現役力士データ　28年③古参力士

大ベテラン2人が退き、安美錦が最年長に。味のある力士がそろう。

基本データ	四股名等の基本的なデータ年齢はその年の誕生日以降のもの。取り口：相撲の取り方を独自の分類で表記（⇒相撲解体新書のページ参照）型　　：得意とする形（一例）　　得意技：公式のものに近い表記で体格　：身長は1cm刻み、体重は5kg刻みで掲載前後の平均的なもの、体格分類は解体新書参照
パラメータ持ち技リスト特性	体格：スケール、重量など体格面の総合値力　：馬力、腕力、小力などパワーに関する総合値足腰：バランス、踏ん張り、柔軟性など総合的な下半身の強さ速　：スプリント力、アジリティ、レスポンスなどスピードに関する総合値技　：相撲勘、技の鋭さ、タイミングなど技能に関する総合値離　：突き、押し、引きなど離れて取った時の技量組　：四つに組み合った時の技量Ａ～Ｇ（15～１、0.5刻み）でパラメータ表示それぞれに下位項目を設けているが、それ以外の要素も加味して計上している。持ち技リストは、数字がレベル（低１＜７高）、英字が頻度（多a>e少）を表す。決め技、崩し技は便宜上分けているが、それほど厳密に分類しているわけではない。（技名の前に左右がついていない場合は、どちらもある、または特に差がない場合。）特性は、心：精神面・癖、ジンクス、その他の特徴など　　　　　技：技量面、技リストで表しづらいテクニックなど　　　　　　体：体格・体力面、ケガなど詳細は、＜データ解説ver2.0＞を参照
サブチャート	■安定・大勝・キラーは活躍の傾向を示す。「 ○、△、×、無印」で傾向を示す。 ■攻め手・精神面は　　　　　　得意不得意、傾向の強さを☆＞◎＞○＞△＞×で示す。 ■間合い:密（密着した状態。がっぷ胸を合わせた状態）接（廻しには手がかかるが、胸は合わせていない状態。向付、半身など）近（体は接しているが廻しには掛からない距離。押し合い、前さばきの応酬）　　　離（完全に体が離れた間合い。突っ張りに適した距離。）　　　遠（遠距離。前掛かりに腕を伸ばして届く距離。）
解説	略歴・近況（27年1月時点）/対戦相手として見た時の分析/得意技・パラメータなどの解説

安美錦　最高位:関脇　青森出身　伊勢ヶ濱部屋　38歳
取り口：スピード・攪乱型				型：左前褌/おっつけ・右喉輪		得意手：押し、出投		185cm/150kg 均整中肉
体格	E 7.5	懐	8.0	＜決め技＞右のどわ　4b 下手出投げ4d 前褌寄り 4c はたき　　5b 上手出投げ4b 掬い投げ 3b 下手ひねり2d 上手投げ 3b 肩透かし 4c うっちゃり 3d 素首落とし3d	＜崩し技＞ハズ押し 4c 外掛け　3d いなし　　3b 大逆手 1e 引っ掛け 2c 足取り　　2d 裾取り　　2d 左おっつけ2b 巻き落とし2d 内無双　2e 小股　　1e	＜立合＞右のどわ　4b 右差し　　3b 左前褌　　3c 張り手　　3d 左上手 3c いなし　 4c はたき　　3d 出し投げ　3d 頭b肩d胸d 手c変化c	＜心＞上位キラ- 策士多彩帳尻土俵際対押し× 強行晩成型円熟人気	＜技＞前捌き突進相撲勘まわりこみ食い下り引き足○ 呼び込み	＜体＞前傾○ ヒジ柔軟体質柔軟ヒザ硬い左ヒザ右膝爆弾腰痛
		重	7.5
力	D 8.0	馬力	9.0
		怪力	7.5
足腰	E 6.5	安定	6.5
		粘り	7.0
速	D 9.5	出足	9.5
		敏捷	9.5
技	B12.0	技巧	12.5
		キレ	11.0
離	D 9.5	突	8.5
		押	10.0
		引	11.5
組	C10.0	寄	9.0
		投	11.0
		捻	10.0

★略歴　　20代前半は軽量級として多彩な技と土俵際の魔術で魅了、貴乃花最後の一番の相手としても名を馳せた。大物を食いながら故障も多く番付が乱高下していたが、体重が130キロを超えてから上位に定着。19年ごろは関脇で二桁勝つなど大関を期待された時期もあった。しかし早くから痛めていた膝の怪我がつきまとい、三役に定着するまでには至らず。それでも30代後半になっても衰えを見せず、上位力士の脅威であり続けている。

★前年　　平均5.4点。大崩れせず6枚目以内で推移。春は7連勝スタートで沸かせ、8勝3敗4休とリタイアしながら三賞選考委員会で名前が出た。殊勲者インタビューでの軽妙なトークを見られる場面が少なかったが、安美錦らしい相撲は見せた。九州では千秋楽、決定戦に望みをつなぎたい松鳳山を素首落としに下し、日馬富士の優勝をアシスト。13勝目を阻止し、自身も久々に上位で勝ち越したが、惜しくも帰り三役は見送られた。

★当年　　旭天鵬、若の里が去り、幕内最年長。今年で38歳になるが、まだ上位で取れる。伊勢ヶ濱部屋の隆盛を支える精神的支柱として期待される。

★取り口　　かつては出し投げや外掛け、無双に足取りも駆使した業師だが、別人のような身体を作り上げて今や完全に押し相撲の人。鋭い当たりから左おっつけ右のど輪で前に出て圧倒することもあるし、いきなりの叩き込み、素首落としも増えている。悪く言えば完全なケレン相撲だが、飄々とやってのけるから文句は出ない。朝青龍、白鵬を刈ったこともある外掛けは、もう7年も決めていない。

★パラメータ・スキル　　総合値9.0。膝の故障は慢性化し縦横無尽には動けないが、前後のスピードは健在。踏ん張りが効かなさそうにみえて、時にかつてのような粘り、逆転も見せる。勝負師らしい思い切りのよい奇襲も武器。

豪　風最高位:関脇　秋田出身　尾車部屋　37歳
取り口：撹乱型				型：左ハズ/差し・右おっつけ		得意手：押し、叩き		170cm/150kg 短躯肉厚
体格	F 5.5	懐	5.0	＜決め技＞突き落とし4c はたき　　 5c 引き落とし4b 掬い投げ 3c 肩透かし　3c 内掛け　　3d 首投げ　　3d 小手投げ 2c 一本背負い1e かわず掛け2d	＜崩し技＞右おっつけ4b ハズ押し 4b モロハズ 4c 左おっつけ3b 右のどわ　3c いなし　 3c ちょん掛け1d 腕捻り　 2e 裾払い 2e	＜立合＞左ハズ　　3b 右おっつけ3b 左差し　2d 体当たり　2c かっぱじき2d 突き落とし2d はたき　　3d 頭b肩c胸c 手d変化c	＜心＞引き癖冷静横攻めツラ相撲策士帳尻超晩成型円熟	＜技＞挟みつけ速攻変化技○ ワキ甘い荒技引き足○ 呼び込み	＜体＞重心低い肩幅広いリーチ× 体質柔軟
		重	6.5
力	D 8.0	馬力	8.0
		怪力	8.0
足腰	E 7.5	安定	7.5
		粘り	8.0
速	C10.0	出足	10.0
		敏捷	10.5
技	D 9.5	技巧	9.0
		キレ	10.0
離	C10.0	突	8.0
		押	10.0
		引	12.5
組	E 6.0	寄	6.0
		投	7.5
		掛	8.0

★略歴　　14年に運用が始まったばかりの幕下15枚目格付出資格を得て入門。170センチの小兵ながら所要5場所で入幕。この場所で膝を痛めて休場するなどしばらく故障に泣かされたが17年から幕内を保っている。20年初場所は12勝して初の敢闘賞、翌場所新三役となったが、上位に定着できなかった。俊敏な動きが持ち味だったが、普通は突き押しが通じなくなる30歳を過ぎたあたりから押し、引きの技術が円熟の域に達してきて平幕上位で健闘するようになり、26年には35歳にして史上最年長の初金星を獲得、翌場所は6年ぶりの三役で最年長新関脇となった。

★前年　　26年の活躍には驚かされたが、27年は二桁黒星３回、最後は2年ぶりの前頭二桁で負け越しと寂しい結果に終わった。実績は豪栄道に勝った一番くらい。

★当年　　3場所連続負け越しで十両陥落のピンチ。30代後半、年齢的に厳しい面もあるが、弟弟子の活躍に負けずにもう一花。

★取り口　　おっつけを軸に押し上げ、引き技を交えた機敏な動きで翻弄する。懐に入っても差さずにハズにあてがって止まらないように攻め続ける、左を覗かせると投げや掛け技も持つ。変化は神業。肩幅が広くおっつけを多用するので、差されやすい傾向がある。こうなるとお手上げだが、思い切った首投げもある。

★パラメータ・スキル　　総合値8.1。三役でも健闘した前年よりは大きく落ちた。上背はないががっちりした体形。もともとが低いが、あまり頭を下げないので引き技を誘う相撲ではない。大ベテランと呼ばれる年齢になっても動きの良さは変わらないが、押す力が落ちれば引きも決まらず苦しくなる。筋トレで維持に努める。

豊ノ島　最高位:関脇　高知出身　時津風部屋　33歳
取り口：技能型				型：左下手/モロ差		得意手：下手投、押し		169cm/150kg 短躯肉厚
体格	E 6.5	懐	5.5	＜決め技＞左下手投げ6b モロ差寄り5b 肩透かし 5c 下手出投げ3d 左掬い投げ4b ハズ押し 3b 吊り寄り 2c 内掛け　 2d 切り返し　2d 上手出投げ3d	＜崩し技＞渡し込み 2d まわし切り3c 下手ひねり2d かわず掛け2e いなし　5b 巻き替え 4b 右のどわ 2d 首投げ　 2d 外掛け　　3c はねあげ　3b	＜立合＞左差し　　４b モロ差し　3b 張差し　　2d カチ上げ 2d 右ハズ　 2d のどわ　 1d もぐり　　1d 頭d肩c胸a 手c変化e	＜心＞スロ-スタ-ト尻上がり逆境○ ツラ相撲対速攻× 土俵際安定感	＜技＞差し身足癖足跳ね上げまわりこみ引き足○ 左半身頭四ツ	＜体＞粘り腰腹相撲足腰柔軟反り身○ 重心低い右ヒザ左ヒジ腰痛
		重	8.0
力	E 7.5	馬力	8.0
		怪力	7.0
足腰	D 9.0	安定	8.5
		粘り	10.5
速	D 9.0	出足	8.5
		敏捷	9.5
技	B12.0	技巧	12.0
		キレ	11.0
離	D 8.5	突	7.0
		押	9.0
		引	10.5
組	C10.0	寄	8.0
		投	11.5
		掛	8.0

★略歴　　高校相撲を経て角界入り。身長不足で当時は第二検査での合格だったが、2年半で入幕。当時は身体も軽く幕内定着に時間を要したが、19年1月に12勝を挙げると、翌場所初日は上位初挑戦で身長差35センチの琴欧洲を下手投げに下して鮮烈な印象を与え、三役に昇進。2度目の三役では二桁勝って殊勲賞を獲得し、大関候補にも名前が挙がった。22年は謹慎で十両に落ちるが、14勝で制して復帰すると、翌場所幕内でも14勝。決定戦に進んだ。その後も三役の常連として上位を苦しめてきたが、24年の後半からは平幕暮らしが多くなっている。

★前年　　春場所日馬富士から通算4つ目の金星。九州場所も1敗で追い上げる稀勢の里を押し出すなど、技能派、大物食いの片鱗を見せたが三役復帰はならず。

★当年　　持ち味は発揮しているが、あまり星が上がらない。30歳を超えて怪我が増えているのが心配だ。

★取り口　　上背はないが頭は下げず、驚異的な上体の反りで相手の攻めを受けつつ左を差し込む。日馬富士戦も土俵際で止めの喉輪をグニャリとしなりながら跳ね除けた。両差し、または左四つになると、下手からの投げや肩透かしなど高い技能を発揮する。跳ね上げて下からのハズ押し、いなしての横攻めと離れても技能的な押し相撲を展開する。

★パラメータ・スキル　　総合値8.9。小柄ながら腹は立派に出ており腰も重い。腹をぶつけながらまわしを切る技はユーモラスかつ芸術的。低さを活かした押し相撲で、意表をついた速攻もある。往時の投げのキレがあまり見られなくなった。入幕当初得意にしていた内掛けなどは太ってきてから見られなくなった。

松鳳山最高位:小結　　福岡出身　二所ノ関部屋　32歳
取り口：突押・荒技型				型：左差し右上手/突っ張り		得意手：突き、投げ		177cm/135kg 小兵中肉
体格	E 6.5	懐	6.5	＜決め技＞突っ張り 4b 右上手投げ3a 上手出投げ4b 下手出投げ3d 掬い投げ　3b モロ差寄り2c 上突っ張り3b 右前褌寄り2c モロ手突き3b 小手投げ2d 下手投げ2c	＜崩し技＞ハズ押し2c 内無双　1e 渡し込み 1d 肩透かし2c 突き付け 2b ひねり　　2d 裾払い　 2d 巻き替え 2c 左腕返し 2b	＜立合＞モロ手突き3a モロ差し　2c 左差し　 2c 張差し　 2c 右喉輪　 2d 右上手　 2d 右前褌　1e 頭c肩b胸c 手b変化d	＜心＞にらみ仕切り遅いスロ‐スタ-ト尻上がり晩成型対長身○	＜技＞俵伝いまわりこみ回転○ 速攻足払い	＜体＞重心低い上体柔軟リーチ伸ユルフンバッタリ
		重	7.0
力	D 9.0	馬力	8.0
		怪力	9.5
足腰	D 8.0	安定	8.0
		粘り	8.5
速	D 9.0	出足	9.0
		敏捷	9.0
技	D 8.5	技巧	8.5
		キレ	9.0
離	D 8.5	突	8.5
		押	8.5
		引	8.0
組	E 7.5	寄	7.0
		投	9.0
		捻	7.5

★略歴　　遅咲きの大卒力士。18年に入門、幕下で苦労した上に、賭博事件で謹慎処分2場所とずいぶん道草を食った。しかし復帰すると連続幕下優勝、一気に入幕した。松谷から四股名を改めた新入幕場所で10勝、翌24年には上位定着。11月敢闘賞の活躍で三役へ躍進した。その後３度小結に再昇進したが、いずれも勝ち越しならず。30歳になったあたりから急に力が落ちて上位から消え、十両で低迷しかけていたが、劇的に復活。

★前年　　名門の看板を背負って臨んだ27年だが、3月は1勝14敗で陥落。十両でも2場所負け越して急激な衰えかと心配されたが、秋は13勝で優勝。再入幕のご当所九州では千秋楽まで1差に残り、敗れたものの自己最高12勝を挙げて3度目の敢闘賞を獲得した。

★当年　　トレードマークの黄金色から紫の締め込みに戻して心機一転、Ｖ字回復で1年半ぶりの上位復帰。気迫が戻り、勢いに乗っている。年齢的にもまだまだやれる。三役復帰なるか。

★取り口　　小兵の部類に入るが、もろ手突きから真っ向突っ張って勝負、左を差す相撲で胸を合わせても力強く、豪快な上手投げや器用な出し投げも持っている。出し投げの前に内掛けの方向に足を払ってけん制しておくのが独特の妙技。大きな相手には差さずに攻めたいが、なまじ組んでも強いだけについ左が入ってしまうことも。

★パラメータ・スキル　　　総合値8.1。1年間で休場もないのに急激に落ちて急激に上がった珍しいケースで評価しづらい。現時点でどこまで力が戻っているか、初場所が試金石だ。突き押しだが投げの強さも魅力。そんなに前掛りでもないが、前に落ちることは少なくない。

北太樹　最高位:前頭二　東京出身　北の湖部屋　34歳
取り口：疾風型				型：左差し右上手/おっつけ		得意手：寄り、突押		184cm/150kg 中型筋肉
体格	E 7.0	懐	7.5	＜決め技＞左四つ寄り3b 右四つ寄り3c 上手投げ 3c はたき　 2c 外掛け　　4c 打っ棄り　3d 下手投げ 2c 突き落とし2c 掬い投げ 2c 小手投げ 2c 上手出投げ2d	＜崩し技＞突っ張り 3c 右おっつけ3b 閂　　　　2d 極め　　　 4c 小手捻り　1d 右のどわ　2b もろ手突き2c 投げ寄り　2d 浴びせ倒し2d 首投げ　1e 三所攻め1e	＜立合＞モロ手突き2b カチ上げ　2c 左差し　　2c 右おっつけ2c 右のどわ 2b 右差し　　1d はたき 1d 頭c肩b胸d 手b変化d	＜心＞強行ツラ相撲仕切り遅い晩成型	＜技＞速攻右甘い土俵際引張込み	＜体＞粘り腰左膝爆弾
		重	7.0
力	E 7.5	馬力	7.5
		怪力	8.0
足腰	E 7.5	安定	7.0
		粘り	9.0
速	D 8.0	出足	8.5
		敏捷	7.5
技	D 7.5	技巧	8.0
		キレ	7.0
離	E 7.5	突	7.5
		押	7.5
		引	7.5
組	D 8.0	寄	8.5
		投	8.0
		極	9.0

★略歴　　平成10年入門の叩き上げ。9年半かけて関取に、10年半で新入幕。膝の状態が悪く、2場所で陥落して1年ほど十両暮らしに戻ったが、22年に復帰すると一気に上位進出。夏場所には大関琴光喜から銀星を挙げた。以後平幕の上位から中位に定着。25年には前頭2枚目に最高位を更新したが、それを最後に上位対戦圏には戻れず、十両にも落ちたがすぐに復帰した。

★前年　　26年11月は３勝に終わって5年半ぶりに十両陥落したが、格の違いを見せつけて13勝2敗の優勝。再入幕でも好調を維持、5枚目まで戻したが、また不調に転じて4場所連続負け越し。11月場所13日目に師匠が急逝、千秋楽は北の湖部屋の力士として最後の出場、見事制して幕内残留を決めた。

★当年　　山響部屋所属として迎える初場所は幕尻からのスタート。衰えを指摘する声にもう一度打ち勝ちたい。

★取り口　　寄り身の速さが武器。左四ツで寄るのが十分だが、右を差しても前に出られる。出ながらの外掛けや、相手の差し手を極めての力技もある。突っ張りから入ることもあって、自在の取り口だ。かつては左ひざのサポーターがトレードマークで足腰が悪そうだったが、うっちゃりもある。

★パラメータ・スキル解説　　　総合値7.6。万能タイプ。寄りあり、外掛けあり、極めも強力。幕内中位で活躍していた2，3年前に比べると全体にややパワーダウン。

豊　響最高位:前頭二　山口出身　境川部屋　32歳
取り口：前進型				型：左ハズ右のどわ/突っ張り		得意手：突き押し		185cm/185kg 巨漢筋肉
体格	D 9.5	懐	8.0	＜決め技＞右のどわ　5a 突っ張り　3b ハズ押し　4a 突き落とし3b 小手投げ 3c がぶり寄り2d 上手出投げ1d 下手出投げ1d モロ手突き3c 左差し寄り3c はたき　　2c	＜崩し技＞左おっつけ2b 右おっつけ3b 引き落とし2c ぶちかまし3b カチ上げ　2e 跳ね上げ 3b 浴びせ倒し2d 極め　　2d	＜立合＞ぶちかまし3a モロ手突き2b カチ上げ 2d 右のどわ　4c おっつけ　1c 突き落とし1e 頭a肩c胸e 手b変化e	＜心＞ツラ相撲スロ-スタ-タ尻上がりシンプル助走	＜技＞突進電車道ワキ甘い回転× 詰め×	＜体＞額大きい前がかり体質硬い足腰硬い粘り腰× 右肩
		重	10.5
力	D 9.5	馬力	10.0
		怪力	9.0
足腰	E 6.5	安定	6.0
		粘り	7.0
速	E 7.0	出足	8.5
		敏捷	6.0
技	E 6.5	技巧	6.5
		キレ	7.0
離	D 9.0	突	9.0
		押	9.0
		引	7.0
組	E 6.5	寄	6.5
		投	7.0
		極	9.0

★略歴　　17年に入門。相撲を離れていて年は食っていたが、序二段、新十両で優勝するなど同期同部屋の高校横綱・豪栄道にも負けない速さで出世した。19年名古屋の新入幕では敢闘賞を受賞するなど、年1回のペースで三賞を獲るも、上位にはなかなか進めず、網膜剥離や謹慎もあって十両落ちも経験。24年夏場所は境川旋風とうたわれる活躍で白鵬から初金星と２大関も破ったが、上位には定着できなかった。迫力ある出足に、「平成の猛牛」の異名も。

★前年　　27年に入ってケガもあって不調が続き、初めて休場以外で十両落ち。5場所で5連敗以上を記録、連敗癖が尾を引いた。

★当年　　平幕下位でも苦戦が続くが、面相撲で波があり、弱くなった感じもしない。調子をつかめば大勝ちしたりするかもしれない。

★取り口　　大きな額でぶちかましてからの押しの強さを生かした突き押し一筋の相撲。自慢ののどわ押しで一気に出ることもある。四つの相手には差し手をおっつけ、反対をハズで距離を取って前進、のどわで豪快に仕留める。押し相撲の相手には下からあてがうようにして跳ね返しながら出ていくことが多い。元は四つ相撲で、左を差しての寄り、右小手投げもある。

★パラメータ・スキル　　総合値7.8。重量級の押し相撲。技は質量ともに劣るが、キレはなくとも強引に決め切る。突進力は上位陣も恐れる。とんでもないツラ相撲で、5月は6連敗のあと3連勝で幕内残留、7月は4連勝の立ち上がりから8連敗で陥落。9月は十両で10連勝と圧勝かと思いきや5連敗。11月も5連敗5連勝3連敗で負越し。

時天空最高位:小結　モンゴル出身　時津風部屋　37歳
取り口：業師・撹乱				型：右下手、突っ張り		得意手：突き、足癖		186cm/145kg 均整中肉
体格	E 7.0	懐	8.0	＜決め技＞突っ張り 3b 二枚蹴り 3d 肩透かし 3c 上手出投げ2c はたき　　3b 裾払い　 4c 引き落とし3b 内掛け　　4d 掛け投げ2c 下手投げ2c 掬い投げ2c	＜崩し技＞のどわ　　3b 張り手　　3c ひねり　 2d 切り返し 2d 丁斧掛け1d 蹴返し　 3b 外掛け 2c	＜立合＞モロ手突き3b 右差し 2c 張差し 3b 左上手 2c 蹴手繰り5d はたき 3d　頭d肩c胸c 手b変化b	＜心＞引き癖つき手送り技多彩水入りツラ相撲策士淡泊じらし晩成型	＜技＞右足癖多彩引き足○ 変化技○ 逆四つ○ まわりこみ対速攻× 右半身	＜体＞立ち腰リーチ長上体柔軟足腰柔軟バッタリ
		重	7.0
力	E 7.0	馬力	7.0
		怪力	7.0
足腰	E 7.0	安定	7.0
		粘り	7.5
速	E 7.5	出足	6.5
		敏捷	8.5
技	D 9.0	技巧	8.5
		キレ	9.5
離	E 7.0	突	8.0
		押	6.5
		引	9.0
組	D 8.0	寄	7.5
		投	8.5
		掛	11.0

玉　鷲最高位:小結　モンゴル出身　片男波部屋　32歳
取り口：パワー型				型：左おっつけ右ハズ		得意手：押し		190cm/160kg 長身筋肉
体格	D 8.5	懐	8.5	＜決め技＞右のどわ　4b ハズ押し　4b 小手投げ 4c 左のどわ 3b モロ手突き3c 突き落とし3c 突っ張り 2c 右上手投げ1d 掬い投げ1c はたき　 2d	＜崩し技＞左おっつけ3b 右おっつけ2b 極め　　3c 切り返し 1e 吊り　　　1e 足取り　 1e ぶちかまし2c 首捻り　　1e 巻き落とし1e	＜立合＞ぶちかまし3a 右突き放し3c モロ手突き2d モロハズ　2c 左おっつけ2d 左のどわ　1d 頭a肩d 胸d手c変化e	＜心＞ツラ相撲突押徹底ムラッ気晩成型シンプル	＜技＞速攻出足挟みつけ引張り込み	＜体＞前掛かり腰高上体硬い
		重	8.5
力	C10.0	馬力	9.5
		怪力	10.5
足腰	E 7.0	安定	7.0
		粘り	7.5
速	D 8.0	出足	9.0
		敏捷	7.5
技	E 7.5	技巧	7.0
		キレ	8.0
離	D 9.5	突	9.0
		押	10.0
		引	7.0
組	E 7.0	寄	6.5
		投	7.0
		極	9.5

佐田の富士最高位:前頭三　長崎出身　境川部屋　32歳
取り口：前進型				型：左のどわ右おっつけ		得意手：突き、押し		190cm/200kg 大型筋肉
体格	Ｃ11.0	懐	10.0	＜決め技＞左のどわ 3a 右のどわ　3a 突っ張り 3b モロ手突き3b 突き落とし2c 右上手投げ1d 掬い投げ　2c 引き落とし1c 左四ツ寄り2c 小手投げ　2d	＜崩し技＞右おっつけ3b 左おっつけ2c ハズ押し 2b 極め　　　3c　外掛け　　1e 巻き落とし1e いなし　　2c	＜立合＞モロ手突き3a 右のどわ　2b 左おっつけ2c 左のどわ　2c 　　頭d肩d胸d 手a変化e	＜心＞シンプルまった番付運○ 晩成型	＜技＞ワキ甘い引張込み	＜体＞腰高立ち腰リーチ長体質硬い筋肉質
		重	11.5
力	D 9.0	馬力	9.0
		怪力	8.5
足腰	E 6.0	安定	5.5
		粘り	6.5
速	F 5.5	出足	6.5
		敏捷	5.0
技	E 6.0	技巧	6.0
		キレ	6.0
離	D 8.5	突	8.5
		押	8.5
		引	7.0
組	E 7.0	寄	7.0
		投	6.0
		極	8.5

蒼国来最高位:前頭五　中国出身　荒汐部屋　32歳
取り口：正攻法型				型：左差し右上手		得意手：寄り、投げ		185cm/130kg 軽量筋肉
体格	E 7.0	懐	7.5	＜決め技＞左四つ寄り5b 両差し寄り3b 上手投げ 3a 上手出投げ3b 下手投げ　3b 掬い投げ　3b 小手投げ　2c 切り返し　3d 下手出投げ3c 吊り落とし2d	＜崩し技＞引っ掛け 3c たぐり　　3c ひねり　2d 吊り寄り　2c 二枚蹴り1e 右腕返し2c 右ハズ押し2c 肩透かし　1d 左前褌寄り2c うっちゃり1d かわず掛け2e	＜立合＞左差し　2b 前ミツ 2d 右差し　 2d 両差し　 2d おっつけ 1c のどわ　1d 引っ掛け 2d はたき　 1d 頭d肩b胸c 手d変化e	＜心＞番付運× 晩成型息切れ逆境○	＜技＞差し身ヒザ払いまわりこみ逆四つ○	＜体＞敏捷筋肉質足腰柔軟
		重	6.5
力	D 8.5	馬力	7.0
		怪力	9.0
足腰	D 9.0	安定	9.0
		粘り	9.5
速	Ｅ 7.5	出足	7.0
		敏捷	8.0
技	D 8.5	技巧	8.0
		キレ	9.0
離	E 6.0	突	6.0
		押	6.5
		引	6.5
組	D 8.5	寄	9.5
		投	8.5
		吊	8.0

★略歴　 15年に19歳で入門、軽量で幕下で苦労したが22年に関取に。4場所連蔵勝ち越しで入幕を果たした。幕内でも８、６、８勝と定着しつつあったが、八百長を認定され引退勧告。ほとんどの力士がしぶしぶ引退する中、これを受け入れず解雇処分となった。事件も忘れ去られようとしていた25年、解雇無効の判決が下り、協会も控訴せず結審。23年技量審査場所の順席での地位回復、すなわち西前頭15枚目で名古屋場所からの復帰が認められた。前代未聞の復帰場所は6勝と健闘したが、2年におよぶ法廷闘争で疲弊した体はさすがに苦しく十両下位まで番付を落とすが、土俵に慣れてきたか解雇前を上回る幕内中位まで進出してきた。

★前年　　再入幕後定着しかけていたが、最高位で途中休場。しかし十両から1場所で復帰すると、連続で勝ち越し自己最高位を更新して上位と当たる地位も見えてきた。力がついてきた印象。

★当年　　着実に力をつけているが、もう31歳。チャンスは逃したくない。

★取り口　　軽量ながら体の力は強く、胸をあわせての四つ相撲でも力を発揮。以前は右四つ得意だったが、最近は左四つに転向して好結果。右も入れて両差しになることも多い。突き放されても腕をたぐったりとしぶとい。

★パラメータ・スキル　　総合値7.9。力強さ、ばねの強さを評価。投げ、出し投げは上手からも下手からも打てるが、やや頻度は減った。左四つの寄りの型が素晴らしく、吊りもできる古風な四つ相撲。身体がない分、スピードはもう少し必要か。あとは、終盤の息切れがもったいない。

里　山最高位:前頭十二　熊本出身　尾上部屋　35歳
取り口：業師型				型：左差し右前褌		得意手：食下り、押し		177cm/120kg 小兵筋肉
体格	F 4.5	懐	4.5	＜決め技＞下手ひねり6c 左下手投げ5c 肩透かし　4b 前褌寄り　3b 下手出投げ4c 上手出投げ2d 拝み寄り 2d 掬い投げ　2d 引き落とし3c 一本背負い1d	＜崩し技＞モロ差寄り2c 伝え反り 4c いなし　　3c 足取り　1e とったり 3c 突っ張り　2c ハズ押し 3b おっつけ3a	＜立合＞もぐり　　5b 左差し　 2c 右のどわ　1d ぶちかまし1d モロ手突き2c 左前褌　　2d とったり　1e 頭a肩c胸d 手b変化c	＜心＞土俵際エレベータ二段階成長ムラッ気スロ-スタ-タ	＜技＞もぐりまわりこみ食い下がり左半身	＜体＞上体柔軟重心低い反り身○ 前傾○ 左太もも左ひじ
		重	4.5
力	F 5.0	馬力	5.0
		怪力	5.5
足腰	D 8.5	安定	7.0
		粘り	9.0
速	D 8.5	出足	7.0
		敏捷	9.5
技	C11.0	技巧	10.5
		キレ	11.0
離	E 6.5	突	6.0
		押	6.5
		引	7.5
組	E 7.0	寄	6.5
		投	10.0
		捻	13.0

★略歴　　日大を経て16年に入門。新興の尾上部屋で把瑠都らと切磋琢磨しつつ、技能を武器に2年で関取に。8場所かかったが、十両優勝で19年5月新入幕。しかし2場所目に大敗して陥落、十両でも踏ん張れずに幕下落ち。そのまま3年半ほど低迷、やっと十両に復帰しても不安定だったが、24年以降やっと定着。25年九州は6枚目で10勝、幸運も手伝って6年ぶりの幕内復帰が叶った。26年1月は業師ぶりを存分に発揮、千秋楽勝てば技能賞だったが、大相撲の末にまさかの反則負け。多くの同情を誘った。

★前年　　悲劇から1年半、故障もあって一時十両下位まで下げていたが、7月場所で幕内復帰を果たす。残念ながら5勝どまり、その後はまた十両で奮闘中。

★当年　　技は健在。新鋭相手など誰とやっても楽しみな力士。幕内でも十両でも存在感を発揮できる稀有な存在だ。

★取り口解説　　かつては体の割に突っ張りがあった印象だが、今は立ち合いのもぐり、左下手に賭けている。右で突く動きを見せたり、一瞬止まったりとうまくタイミングを外してしゃがむように中に入り、左を差して食いつくと、強引に出てくる相手をかわしながらさらに低く入り、前褌を引きつけたり、二本入って一気に走る。または下手投げ、肩透かしで仕留める。さらに逆方向の下手ひねりも相手の体重移動を見逃さず鮮やかに決める。

★パラメータ・スキル解説　　総合値7.3。体力的には十両以上では厳しい。速い動きで撹乱するほどの突き押しはないので、もぐって食い下がっての技能でチャンスをうかがう。左腕を極められるのは想定内だが、肘の負担は大きい。

朝赤龍最高位:関脇　モンゴル出身　高砂部屋　35歳
取り口：技能型				型：左差し右前褌/おっつけ		得意手：寄り、出投げ		184cm/145kg 平均中肉
体格	E 6.5	懐	7.0	＜決め技＞上手出投げ4c 右上手投げ3c 下手投げ 3c 左前褌寄り3c はたき　 4b 突き落とし 4b 右おっつけ2d 引き落とし 4c 裾払い　　2d 下手出投げ2d	＜崩し技＞いなし　　4b 内無双 2d はねあげ 3b 河津掛け2d ちょんがけ1e たぐり　　2c 突っ張り 3c ひねり　　3c	＜立合＞モロ手突き2b 左差し 3b 張差し　 2d 右おっつけ2b 足取り　　2e 突き落とし2d 頭c肩c胸d 手b変化d	＜心＞慎重ツラ相撲東京場所× 大阪○ 早熟型	＜技＞まわりこみ逆四つ○ 変化技○ 受身○ 打ち合い○ 足癖もぐり	＜体＞重心低い体質柔軟右膝
		重	6.5
力	E 6.5	馬力	6.0
		怪力	7.0
足腰	E 6.5	安定	6.5
		粘り	7.0
速	E 7.5	出足	7.0
		敏捷	8.0
技	D 8.5	技巧	9.0
		キレ	8.0
離	E 7.5	突	7.0
		押	7.5
		引	9.0
組	D 8.0	寄	7.0
		投	9.0
		捻	8.0

★略歴　　明徳義塾高から朝青龍の後輩で、1年遅れて平成12年入門。兄弟子に劣らずスピード出世を果たし、15年初場所は十両を制し、連覇で横綱をつかんだ朝青龍とのアベック優勝で新入幕を決めた。幕内では好不調が激しかったが、16年春は初日から勝ちっぱなし、大関魁皇との全勝対決も制し12連勝。結果13勝で殊勲技能のＷ受賞の快進撃。18年夏には4大関を破り10勝で敢闘賞、新三役となる。19年、20年には三役でも活躍していたが、その後は平幕暮らし。膝の故障で粘りのある相撲が減ってしまった。24年には9年ぶりに十両陥落。故障を抱えながら高砂部屋唯一の関取の座を死守していたが、ようやく弟弟子も関取に昇進した。

★前年　　ようやく十両から抜け出し3年ぶり入幕。再入幕では持ち味を出していたが給金ならず、翌場所は３勝しかできずに陥落。

★当年　　幕内ではかなり厳しい結果を突き付けられた。弟弟子・朝弁慶が関取に。部屋頭として高砂部屋復活へ貢献してほしい。

★取り口　　低い姿勢でおっつけながら攻める技能派力士。前褌を取ると、出し投げの妙技を発揮する。上手からも下手からも打てる。左右への動きが早く、変化も武器。

★パラメータ・スキル 　　総合値7.3。近年押し出しが激減。まわしを取ることが増えている。体は大きくはないが粘り強く、腰が重いタイプだったが、右ひざの古傷を抱えて踏ん張る力が弱まってきた。

阿夢露　最高位:前頭五　ロシア出身　阿武松部屋　33歳
取り口：正攻法型				型：左前褌右おっつけ		得意手：寄り、出し投げ		192cm/125kg ソップ筋肉
体格	E 7.0	懐	9.0	＜決め技＞左前褌寄り3b 右前褌寄り3c 拝み寄り　2d 両差し寄り2d 上手出投げ3c 下手出投げ2d 上手投げ　2c 下手投げ　2c 突き落とし2c 小手投げ　2d 切り返し　2d	＜崩し技＞おっつけ2b しぼり　　2c はねあげ　2c 突き放し　2c のどわ　　2c もろハズ　2d はたき　　2c 浴びせ倒し1d 吊り　　1d 足取り　1e	＜立合＞ぶちかまし2b 左前褌　　2b モロ差し2d 右突き放し1c はねあげ2c 右差し　　2c 左おっつけ1c　頭a肩d胸d 手c変化e	＜心＞ツラ相撲強引超晩成型息切れ	＜技＞向こうづけ	＜体＞前がかり筋肉質リーチ○ 両膝爆弾
		重	5.0
力	E 7.5	馬力	6.5
		怪力	9.0
足腰	E 7.5	安定	7.0
		粘り	7.5
速	D 8.5	出足	8.0
		敏捷	9.0
技	D 8.0	技巧	7.5
		キレ	8.5
離	E 7.0	突	7.0
		押	7.0
		引	7.0
組	D 8.0	寄	8.5
		投	8.0
		吊	7.5

★略歴　　14年に入門、体重が一向に増えず、他の外国勢におくれをとった、20年になってようやく幕下定着、じわじわと力をつけ、22年に故障で三段目落ちしたものの、立ち直って24年初場所新十両となる。所要10年弱での関取の座に奮起し10勝1敗と走ったが、好事魔多し。膝に重傷を負い、5場所連続全休で序二段落ち。引退の危機によく踏ん張り、復帰してからは負け越し知らず。1年あまりで十両に復帰、さらに4場所連続で勝ち越して新入幕を果たした。跳ね返されたが再挑戦後は定着に成功。

★前年　　春の再入幕でも7連敗を喫したが、終盤持ち直し何とか残留。すると幕内でも通用しはじめ、3場所連続で勝ち越し。九州では5枚目にまで番付を上げた。

★当年　　自己最高位5枚目では、役力士との対戦はなかったが4勝11敗。上位経験者には通じなかった。伸び盛りの32歳はこの壁も突き崩せるか。

★取り口　　どちらか、もしくは両方前褌を狙って頭をつけて食い下がる。出し投げなどの技を駆使して力を発揮する。跳ね上げながら前褌を探る。組むとうるさいので突き放されることが多いが、対抗して跳ね上げて反撃する場面も増えてきた。

★パラメータ・スキル　　総合値7.6。突き押しに対しては軽さを露呈した。対抗するだけのリーチある突きは威力を増してきた。長身ながら軽量なので、がっぷりは避けて前傾姿勢で取る。

平成28年　＜home＞＜データ解説＞＜現役＞＜平成＞＜昭和＞
上位陣	白鵬日馬富士鶴竜琴奨菊稀勢の里豪栄道照ノ富士
三　役	栃煌山妙義龍逸ノ城碧山栃ノ心隠岐の海嘉風
古　参	安美錦豪風豊ノ島松鳳山北太樹豊響時天空玉鷲佐田の富士蒼国来里山朝赤龍阿夢露
中　堅	髙安勢魁聖常幸龍千代大龍宝富士臥牙丸佐田の海富士東德勝龍旭秀鵬誉富士鏡桜荒鷲
新　鋭	遠藤大砂嵐琴勇輝千代鳳千代丸貴ノ岩
新入幕	英乃海青狼大栄翔御嶽海