復枠に助けられて４年ぶりの幕内復帰に成功した。

★24年展望・続報　　残念ながら４場所目の幕内も５勝10敗と負け越して陥落。しかし、苦手の九州で勝ち越して初場所は筆頭、再度入幕のチャンス。体重も戻っており、ようやく本来の相撲を取ることができる。中立部屋時代からの古株、若手の多い部屋の精神的支柱として頑張りたい。

★取り口解説　　長身、リーチを活かした突っ張りと、右四つの寄りが得意。正攻法で前に出ていく相撲が魅力である。立合いは右肩でかち上げるように当たってから突き放すことが多い。

★パラメータ・スキル解説　　長身で上突っ張り気味のため、やはり二本差されてばたつく場面が目立つ。

★注目ポイント　■あと一番　　16年7月、7枚目で６勝１敗、見送り。翌場所、東筆頭で３勝１敗から負け越し。17年7月、9枚目で６連勝も７番相撲を落とす。翌場所、東３枚目で７番相撲を落として４勝３敗、見送り。翌場所東筆頭、連勝スタートも３勝４敗。新十両を前にして随分悔しい思いをしている。22年３月も７番相撲で負けて３枚目の４勝で見送られるあたりは本領発揮だったが、再十両以降は幸運が続いている。

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上位陣	白鵬　琴欧洲　日馬富士　把瑠都　琴奨菊　稀勢の里
三　役	鶴竜　豊ノ島　豪栄道　栃煌山　阿覧　栃ノ心　豊真将
古　参	雅山　安美錦　旭天鵬　若の里　武州山　高見盛栃乃洋　時天空　黒海　朝赤龍　豪風
中　堅	若荒雄　隠岐の海　嘉風　北太樹　豊響　土佐豊　臥牙丸　木村山　玉飛鳥　翔天狼　玉鷲　磋牙司　寶智山
新入幕Ⅰ	芳東　剣武　隆の山　大道　佐田の富士　松鳳山
新入幕Ⅱ	栃乃若　魁聖　宝富士　髙安　舛ノ山　富士東　妙義龍　碧山

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中　堅	若荒雄　隠岐の海　嘉風　北太樹　豊響　土佐豊　臥牙丸　木村山　玉飛鳥　翔天狼　玉鷲　磋牙司　寶智山
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三　役	鶴竜　豊ノ島　豪栄道　栃煌山　阿覧　栃ノ心　豊真将
古　参	雅山　安美錦　旭天鵬　若の里　武州山　高見盛栃乃洋　時天空　黒海　朝赤龍　豪風
中　堅	若荒雄　隠岐の海　嘉風　北太樹　豊響　土佐豊　臥牙丸　木村山　玉飛鳥　翔天狼　玉鷲　磋牙司　寶智山
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間合い
密	接	近	離	遠
△	△	△	◎	◎

間合い
密	接	近	離	遠
◎	○	△	×	×

間合い
密	接	近	離	遠
×	○	△	◎	△

間合い
密	接	近	離	遠
△	△	◎	○	○