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荒汐部屋 所属 
時津風
創設 平成12年 現師匠
大豊
前師匠
開祖
勢力
 E
実績
 E
伝統
   E


概略

 元小結大豊の荒汐が、時津風部屋から独立して創設。


主な力士 (赤は現役。優は優勝、三は三賞、金は金星)

  幕内  蒼国来
  

四股名の特徴・その他

 部屋の名前から「荒」を冠する力士が目立つが、それほど特徴的ではない。

 ネットに強く、部屋のツイッターも装備。

■歴史

小結大豊   昭和50年代後半の巨漢力士。下積み10年で入幕し、再入幕から3場所で一気に新三役。しかし活躍期は短く幕内在位は2年ほどに終わり、幕下に落ちると連続休場で三段目に陥落。元三役力士としては戦後初の屈辱も優勝で晴らし、関取復帰を目指したが力尽きた。現役時代は苦労の連続だった。

部屋付きから独立   時津風付きで15年ほど後進の指導にあたっていたが、代替わりの平成12年に独立。超小部屋からスタートして10年間、独力で力士12人まで増やした。

悲願の関取が誕生も  中国内モンゴル自治区出身の蒼国来(来日からしばらくは旧字体)。期待されながら軽量で出世は遅れていたが、19年ごろから幕下上位に定着して部屋初の関取を窺った。番付運もなくあと一歩が遠かったものの、22年初場所でようやく昇進。すると十両は4場所で突破、幕内でも3場所中2場所勝ち越し。細身ながら吊りも見せる力強い相撲で定着しかかっていた。ところが直後の八百長問題では、最後の最後で追加でクロ認定され、引退勧告。これを拒否して解雇されたが、現在係争中である。

が出て引退勧告を受けた。

第2の関取誕生も経営難で閉鎖   八百長問題明けには多くの空き枠を埋めるため、ラッキーな昇進が相次いだが、皮肉にも花籠部屋もその恩恵に預かった。幕下上位で負け越した荒鷲がまさかの十両昇進を果たしたのである。二子山部屋の兄弟子に当たる二子岳の荒磯部屋が20年に閉鎖したが、その際ただ一人移籍したのが荒鷲だった。定着を目指していたが、24年4月に部屋の閉鎖が決まった。力士らは5月場所後に峰崎部屋に移籍する。3部屋目となる荒鷲は、今度は峰崎部屋初の関取を目指す。


■現状・展望

 喜びも束の間だったが、幕下以下の層は厚く期待できる若手も多い。親方も難しい立場ながら、蒼国来を信じてコーチ役を務めさせる親心を見せている。もちろん髷は付けたまま。裁判では、同様に解雇処分を受けた星風が1審敗訴。しかし蒼国来については八百長を認めた力士も関与を否定したとの情報もあり、結審が待たれる。

 

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